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senaka wo azukeru niha gaiden

作家さんの新作発表
お誕生日を教えてくれます
良い読後感です!ヨセフとディルクの恋の涯…
人間らしく弱みもあって、いろんなしがらみに翻弄される2人ですが、シリーズ通して成長していて嬉しくなりました。恋人同士で偶に会える時にとっても甘くなる2人。会えない間は、ちょっとした事を手紙に書いて出しあう2人にキュンとしました。
会えば幸せそうな2人に、甘い2人を堪能したい人も大満足かと思います!
そして、お仕事ではディルクの大仕事は佳境に。ヨセフにも危機が訪れて、ディルクを想うがために動けない。それでも、ディルクにはグラヴィスやマルツェルの他にも新しく心強い仲間ができて、ヨセフにはレオリーノやテオドール達離宮の仲間がいる。
シリアスな展開と、2人の甘い時間との両方楽しめました!
外伝はこれで完結のようで、ボリュームたっぷり気持ちの良い読後感で楽しめました
作品を読んでいて喜怒哀楽が自分の中を凄い勢いで駆け巡り、興奮し、熱狂してました。
そして読み終わった後の幸福感♡
しばくして、ふとこれで完結なんだと思うとちょっぴり泣けてきちゃいます。
だってまだまだ二人の様子を読んでいたいですもん!!
人気シリーズ『背中を預けるには』の外伝3巻にあたる作品です。
大好きなシリーズ作品なので、発売日をたのしみにしていました。
二年越しに再会したヨセフとディルクの様子が描かれている作品です。
晴れて、恋人同士になったふたりの様子が、ラブラブで、読み手が照れてしまうほどでした。
でも、ふたりの間には、ある障がいがあって、どうなることかとおもいつつ、よみすすめました。
泣けるシーンもあり、とても心にのこっている作品です。
素晴らしい、本当にただただ素晴らしい、
”恋の成就のその先”のお話でした。
読み終えた直後の今も、涙が止まりません。
血の呪縛、血による隔たりを超えた、愛の結実の物語。
「愛してる。俺のバター」
終盤、ディルクのこの一言に涙腺決壊。
読みながらティッシュとハンカチが手放せず、
何度もすすり泣きました。
2巻で成就したディルクとヨセフの恋。
3巻、甘く濃密な二人の愛の営みから始まる冒頭で頭も心も蕩けそうに…
互いを「パンとバター」と呼び合い、どっちがパンでどっちがバター?と戯れ合う二人の姿は、幸福そのもの。
しかし、元平民だけれどルーカスの養子となり貴族籍になったヨセフと、平民出身のディルクの間には「身分差」という高い高い障壁が。
平民として、この国の中枢で道を開拓しなければ意味がなく、
生涯ただ一度の恋だとしても、貴族になる道だけは選ぶことができないディルク。
一方、憂えることなく王族である主・レオリーノのそばにいるために、
ルーカスの養子となり貴族の籍を得たヨセフもまた、再び平民に戻る道は選べない。
愛し合い、共に生きることを胸に誓いながらも
現行法のままでは神に認められた婚姻を
叶えることができない二人の苦悩と葛藤に、
胸引き裂かれる思いでした。
平民上がりで初心なヨセフは当初、身も心も結ばれた自分たちは
正々堂々と永遠の愛を誓えるーと信じて疑わない。
それが叶わぬことと知っており、教えてやらなければ、と思いつつも
愛する者の夢を壊すことを恐れ、黙って微笑むしかないディルク…
ディルクがひとり二人の将来を思い悩む描写も、読んでいて苦しかったけれど、、
身分差ゆえに、自分たちは神の前で永遠の愛を誓い合うことはできない。
周囲からの指摘によって初めてその事実に気付いたヨセフ。
彼がその時感じた自分への羞恥と絶望、葛藤する様が、何よりも切なかったです。
誰一人敵う者などいない、最強の剣士であるヨセフ。
そんな彼が、自分に懸想し襲いかかってきたダミアンに対し、膝を折るー
平民出身で王宮の要職に就いたディルクを、権力をもって排除してやる、
とのダミアンの卑劣な脅し。
剣でどれだけ強くとも、王宮では結局はその血筋と権力、政治力がものを言う。
強いと信じ磨いてきた自らの力が、肝心な時に
この王宮内では役には立たないーと思い知らされ、
打ちひしがれるヨセフの姿に胸張り裂けます。。
で!!
ここで最高にたぎるのが、ディルクとヨセフ、それぞれの覚悟と決断です。
互いの進む道を尊重しつつも、決してこの愛を諦めないという強い思い。
特に胸熱くなるのが、ディルクの、想像の上をゆく決意と覚悟の内容。
終盤、ディルクがヨセフに見せた一枚の紙には号泣してしまいました、、
この紙に書かれた証が夢でなく現実のものとなるまで、一体どのぐらいの年月が必要なのかー
本編最後、その後のディルクについて記された数行にあった答えに、涙しました( ; ; )
またこの3巻(に限らず1巻も2巻もですが)、
恋愛面以外での大きな見どころの山がいくつも!
ファノーレンの未来を変える、大きなうねりと動きが描かれています。
王宮内の不穏な裏切りの気配、戦により抱え込んだツヴェルフラント領の農地改良、渓谷への砦建設による国境線画定への動き…
いや、ディルク一人の体で足りる!?と
口をあんぐり開いてしまうほどの大事件・大事業ばかりなのですが、
そこに力を貸してくれる協力者の面々の心強さよ!!
