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最近の定広先生の作品ではすっかり色が少なくなってまいりましたこの色。
懐かしい(・ω・)/
外人だったり、アクション。ヤクザ。
売春そして…な流れ。
エロじゃなく、ポルノと表現するのもよく似合う。
探偵だった兄。行方不明の兄を探すべく横須賀にやってきた音次。唯一の情報を求めて行き着いた先は、ハスラーのジョーと呼ばれる男の元だった。その男との出会いが…!?
という流れ。
シリーズの序章なので伏線多数。
近親相姦。リバ。強姦もろもろ有りますので、痛いの苦手な方はお気をつけください
あとがきに「日活アクションポルノといふこのシリーズ」と書かれているのですが、正にその通りかも。
作品全編に裏社会や売春、暴力という雰囲気が溢れているので、読者を選ぶ作品かもしれません。
私は裏社会モノは大丈夫なのですが、主人公達が17才という高校生の年齢でこの熾烈な社会に中で生き残っていかなければいけない状況が痛ましかったです。
情は元々この世界に生きているのですが、音次の方は普通の高校生だったので余計かも。
兄を追って裏社会に足を突っ込んでしまったのが運のつきというか…。
なぜ両親に知らせて協力を求めなかったのか…って多分これをしたらきっとお話は続かないのでしょうが…。
ただ、彼らが一体どこを目指しているのかが途中で分からなくなりました。
私の価値観の違いなのでしょうが、私にはジョーが輝いているようには見えなくて…音次にとったらジョーは兄を死に招いた片棒を担いだ相手かもしれないのに、すっかりジョーにメロメロのような感じがします。
伏線が沢山あって真実がどうなのかこれから明かされていくと思うので、今後に期待です。