お買い得商品、セール品、中古品も随時開催中
jitensha ni notte
楠本こすりさんのデラックスこすり名義で出されたデビュー作です。
非常に古い作品ですが、いいですよーこれ。
絵はとっても可愛いし、話も今読んでもさほど古臭くないと思います。
可愛いだけじゃなくシリアスも巧くて、いい意味で可愛い絵柄に騙された気分になります。
今のBLに近い要素もあるし、Juneらしさも内包されてます。なんだか当時の空気が感じられますね。
BL要素は低く、匂い系の話ばかりですが、ぜひ出会う幸運があったら手に取っていただきたいなと思います。
『自転車に乗って』
ダントツ可愛い話。
暴走族に入った幼馴染まーくんのことが大好きで、一緒にいたいからという理由で暴走族に入りたいのだけど、そもそも自転車に乗れない、あっくん。
「自転車に乗れたら族に入れてやる」という言葉を信じてひたすら頑張るのです。
この笑えるくらいの一生懸命さが、族に入ったまーくんの気持ちを溶かしていくんですよね。
『伽鎖』
バイオロイド(コピー人間)の話。
民族問題、戦争のことも扱っていて、短いのにかなり深い話です。
『Gold rush』
寮生でひょんなことから演劇部を手伝うことになった二人の話です。
この演劇のストーリーがいいんです。金を掘りに行く男たちの話で、「黄金は隠されているから美しい」という、このくだりが好き。
そして、主人公の後藤がごくごく普通の男の子で、いい味出しております。
このコの心情が描かれる場面、胸を突かれてしまいました。
『真夏のShade』
一番BLというかJUNEな作品。
ひと夏の切ない恋物語です。胸が痛くなるけど、とても綺麗なストーリーだと思います。
『Jewely Town』
ロボット開発の研究員と、ロボットとの話。
このロボットのダメダメっぷりが笑える~。そして容赦なく突っ込む主人公w
ベタなノリですが、面白いですよ。
まるで夫婦漫才のようにやり合いつつ、これからも楽しく生活していくんだろうなと思うと暖かい気持ちになれちゃいます。
『超人ブルマー』
・・・男?女?どっちー!?でも面白いからいいや(笑)
とことんお馬鹿でいいです。私は好きですよ♪
かえっちょ
表紙画像をアップしてくださった方へ。
心から感謝致します。
ありがとうございました!!