懐かしのあの人もいれば(大きな体の異能持ちエッボ、大好きです)、
意外なあの人があの人の指示で!?
という展開もあり、本当に息つく間もありません。
特に刺さったのが、明かされたゾラーフの境遇と書記官となるまでの道、
その裏に見えた、未来を見つめるグラヴィスの偉大さ。
一を聞いて十を知り、先読みの力に長けているディルクをも上回る大局的な視点のすごさに圧倒され、もう、言葉が出てきません。。
貴族と平民とを無意識に線引きしていたディルク。
そんな彼が、出自に関係なく、誰もが喪失を抱えて生きているー
と気付くこの瞬間、自分もまたハッとさせられました。
で!
王宮を揺るがす陰謀を暴く、ここぞ!という場面で大活躍するヨセフーーー…!!!!
久々の大立ち回りに、読みながら私も血湧き肉躍りました。心たぎりましたよ!!
異能者たちをして「本当に異能持ちじゃないのか!?」と言わしむるその実力を、
おおいに見せつけてくれました。
ダミアンとの一件により、王宮では自分の剣など役に立たないー
と打ちひしがれていた彼が、光と自信とを取り戻した瞬間。
私の胸も熱くなりました。
智略を巡らせ敵に斬り込むディルクと、体を張って大切な人々の命を守り抜くヨセフ。
こんな最強のタッグでバディで伴侶の二人に、心震えぬはずがない…!
そして。
大きな事件がなんとか片付き、農地改良や砦建設の目処も立ち、これから二人は「法で結ばれる」べく歩み出すのねー
というところの、まさかの「その先」が見られるなんて!!!
小綱先生、本当に本当に光ある景色をありがとうございます。
感情のままに書き散らしたレビューでまとまりもなく、恥ずかしいのですが、、
胸熱くして駆け抜けた522ページ。
二人の試練と希望、愛の結実の形を見せてくださった先生にただただ、感謝しかありません。
ささささ……サイッッッコウ!!そして…
だだだだ……大ッッッ感動!!!!
もーーー…泣きました。めちゃくちゃ泣きました。゚(゚´Д`゚)゚。
良い意味では喜び泣き。
悪い意味では怒り泣き。
喜怒哀楽の感情が根こそぎ掘り起こされ、毛穴という毛穴から怒りも喜びも悲しみも楽しさも全部ぶわぁ〜っと放出です。とにかく覚悟して読むべしのファイナル巻です!
感情をコントロールするのが難しいほど、物語の世界に引き摺り込まれてしまうストーリー展開はとにかく圧巻。ただただ「背中を預けるには」ワールドに心酔でした。
今巻はディルクとヨセフの恋の涯てを見届けるフィナーレ巻というのもあり、全部のシーンが見どころと言っていいでしょう。
国が抱える領地問題から、血統主義を掲げる貴族の陰謀、ヨセフを巡る三角関係にと、目が離せないことがてんこ盛り。ディルクの異例の大出世と、ヨセフとの蜜月期ももちろん外せない読みどころです^ ^
ただし、良い知らせもあれば最悪な知らせもあり、2人にとっての最大級の試練が待ち構えていることにも注目しなければいけません。
2巻でトラブルと疑惑の伏線がポツポツとばら撒かれていたと思いますが、それが今巻で弾けまくってえらいこっちゃのブッ込み展開でした。気になっていたあの話題、モヤモヤと引っかかっていたあの真相、ああ…なるほどこうやって繋がることで2人の、ひいては王国全体の危険因子となっていくのかと、絶望と怒りに襲われる一幕もありました。
物語冒頭はディルクとヨセフのボリューミーなイチャイチャベッドシーンに♪ルンルン♪していたのに、この天国と地獄の落差はなんだよぉぉぉ〜〜〜!と叫ばずにはいられませんでした。
元凶はヨセフに言い寄っていた公爵の息子のアイツです、アイツ。ストーカー気質のネチネチ執着がウヘェ…でしたが、ヤツがついに化けの皮を剥がしやがります。
ヨセフに求婚する背景には、これまた大貴族サマたちの思惑やら立場的なものやら思想やら王族への陰謀やらが紐付いていて、簡単にはお断りできない複雑な事情が非常に厄介に映りました。まぁ…一番最悪なのは、貴族と平民が結婚できない婚姻の法制度で間違いないですが…。゚(゚´Д`゚)゚。
ディルクがあまりにも有能で忘れがちだけど、平民なんですよねぇ。
エリート中のエリートで、しかも人脈もおそろしく広いし、高貴な方々からの信任も厚い。これほどの男を、くだらねぇ血統主義思想で蹴落とす貴族共の方がよっぽど卑しい血筋だっつーの。
いつかは伴侶となる関係を目指す2人にとっては困難な道がたくさんありますが、彼らには最強の味方がたくさんいることをお忘れなく。これまで築き上げてきた信頼や絆はもちろん、2人の人柄に惹かれて息子のように可愛がるオジサマーズたちの庇護欲と結束力をなめてはなりません。
ワンチームでクソ貴族たちを排除に乗り出す結束力、素晴らしいとしか言いようがありません……!!
最後の最後までどうなるか分からない不安と緊張のなか、やっぱりこの作品は最高の舞台で最高の結末を見せつけてくれますね!これ以上とない贅沢な終幕に感動の嵐でした。
この愛されし素敵なパワーカップルの姿は、ファノーレンの新しい未来の象徴になるのではないでしょうか。
身分や血筋が制約の理由にならないことを証明し、これからの明るい時代をディルクとヨセフの2人で手を取り合いながら作り上げて欲しいと願っています( ´∀`)