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まだBLにどっぷり浸かっていなかった頃、しかもどちらかというと男装の女性(事情があってそのことを隠していたりすると尚良し)と男性との禁断感漂う話が好きだった頃に、手にした本でした。
そのせいか、私の中ではどうしてもジムが「ベルサイユのばら」のアンドレとかぶります。
当時の海軍特殊部隊は同性愛は絶対禁止!それゆえ完全な禁断愛。
その禁断さがドキドキ感を増すとても大事なスパイスになっています。
性的経験もなく、また常にストイックで潔癖症で優秀なまさにエリートのロイ、しかし任務中にレイプ拷問を受け身も心もぼろぼろになってしまいます。
親友ジムや周囲の支えもあって任務に復帰できるまでにはなったものの、トラウマを抱えて一人苦しんでいたロイ。
そばにいて親友として支えているだけでは耐えられなくなったジムは、ある夜ロイを半ば強引に抱きます。
そして二人は恋人に・・・
二人の恋愛模様もさることながら、海軍特殊部隊としての仕事も描かれており、ちょっとした外国映画のようです。
ロイは本当に美しくて、格好良くて、そのストイックさと不器用さに非常に萌えました。
ただ、特殊部隊という設定から、殉職してしまう仲間もいたり、その描写も描かれているので、ずっと萌えているばかりもいられない作品です。
でも、未だに読み返してしまうぐらい好きな作品の一つです。
特殊任務中に拷問・強姦され心に大きな傷を負った、SEALの隊長・ロイと、
その部下である曹長・ジムのお話です。
二人の切なさを含みつつ、甘々な日常も萌えますが、
特殊部隊としての過酷な現実や、アクションも一興です。
サブキャラ達も個性あふれていて、とても愛おしいです。
海外モノをお探しの方には是非ともオススメしたい!