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『TWO OF LOVE』
大学生の恭史(受け)の恋人は同性の孝(攻め)。
高校2年生の時から付き合いでもう3年になる。
だが、この事は誰にも言えない秘密。
恭史の姉が結婚の結婚が決まり、姉は嬉しそう。
ある日、母親は単身赴任中の父の元へ、姉は婚約者の家に泊まるので帰宅しないと言うので、早速孝を家に呼んだ恭史。
ホテルの苦手な恭史なのでこんなチャンスはなかなかないのだ。
二人がベッドにいる時、帰宅予定のなかった姉が急に戻って来て、恭史達のいる部屋のドアを開けてしまった。
動揺する姉は慌てて一階へ降りる。
二人は服を着て、姉の所へ行った。
「男同士でこんなことしてって軽蔑する?」と泣き出す恭史。
今まで、誰にも言えない罪悪感があった事、こんなふうに思うのは孝を裏切ってるんじゃないかと、今まで悩んでいた事を全て姉に話し出す恭史。
恭史を慰める孝。
二人を見て、この二人はたまたま同じ器で生まれてきたけど、出会うべき魂だったんだと思う姉。
それをきっかけに、今までずっと苦しんでいた恭史が、姉の前で孝の話を幸せそうに話すようになった。
そして姉の方も、母親が孝と恭史は仲が良すぎて、このままじゃ彼女も出来ないと言い出しても、姉が母親にフォローしてくれるようになっていた。
恋をするとみんな同じなんだと思った姉だった。
このお話は色々考えさせられました。
同性同士で付き合っていること隠してるのって、苦しくって、でも誰にも言えない。
そんな恭史の思いが切なくってたまらなかった。
(T_T)
きっと、世の中にはそんな人達が沢山いるんだろうなって思ったから。
テレビを観ていて、ゲイやレズの話題を笑いの方向へ持っていく人がいるが、悩んでいる人がこれを観たら悲しむだろうなっていつも感じる。
まだ偏見がある世の中。
いつか偏見のない世の中になって欲しいと願う。
『いたいけな僕ら』
圭吾(攻め)と蒼(受け)は中学時代からの親友。
だが最近、圭吾は蒼の事が気なって仕方がない。
圭吾は蒼を避けるようになった。
圭吾を問い詰める蒼。
「男で親友なのに蒼が気なって仕方がない。お前のそばにいられない!」と言う圭吾。
そんな圭吾に蒼は誰にも話したことのなかった、自分の家庭の事を話出した。
蒼の家族は男三人家族だ。
蒼の父親はの男性の弥生と付き合っていたのに、どこかの女性と浮気してその女性との間に出来たのが蒼なのだ。
父親の浮気で出来た子どもなのに、弥生は蒼を自分の子どもだと思って育ててくれた。
だからそんな家庭で育った蒼は圭吾に「気になる」って言われて嫌じゃなかったと話す。
二人は手をつないで帰って行った…。
まだ二人は友達以上恋人未満という関係です。
なのでエッチはありません。
複雑な家庭環境で育った蒼ですが、弥生の愛情で素直で元気いっぱいなイイ子に育ちました。
試験勉強をしに蒼の家に来た圭吾に、蒼の父親は心配でたまりませんが、弥生がさとしてくれます。
私は一番弥生が好きですね。
そんな父親二人のお話は次の『やっかいな僕ら』であります。
『Don't Touch Me』では、主人公は中学時代、自分の妹にフラれた部活の後輩に、腹いせに強姦されるシーンがあります。
それ以来彼は、誰かに触られるだけで倒れたり吐いたりしてしまいます。
攻めサマ以外の男性からのそういったシーンが駄目な私には受け付けられなかった…。
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