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benriya azuma ha hoshi wo kazoe nai bangaihen saigou to hiduki

本編は大好きな作品です。
こちらも発売前から楽しみにしていました。
全43ページ。以下少々ネタバレあります。
本編の主人公・柊月の高校の先輩、西郷視点の番外編です。
気に入った物は傷をつけてから大事に使い続ける子どもだった西郷。
高校で柊月を一目見て衝撃が走り「欲しい」と、自分の全てが悲鳴を上げた…
西郷が柊月と出会い、一緒に過ごし、柊月の大学進学と同時に離れ、そして神戸で再会するまでが描かれています。
私は以前より、西郷という不器用すぎる男に好感を抱く部分があったので、西郷視点のお話はとても嬉しかったです。
嬉しかったんですが…
やっぱりちょっと、読んでいてつらかった…
本編でも描かれた通り、西郷は柊月に会ったその日に無理やり抱く。
幼い頃、手に入れたサッカーボールに傷をつけてから大事に使い続けたように、一目惚れした柊月にも、傷をつけずにはいられなかったんだろうか…
柊月と体を重ねる関係になり、お揃いのピアスもプレゼントして、西郷なりに大事にしてたんだと思う。
「俺なんかでも 誰かを愛せるんじゃねえか」
でもそんな西郷の気持ちは柊月に伝わることはなく…
遠い神戸の大学へ行くと柊月が伝えると
「ヤリてえ時にヤれねえんじゃ意味ねえ」
と、まるであっさり手放すような態度の西郷。
心の中は柊月への執着でぐしゃぐしゃなのに、そんな気持ちは伝えられないんだな…
ここで西郷が柊月への気持ちを伝えられていたら…
または西郷が神戸へ行ってすぐに、柊月に連絡していたら…
二人の関係は変わったものになっていたかもしれない…
そう思うと、なんともやるせない気持ちになって……胸が締め付けられて、ちょっと泣けてしまいました……
今作を読んで、本編の1巻も少し読み返してみました。やっぱり再会する前の西郷の気持ちは、柊月には全く伝わってなかったなぁ。
神戸で再会後、神社での言い争いの時、西郷はようやく柊月への気持ちを伝えたけど、もう遅すぎました…柊月は東を好きになってしまったから…
不器用すぎる西郷の恋が描かれた、切ない番外編でした。
2巻で弱った柊月が西郷に頼る展開がありましたが、そのまま西郷とどうにかなることは多分ない…。
西郷にもいつかいい人が現れて、幸せになってほしい…。
あらためてそう思ってしまいました…。
やっぱり西郷というキャラクターが好きです。
切なすぎたので、星は4つにさせてください。゚(゚´ω`゚)゚。
(修正必要箇所なし)