あらすじ
《“過去”も“傷”も貴方のすべてを抱きしめたい。》
【未熟な文学青年×遊び好きな未亡人】が織りなす
美しき大正ロマンBL、ついに単行本化!
「惚れるとは、命を握られること。
ましてや――一目惚れなど」
大正七十二年。同性婚の認められた社会で
小説家志望の青年・陸九(りく)は、
下宿先の家主・如月(きさらぎ)に恋をする。
未亡人の彼に想いを募らせる陸九だったが
ある日、如月の不健全な遊び癖を知ってしまう。
「それでも、僕の初恋なんだ」
自分を弄んでいた彼に失望しつつも、
如月への想いを捨て去ることができない陸九。
一目惚れに命を握られた、彼の運命は――。