秘密を抱える魔法使い×不幸体質な黒猫男子 過去と現在が二人をつなぐエモーショナルラブ"

運命に首輪をつけて

ummei ni kubiwa wo tsukete

運命に首輪をつけて
  • 電子専門
  • 非BL
  • 同人
  • R18
  • 神2
  • 萌×21
  • 萌2
  • 中立1
  • しゅみじゃない0

--

レビュー数
2
得点
21
評価数
6
平均
3.7 / 5
神率
33.3%
著者
山谷しき 

作家さんの新作発表
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媒体
漫画(コミック)
出版社
海王社
レーベル
GUSH COMICS
発売日
電子発売日
価格
ISBN
9784796417648

あらすじ

何度生まれ変わっても必ず君を見つけ出す

不幸体質な高校生・叶羽には昔から見る夢がある。
それは、リュカという魔法使いと幸せな生活を送っている夢で
何故だかいつもリュカの泣き顔で目が覚めてしまう。
そんなある日、いつもの如く不幸体質を発揮し
車にひかれかけたところを同級生の李一に助けられた叶羽。
これまで李一とは大して接点がなかったが
優しくてどことなくリュカに似ている李一に
叶羽はいつしか友達以上の特別な感情を抱くようになる。
しかし、李一には大きな秘密があり――?

表題作運命に首輪をつけて

高校生
17歳、不幸体質の高校生

同時収録作品お前なんて顔しか好きじゃない

高校生
高校生

その他の収録作品

  • お前なんて顔しか好きじゃない、描き下ろし、あとがき

レビュー投稿数2

中編と短編の2編収録

初読み作家様。試し読みして興味を持ったので読んでみました。表題作の中編と、短編の2編収録されています。全207ページ。以下ネタバレあります。


【運命に首輪をつけて】
不幸体質の高校生叶羽(とわ)と、魔法使いの高校生李一(りいち)のラブストーリー。

絵柄もストーリーもほのぼの優しいお話。
二人が出会って友達になり、惹かれあっていく。しかし二人の関係には秘密があり…というお話。

舞台は現代で普通の高校生なんだけど、李一は実は数百年生きている魔法使い。魔法使いが出てくる漫画や小説は数作品読みましたが、どれもバリバリのファンタジー。本作のように現代物は初めてかも。

読んでいて感じたのが、魔法使いという存在がフワッとしてるなと。李一は約300歳。寿命も長くて老いることもないのかな?かなり人間離れしてるけど、そもそも人間じゃない?
魔法使いの存在がファンタジー過剰というか、フワッとしすぎて感情移入しづらいです。
自分の中に魔法使い=異次元の存在という固定観念みたいのがあって、現代に魔法使いがいるという設定が、ずっとしっくりきませんでした。

それはさておき、ストーリーは可愛らしくて、かつドラマチックなお話でした。
李一と叶羽が、転生しても魂が繋がっているソウルメイト、という印象を受けたんですが、そんな二人がわりとすぐえっちなことするのは、どうも違和感がありました。そこはなくてもよかったな〜と感じてしまいました。

可愛くて綺麗なお話だと思うんですが、どうも全体的にちぐはぐな印象を受けるストーリーでした。


【お前なんて顔しか好きじゃない】(143P〜)
こちらも高校生同士。攻めがキラキラ一軍で陽キャの加賀。受けは陰キャの鍵本。

まずキャラデザですが、加賀が女子にモテて男子にも人気のすごい男前な設定。一方鍵本は陰キャで顔は普通って設定なんだと思うんですが…。二人の顔にそんなに違いを感じなくて、加賀は男前に見えない(可愛すぎる)し、鍵本はド陰キャに見えない(こっちも可愛い)ので、ビジュに「?」と感じて、いまいちストーリーに入り込めませんでした。

加賀は鍵本に興味を持って付きまとうようになり、キレた鍵本の煽りに乗じて、教室で急にキスしてきて…。どんどんえっちな展開に進みます。正直、加賀が可愛い顔してチャラすぎてドン引きしました…。

