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攻めがドンカン過ぎて受けが可哀想…。あまりに視野が狭くて感情移入できませんでしたね。でも学校も行ったことなくて、字も読めないことを考えると逆にリアルな感じもしますが。ラストは私は嫌いじゃないです。ある意味きれいな終わり方だと思いました。攻めが女の子としてるシーンがありますが、女の子が健気でさっぱりしててよいです。あと優しい執事さんが好き。ナチス体制下の話でトム・クルーズが演じたあの大佐も出てきます。絵はキレイなんだけど、途中から二人の関係がただヤってるだけになってしまったのがもったいない。受けの軍服姿におまけで4です。
紅井さんの絵柄はちと耽美系なので本来なら自分の好みではないんですが、漫画の勢いで読んでしまう作家さんです。
全体的に古臭い感じはしますが骨太な大河ロマンを描く手腕はなかなかではないかと。
今作は設定からもう大河ロマンス!って感じです。
何せ時代は第二次大戦前のドイツ、そしてドイツ人の伯爵家の息子アロイス[受]とユダヤ人でその家の使用人の息子ダヴィテ[攻]、子供の頃の彼等の出会いから物語は始まります。
父親は傲慢な男で、故にダヴィテの姉を事故で車で轢き殺してしまっても金ですませてしまいます。
それまでは子供同士ながらの交流があったアロイスとダヴィテですがその事故以来はぷつりと交流を立ち、アロイスは伯爵家の跡継ぎとして、ダヴィテは使用人としてそれぞれ成長し、そして時代はヒットラーの足音が聞こえる様になります。
アロイスは、暗にダヴィテを盾に脅迫めいた言葉を言われ彼を守る為にドイツの親衛隊へと入隊する事になるのですがその理由をダヴィテは知りません。
ダヴィテはアロイスを犯しますがそこには愛憎があるのみで彼等の間での意思疎通は皆無のまま。
そのダヴィテが始めて膝を折り、母親を逃がして欲しいと頼みます。
ユダヤ人への迫害が進む一方の状況が続く中、次巻へと続くのです。