君の総てを壊すまで 下

kimi no subete wo kowasumade

君の総てを壊すまで 下
  • 電子単行本
  • 非BL
  • 同人
  • R18
  • 神5
  • 萌×20
  • 萌0
  • 中立0
  • しゅみじゃない1

--

レビュー数
3
得点
25
評価数
6
平均
4.3 / 5
神率
83.3%
著者
牛男 

作家さんの新作発表
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媒体
漫画(コミック)
出版社
新潮社
レーベル
バンチコミックス C-KANATA
電子発売日
価格
ISBN

あらすじ

「こんなクズな光瑠を愛せるのは俺だけなんだから」幸せな時間は過ぎ去り、すべてが崩れ落ちていくなか、光瑠は愛を求め、白良に溺れていく。だが求めれば求めるほど、白良の態度は遠ざかっていき……。「どうして、瑠璃だけずるい」行き場のない感情はやがて破壊衝動へと転化……するはずだった――。みんな虚構を生きている。全員が幸せを目指して崩壊するメリバBL完結!!

表題作君の総てを壊すまで 下

鍼灸整骨師、光瑠の双子の妹の旦那
製薬会社跡継ぎ、既婚者

レビュー投稿数3

SUGEEEE‼工エエェ(゚〇゚ ;)ェエエ工‼これぞ見事な迄の〝闇の先〟を感じる鶏鳴のBLでは!?

どうしよう、、、これ、、、絶対に絶対にネタバレナシでどうぞッ‼‼‼
な作品デスゎ⁄(/// ^///)フンス!

※そんな訳でレビュー後半に修正情報や地雷POINTを書く都合上ネタバレありに☑してますが、ストーリーの根幹に触れるような事はほぼ書かないレビューですのでご了承下さいませ

とにかく、、、タイトル回収の仕方がエグイ!エグ過ぎる‼‼‼
ネタバレを極限に防ぎたいので、、、読後の感想を込めて副題を勝手に付けるなら、、、
【君の総てを壊すまで~それでもアナタは愛せるか、それでもアナタを愛してる、だからアナタを愛してく~】
というような徹底した深い深い狂気と愛情を感じさせ、迫り覆い尽くされる感情を副題で牽制をしたくなる読後に包まれる作品です

尚、レビュータイトルにした「鶏鳴のBL」という独自呼称についてちょっと説明をば、、、‼
皆さんちるちるさん内で度々目にする4つの属性があると思います
「光」「夜明け」「黄昏」「闇」
この作品をカテゴライズするなら、、、「黄昏」と「闇」の間でもあり、寧ろ「闇」以上の”その先”なのかも知れない、、、!?!?!?
と、そんな想いから、、、一番鶏が鳴く、夜明け前(午前2時頃)を指す言葉である「鶏鳴」がピッタリなんじゃないかな、、、?と思い、付けてみるに至りまして、、、♪

この時間、大半の人は眠りに付いてる時間であろうとは思いますが、ある人によったら1番活発になる時間かも知れないし、この時間だからこそしたくなる、出来る事もあったりしたりするかも???という特定の人だけに刺さる時間帯って印象と、あとは夜明け自体はそう遠からず感じる、、、‼という感覚が云わば〝闇の先〟なんじゃないかな?という事で、、、
この「鶏鳴のBL」という勝手な呼称を付けてみた訳です(•ө•)w

副題も属性も勝手に生み出したくなってしまう位に、めちゃくちゃ個人的には感性をザックザックと刺されて刺激されまくるお話しでございました!
うん、ほんと、凄かった……٩(;゚∀゚)وハァハァ=3

この終わり方、多分一生忘れない…!

そしてコレで終わるからの良さも十分に分かった上で尚、この2人にまた再会したい気持ちでイッパイです⁄(⁄ ⁄>⁄-⁄<⁄ ⁄)

この最後を迎えさせておいて、作品を一歩引きで見た時には不思議と不幸に陥った人が居ないように感じるのもまたこの〝闇の先のBL〟なのかも知れないですね
上巻で”気になる”と書いた妹の存在も、、、回収の仕方が斜め上過ぎていっそ華麗にすら感じましたw
ほんと、、、このレーベルさん、絶対ずっと要チェック確定ですな(o→ܫ←o)‼

修正|白抜きですが一部萎え状態はtamaとtnをまとめて白抜いてる(多分)ので白抜き部分がデカく歪なカタチでした、、、あと、尿道責めがある作品はマジで白抜き、断固反対です٩(๑`н´๑)۶

⚠地雷になりそうなPOINT⚠
>過去の事ですが結構凄惨なイジメ描写ありました
>軟禁というか、、、抵抗のない囲われ描写あります
>人権放棄に近い壊れ方描写もあります

0

闇深さがたまらない

電子で上下巻購入しました。
読む前のレビューなどを見てて、結構人の好みによるんだろうなと思ってましたが、実際に読んでみてかなり自分の性癖にドンピシャで、とにかく哀れな光瑠がたまらなかったです。最後の方なんかは予想外の展開で、光瑠が知らない間にいろいろと張り巡らされていたんだなと、感動してしまいました。。笑

ちなみに本編のあとに、白良の過去編がありましたが、なんで光瑠への執着してるのかが分かって胸が痛かったです。だから、本編を見ると自業自得と思えるし、最後はまあ白良にとってハッピーエンドに終わってよかったかも。

それを踏まえて、自分の性癖に刺さる作品に出会えてよかったと思えました。
今度はぜひ紙の方でも購入したいです。

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下巻はさらにヤバかった!!!

下巻は光瑠が白良に溺れて壊れていく様子上巻よりもが生々しく描写されています。
会社の次期社長、常務という立場でありながら玩具や貞操帯を使った射精管理をされるという恥辱と、快感がせめぎ合う様子が表情豊かに描かれていて圧巻です。

それまで妹の目を盗んで白良に抱かれていた光瑠ですが、奥さんとの間に子どもができると(このシーンもええええ!?という驚きがすごかった)どんどん回数が減り、身体は白良を求めるように。
あまりの禁欲に耐えきれなくなった光瑠がどんどん白良を求めて彼のスケジュールを把握したり、まともな人間として行動できなくなって狂っていく様子が恐ろしいです。

そんな中で明らかになる白良と妹の真意!!
まさかまさかで、衝撃が走りました!

登場人物全員が計画した通りに物事が進んでいて…恐らくメリバという括りなんでしょうけど、私はハピエンに感じれました!(それぐらい全員が幸せそうなラストです)

とにかく激しい性描写、光瑠のしんどい姿が多いので読み手は選びますがそれでも興味のある方にはぜひ読んでもらいたい振り切った作品です!

1

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