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misokkasu omamoritori no goshujinsama ha kishidanchou
推し先生ズの御本、
とても楽しみにしていました!
ささら先生の文章が大好きで色々読ませて
いただいていますが「ピノ」がお好きな方は
是非読んでください♡
表紙の時点でマルのピュアさは確信、
毎日に楽しみと感謝を見いだせるまっすぐな心、
鳥姿も人型もほんっとうに可愛かったですね!
完全な悪人がいなかったことも印象的でした。
お前は俺の光鳥だ…!と王様がマルを手篭めに
するのでは?!なんて想像は杞憂に終わり、
兄弟関係も落ち着いて、とても良い読後感です。
亜樹良先生の絵もめっちゃくちゃ良いです!
マルのかわいさはもちろん、
ルーカスがかっこよすぎ!!
おとぎ話のようなワクワク感と、敵に果敢に立ち向かっていくハラハラ感を最大限に魅せていくファンタジーな一冊です。
アンデルセン童話の「みにくいアヒルの子」っぽさをマルに重ね見てしまうせいか、親しみや懐かしさで応援したくなるような物語でした(*´︶`*)
何といってもシマエナガがモデルとなっているマルのキャラクターがとっても可愛い!
丸っこいボディ(鳥の姿のとき)と、「あい。」の返事に庇護欲がそそられるプリチーチャーミングな守り鳥がこの作品の主人公。もちろん人の姿をとっていても可愛いので、マルのビジュや素直な可愛さにどっぷり浸かることができるのはこの作品の推しポイントです。
見た目も喋り方もこんなに可愛いのに、この世界ではなぜかみそっかす扱いなのが信じられません。
誰の目に留まらなくても卑屈になることなく献身的に頑張る姿や、明るく前向きに生きる健気さ、些細なことに幸福感を感じるピュアなハートがまずもうたまらん。見た目を裏切らないマルの素敵なキャラクターにすっかり虜になりました。(トリだけに… 笑)
そんな中、王弟であり騎士団長のルーカスに見初められ、マルもついに守り鳥デビューの夢が叶う大きな転機が訪れることになります。みそっかすのおチビちゃんにも一生のパートナーが出来た、しかも相手はこの国の最高ランクの男……!
美麗な他の守り鳥には目もくれず、マルを自分のパートナーにしたいと望むルーカスの固い意志にはトキメキと期待が最高潮でした。
王弟(権力)、騎士団長(能力)、マルを名指し(溺愛・執着)、スピード感のある身請け(財力)、……そして当然のように顔がいい(ビジュ最強)。最高スペックの王子様に見初められるシンデレラストーリー的展開は楽しさ冷めやらぬ一幕でした^ ^
いや、しかし。物語は王弟に選ばれて終わりじゃありません、むしろここからがスタートです。
ルーカスの守り鳥になってから始まる冒険の旅こそがこの作品の主軸の部分。国の守り神のような存在である光鳥に関する手掛かりを得るため、ルーカスと共に旅に出るマルですが、旅の途中ではシリアスな場面に遭遇したりもします。
被害に遭った村人たちを癒すマルの神秘的な能力は、この物語の鍵です。
他の守り鳥たちと違う見た目であったこと、マルには癒しの能力があること……これらのことを考えるとマルと光鳥との関係性が自ずと分かってくると思います。
「みにくいアヒルの子」だって、あっと驚く素敵なオチでした。みそっかすのマルにももしかしてそんな訪れがあるかも……?^ ^
その答えは、本書の中でぜひ確認下さいね。
更にといってはなんですが、マルの真の姿が明らかになってからも(もう答えを言ってる 笑)、そこからまた色んな波乱があるので見せ場が常に上積みしていく面白さを体感して欲しいと思います。
ルーカスとの関係はその中でも一番の見どころです。2人の恋愛がどう着地していくのが最後まで見届けていきましょう( ´∀`)
あいっ!
あ〜可愛い。生まれてくれて生きててくれてありがとうだよ。なんて健気で良い子なの〜マル。
嫌われ魔物のお話を思い出すお話でした。
18年前北の森の中で守り鳥の店の店長ダンに拾われたマル。
白くてまん丸で翼も脚も短くて、飛べなくてよちよち歩きの売れ残りの守り鳥マル。
どんな目にあっても前向きで全てに感謝してみんなに笑ってて欲しくて。
ある日王弟で騎士団長のルーカスと運命の出会いをして。
これはもう読んでみてください!
ルーカスに貰われ愛情を受け可愛がられ。あっちこっちで泣けてきました。
ご主人様を助けたい幸せにしたい、特別になりたい…。毎日がキラキラして。
国難やマルの正体やそれによってルーカスと引き離されるところ。
あい。マルは信じるのです。(泣)
二人が会えなくてもいつかは!と信じて目の前のことに励み。
ファンタジーど真ん中の神々しい良い子なマルの大活躍。みんなの幸せ、笑顔がマルの幸せなのです?
はぁ〜、ルーカスの好みで良かったね。こんなに可愛いのに人気のない世界観。
イラストもとっても良かったです!
伊勢原ささら先生の新刊!!
もう、もう、最高に可愛くてキュンと萌えて時に切ない、
心揺さぶられる物語でした。
この麗しい表紙に一目惚れし、
楽しみに楽しみに発売日を待っていたこちら(*´∀`*)
タイトルがぐるぐるっと回り、先っぽに羽がついたデザインが(色合いも!)
