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kare to kare
作家さんの新作発表
お誕生日を教えてくれます
これぞ笠間作品!執着、兄弟、捕らえられたのは兄か、それとも弟なのか…。禁忌を扱ったお話として良くある設定なのに、一筋縄ではいかないのが、笠間作品の魅力です。
弟に彼女が出来たと聞いて里帰りした兄。まだ中学生だった弟の自分を見る目が怖くて家を出た。あれから5年。彼女も出来たのならもう大丈夫だろうと思っていたら…。
弟のさとしが怖いです~(>_<)家族で囲んだ食卓の下で兄の股間に手を伸ばして来たり、今度は絶対に逃がさないと強引に抑えつけ、両親の目の前で犯してやる、夜中に抱きに行く、鍵を開けとけ、と強気です!
兄のまさるは逃げ出せなくて、とうとう夜中に弟が部屋にやってくるのですが、実は弟を欲していたのは兄の方だったのです。5年前に家を出たのは、こうなることが怖かったから。執着していたのは自分も同じだった。こうして結ばれてハピエン…では終わりませんっ!中学生のいとこ投入です!まさるはどんだけ親族を惑わすんだ(笑)
いとこの正和は薄気味の悪い無口な中学生。Σ(゚д゚;) ええっ!?ちゅ、中学生?こんな中学生は怖すぎます。まさるがこそこそお見合いをしたのをさとしに告げ口して、そのご褒美に二人のHにお邪魔するんです。もちろんまさるはさとしの物なので、ご褒美と言っても口でしてもらうだけなんですが、ご褒美は1回だけで済むんだろうか…。こんな中学生、成長したらどうなるんだろう?続きが読んでみたいけど、描かれていないのかな。(追記・同人で続きがありました。先生のHPで一部読めるようです。)
・『愛の501号室』
まさき、めぐみ、まさみ。キャラの名前がみんな平仮名で紛らわしい。その紛らわしさが誤解を生むお話です。
・『あの月が欲しい』
サスペンス風、幽霊物。こちらのキャラの名前も「みゆき」と、平仮名で女のような名前。しかも名字が後藤。後藤というキャラ、他のコミックスにも沢山出てくる。使い過ぎだと思います。
・『バンドやろうぜ』
『恋人はダブルのスーツ』の「年下のカレ」の教師と生徒のカップルの続編。時系列はこちらが先だと思います。強気な高校生とHの時以外はクールな教師という設定だったはずが、全然クールじゃない(笑)
やはり表題作が一番面白かったです。笠間先生はお好きな設定とかキャラが偏っているので似たようなお話が多く、同じシリーズがあちこちのコミックスにバラバラに収録されている上、キャラの名前が平凡で似ているので、それぞれのお話は良いのに魅力が半減しているし、いいなと思うお話があっても、そのカップルを読むのに何冊も必要だったりして、お勧めしづらいところが残念です。