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京山あつきさんが黄毛あつきさん名義で描いていた頃の作品、いやーー、読みたくて探しましたですよ!
頑張って探したかいがあったよ……って位には面白かったです。
幼馴染でいつも一緒だった涼平〔攻〕と剛〔受〕ですが、1巻のラストで涼平は広島から金沢へと引っ越してしまいます。
そして高校生同士での長距離恋愛が始まるのです。
この巻で涼平が実は学生の棋士としてはかなり強くてプロをせる腕前な事が分かったり。
剛が、自分と涼平との関係は実は友情を恋愛と勘違いしているんじゃないかと悩んだり。
金沢の涼平に会いに行こうと剛はバイトをするも、お金を女性に貸してその女性が姿をくらましてしまったり、バイト先が火事になってバイト代が貰えなかったりして、結局、剛は自転車で広島から金沢まで涼平に会いに行くのです。
青春だなーーと思わせる若さと丁寧な心理描写が素敵でした。
遠距離恋愛してみたり攻が学生棋士だったりと
今にして思えば時代を先取りしていたんじゃないか
と思うこの作品、今又多くの人に読んで戴きたい
作品かと思います。
心情描写が巧みなので少ない性描写でも相当濃厚に
感じますね。