好き過ぎる。
よく見ると、アーチの一番上の部分に鳥姿のマルがちょこんと
描かれているのも最高にキュート..♡
可愛らしさMAX、いじらしくて、純真健気な主人公。
これぞ伊勢原ささら先生ならでは!と言える”受け君の魅力”が
ぎゅぎゅっ!!と詰まったファンタジーです。
まんまる、真っ白ふわふわの”シマエナガ”がモデルの鳥・マル。
ページを開いて読み始めてすぐ、その魅力の虜に✨
まず、攻めである王弟殿下・ルーカスとの出会いからして可愛すぎるのです。
「そこの白い鳥...丸い鳥!」と呼びかけられて振り返ろうとして、
一周360°回ってしまうのですよ。。
そしてその勢いのまま、尻餅をついて倒れちゃう。
首元に布を巻いたシマエナガ姿のマル、
亜樹良のりかず先生のイラストが神的に可愛らしくて
読みながら思わず「かっっっわいい...!!」と呟いてしまいました。
なんという愛くるしさなのか。
姿形の愛らしさと(作中では”変わった鳥”扱いされていますが)
純真健気さ、見た目も中身にもキュンしか生まれず、
なんとか幸せになって...!と願い応援せずにはいられないキャラでした。
「はい」の代わりに「あいっ」と応えるその返事も、丁寧な話し方も
全部が全部まるっと可愛い(*´◒`*)
ルーカス同様、”小さくて丸くてふわふわのもの”に弱い自分は
キャラデザ・設定だけで大興奮、色々語ってしまいたくなります;笑
(マルグッズ欲しいなあ...)
以下、物語の簡単なあらすじと感想・レビューを☺︎
お話の舞台は、”鳥の国”として知られるリューゼバルド王国。
その中には見目麗しく、人間に変身して特別な力を使い主人を守ったり、
主人と絆を深め家族になったりもする「お守り鳥」という鳥たちがいました。
主人公であるマル(受)は、その名のとおり丸っこい体に
小さな羽と尾羽を持つ、飛べないお守り鳥。
特別な能力といえば、僅かに人を癒すことができるというもののみ…
店の中で下働きをしながら、いつか自分も素敵なご主人のために
尽くしたいー
と夢見る”売れ残り”マルですが、ひょんなことから
王弟で騎士団長のルーカス(攻)に気に入られ、そのお守り鳥となることに。
そして「国を救う」と言われる伝説の光鳥を見つけ、保護するという
重要任務遂行のため、二人は共に旅をすることとなりー
と続きます。
華やかな男前で、やんちゃな王弟×健気ピュアピュア、一途な鳥っこ。
鳥姿だと人の膝丈にも達しない小さな鳥と人間との体格差、
健気受けの頑張り、切ない別れと葛藤...
そんなワードにピッとセンサーが反応する方、鳥好きの方に
特に刺さり響く物語ではないか、と思います。
”みそっかす”だと周囲に思われている主人公が実は…
という展開は、ある種王道のもの。
確かに、あっと大きく驚くような展開はないのですが、
途中何度も心揺さぶられる瞬間が。
二人の「国と民を救いたい、そのために役立ちたい」という思いと、
愛しあい惹かれ合う気持ちがぶつかり合った末の、
切ない別れのシーンに涙しました( ; ; )
快活で理性的で兄王への忠誠心厚いルーカスが、
マルとの別れに堪えられず、マルと共に一時的に逃亡しようとするー
常にマルへの愛と、その微々たる(とマル自身は思っている)能力への
信頼を伝えマルを笑わせ楽しませてくれていたルーカスが、
マルへの愛によって追い詰められてしまう姿が痛々しい。。
読み手の想像どおり、二人の逃亡劇はうまくはいかず
追っ手に見つかってしまうわけなのですが...
そこからの展開が、ちょっと思わぬものだった、というか。
じーんとして胸打たれ、読んでいて体が痺れ、
切なくも温かいものが身体中に染み込んでいくような...そんな感覚を味わいました
もう二度と会えなくなるかもしれなくとも、
相手の愛と自らの気持ちを信じ、希望を持ち続けること。
そして自らの幸福を犠牲にしても、民と国のためを思い
心身を捧げること。
そんな真摯な態度が、頑なだった人の心や態度、
そして変えることは不可能に思われた運命をも
大きく動かしてゆくー
特別な存在だと分かり、民を救うマルももちろん素敵だけれど。
悩み、苦しみ、葛藤しながらも
逃げるのではなく、辛い現実に真正面から向き合おうと決意する
内面の強さこそが、マルの最大の魅力のように感じました。
鬱憤が晴れてスッキリできる勧善懲悪のストーリーも大好きですが、
この物語では悪人さえも救われます。
というよりも、”根っからの悪人”と言えるキャラは存在しない、というのかな。。そんなところも大きな魅力の一つでした。
”自分こそ光鳥だ”と偽りマルに罵詈雑言を浴びせるレイネ、
憎し!!とそのシーンを読んでいる最中は思っていましたが、
光あるラストに涙...グッときます。
攻めの兄である王も、顔は怖い時もあるけれど
理知的で実は本当に弟思いのお兄ちゃんで。
そんな兄弟の絆を思い出させ、関係改善に一役立つのも
一途なマルの頑張りのおかげでしたね。
お店の売れ残りの”お守り鳥”だったマルが、
皆(お店の仲間のお守り鳥たちにも!☺︎)に祝福されるラストシーン、
その光景がふわーっと脳裏に浮かび、幸福感に包まれました✨
マルのように、辛い時にも常に明るさを見出していくことは
なかなか難しいけれど、、
その姿勢、ぜひとも見習いたい!と勇気をもらえます◎
終盤、エッチシーンでの天然マルのセリフが
いちいち可愛くて可笑しすぎました(*´艸`)
「とても大きいのです」「マルの倍あります」
「とてもたくましいのです」
マルちゃん、発言が大胆!笑
そんな純真一途なマルに心掴まれ、笑って時に涙した
最高に素敵なファンタジーでした✨