モテモテの陽キャのバイが、自分のこと好きなウブな陰キャにグイグイ迫って、付き合ってるわけでもないのに急にキスしてきて、挙句にそのまま教室でえっちするとか…。鍵本は気にしてませんが、加賀がクズすぎて嫌悪感がひどい。流されて教室でいろんな初めてを奪われる鍵本が不憫すぎました…。

私には合わなかったですが、作品の雰囲気は全然ドロドロしてません。最後はいい雰囲気で終わりました。

ちなみに教室えっちにかなり紙面を割いていて結構エロエロでした。可愛い絵柄なのでギャップを感じました。


表題作は萌〜中立、短編は趣味じゃない、の評価になります。


電子 白抜き修正

1

表題作でもう少し読みたかった…!という気持ちは否めない|•ω•。)"

先生の作品は単話同人も含めて今作で3作品目です
安定して作画がとても可愛らしいですね(о´∀`о)

今作は1冊の中に表題作ともう1編のお話しが収録されていますので、計2組のお話しが読めます

表題作が4編構成で巻末に描き下ろしがあります
同時収録は「お前なんて顔しか好きじゃない」という作品タイトルの短中編です

表題作「運命に首輪をつけて」
ファンタジー作品です
現代ベースで魔法使いが人知れず紛れてるって世界観です
世界観と言ってもほぼ攻め受け2人の世界で完結してしまうお話しとなっていますので、魔法使いの位置づけとかを深掘りするようなタイプではないかな?と思います

更に言うなら、魔法使いがファンタジーの軸と言うよりも、作品タイトルにもある「運命」が意味する所が1番のファンタジー軸かな?と思います
この辺は是非ともお話しの肝となってるので本編で楽しんで下さい(ღˇ◡ˇ*)

でも作中で使われる魔法描写はなんかお伽噺的ファンタジー要素があって可愛らしく見えたりします
薬草調合したり、ふよふよとポットやカップが浮いたり、クルクルっと指で物を動かしてみたり…♪

そんな可愛らしい雰囲気が似合うテイストが8割位で、その他に切なさが混じったり、あとちょっとだけキモチワルイモブキャラが登場したりします

物語としては単調にならないような工夫がされてるのが分かるので、読み難さは無いですし、件のモブキャラも私的には全然展開の為の役割としては許容範囲でしたので、その後のキッカケ作りとしてアリな所もあるのですが、、、(*´ェ`*)

ただ、、、すごい個性的だったり印象深い強烈なストーリーサイドの引力というのは、、、惜しかった。。。と思うのです、、、

ココは4編構成で運命を語る難しさというか、、、(,,•﹏•,,)
うーーん。。。長ければ良いって訳ではないんすけどね、、、
ちょっと振り返った時に、モブキャラ頼みなハプニングキッカケ展開インパクトしかなかった事は引っ掛かる所だったかもです。。。

それでも!叶羽(受け)の天真爛漫なキャラはすごい可愛かったですし(にこにこな笑顔がめちゃキュートでした٩(๑❛ᴗ❛๑)۶)、攻めの李一の健気苦悩キャラも応援してあげたくなりました!
そして、李一の捨て身の行動がもたらした2人に訪れた未来に繋がる結末は素敵だな(〃ω〃)って思えたので、キレイにまとまったお話しにはなっていたと思います

同時収録作はDKのお話しでNoファンタジー
陽キャキラキラくん×陰キャ卑屈ゲイの組み合わせです
個人的な好みですが、、、陰キャくんの卑屈具合と空回り感があんまり好感持てず、、、でした(ゴメンナサイ…)
更に攻めも最初は天然陽キャの無自覚攻めかと思ったら、結構手が早くて驚きましたw
あんまりキャラ、ストーリー共に萌えられず、、、なお話しでした

表題作|☆3.5以上~4ギリ
同時収録|☆2~3未満
で総合評価で萌にしました

キャラデザイン、特にお顔描写は可愛らしいのでまた癒しを求めて先生の作品を拝読させていただきたいと思います(о´∀`о)


修正|表題作の濡れ場は1.5回 挿入ありは1回です 性器を敢えて描く感じはないので修正はチラッと白抜きって感じです

1

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