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α gunjin koushakuke no komoriyaku ha ummei wo shinjitai
今回は王国軍元帥の公爵と異世界召喚された大学生のお話です。
異世界におめがとして召喚された受様が
保護してくれた攻様と子供達の傍らに居場所を得るまで。
受様は中学で両親を亡くしますが
大学生の姉と幼馴染の頑張りで大学に進み
今では甥と甥の世話によくする優しい叔父となります。
とある金曜日、
友人達の都合が悪くてに早くに帰宅した家の前で
義兄と出くわし、暴走する車の音に気づきます。
嫌な予感がよぎり義兄に近づこうすると
なぜか目の前が真っ白になって体が動かなくなり
西洋の不思議な衣装の2人が死ぬ運命の人を連れ帰ると
話している声が聞こえます。
受様は自分こそが探す人間だと言い切って
死ぬ運命に身をゆだねるのですが
目を開けると金の光を宿す目を持つ公爵と呼ばれた
中年男性に顔を近づけて目を覗き込まれた挙句
「またハズレだ」「もう一度だ」と喚きだされます。
しかもハズレな受様は奴隷市に売ると言い出したため
受様が抗議しようとしてたところに
部屋の入口の方から中年男性を咎める声が響きます。
その場の全ての視線を集めたのは
金の目で鋭い眼光の長身の男性でした。
この男性が今回の攻様です♪
攻様は遠征から帰還したばかりの王国軍元帥で
攻様は公爵が召喚の手順を無視している事を非難します。
召喚の立会人として受様の身の安全を保障すると
先の公爵はさっさと部屋を出て行きました。
助けられた受様は攻様宅に身を寄せる事になり・・・
貴族としては異色な攻様と異世界召喚された受様の
王宮オメガバースになります♪
受様は攻様宅への馬車の中でこの世界は男女とは別に
アルファ、ベータ、オメガというバース性があり
召喚されて来た者にはいずれかのバース性が付与される
と言われます。
金の目を持つアルファ人口は少ないものの
知能や身体能力が高く、何らかの秀でた能力をもち
虹色の目を持つオメガは生殖能力が高く
アルファの子を産めるもののアルファよりも
さらに少ないために
件の公爵のようにアルファを産ませるために
オメガを求めるものがいると言い
子供はかけがえのない宝物だと嘆く攻様を
受様は信じられると思います。
攻様の奥方も召喚されたオメガで
男の子の双子を産みますが2年前に亡くなっていました。
攻様は受様の現代的思考にも興味津々で
受様が子供達のナニーをすることも料理をすることも
受様が望むならと許可してくれます。
父王や兄王子の死で王代理となるベータの王子
アルファの子をもうけて王位を狙う公爵
出生に秘密がある攻様の息子達
受様が普通に庶民なので貴族達の駆け引きに疎く
それぞれの思惑が絡まりあって進むため
オメガだった受様が狙われる事となり
ハラハラ&ドキドキ♪
基本のオメガバにない設定もありますが
運命を意識した伏線が張られていて
受様が攻様の伴侶となるまで楽しく読めました (^-^)/
貴族で異世界転生でオメガバースで…
さらに後半にはなんと若干SF!?的な要素も出てくる、
てんこ盛りのファンタジーでした。
兼守先生の表紙イラストが麗しいです…!
軍服姿の攻めと、クリス、トーマスという二人の子供たちも
可愛らしくて、ナニーの彬と二人のシーンはほのぼの、癒されました(*´˘`*)
(以下、核心に触れるネタバレありのレビューとなります。
未読の方、ご注意ください)
異世界の王国軍軍帥で公爵・アレックス×
義兄を守って代わりに亡くなり異世界に転生した大学生・彬。
アルファの目には金色の光が宿り、
オメガは虹色の光が宿る(ベータは特徴なし)ー
そんなふうに見た目でバース性が分かってしまう、という
独自設定あり。
さらにこの世界のオメガは皆召喚されてきた者と
その子孫、ということ、
アルファをも凌ぐ”ハイアルファ”という存在が現れることがある、
という設定もあります。
オメガが差別・管理され
アルファの貴族が幅を利かせている世界の中で、
民衆の力が大きなうねりとなりー
という歴史を変える革命的な動きも描かれ、
壮大なお話でした。
ただ、要素てんこ盛り、お話も壮大であるが故に、
二人の恋愛模様、恋心が募っていく様子がやや薄味に
感じられてしまったかな、、?
特に攻め・アレックスの心情が
いまいち伝わって来ず、終盤で急に熱い想いを
彬に告げるシーンも共感が薄くなってしまいました;
あと、、
個人的に、もうちょっと早く知りたかったー...と
思ったのが二人の子供たちの素性(?)です。
最後の最後にアレックスの実子ではないと
明らかにされるのですが、これ、なんでもっと早く
明らかにしなかったんだろう…?
アレックスが、前妻ジュデのことを今も想い続けているー
そんなふうに思い悩んでいた彬の悩みが
割とあっけなく解消されて、結果オーライではあったかもしれないのですが。。
あと、読んでいて一箇所「??」となったのが、
クリスとトーマス、双子たちの性別(バース性)のお話です。
前妻ジュディは、こちらの世界に召喚された際
既に身籠っていたー
(つまり、飛ばされる前のバースのない世界で妊娠していた)
召喚された人物が、こちらの世界では皆
バースを付与されてしまう。
そしてジュディはオメガとなり、
お腹の中の子供たちは”ハイアルファ”に。
ただでさえ、8割以上がベータになり
ほとんどアルファにもオメガにもならないとされる
”性別付与”で、ハイアルファになる確率とは。。
いや、でもファンタジーだからなあ…と
そこにツッコミを入れるのも野暮だなあと
自分でも思うのですが;
ちょっと都合いいなあ..と思ってしまったところがありました;
ということで、
可愛い子供たちとのナニー生活にはほのぼのと和みつつ、
恋愛面での萌えを感じるには、
二人の心が重なっていくプロセス・
特に攻めの心情が分かる部分が物足りなく感じ、
こちらの評価となりました。
(「萌」ですが萌よりも(子供たちとの触れ合いに)
なごなごした感が強かったかも、です)
召喚系のオメガバースに、子育てエッセンスが入った物語で、ジレモダあり、子育てあり、政情不安あり、誘拐シリアス展開ありの、設定てんこ盛りな作品です。
攻めのアレックス(本名はアレクサンダー)には双子の子どもがいて、その子どもたちのナニー役としてアレックスの屋敷で住まうことになった召喚者である彬。彼はオメガを切望された悪役公爵に無理やり呼び出され、だけどベータだったことからアレックスに払い下げされたいきさつがあり、アレックスの屋敷の使用人として生活するようになります。
それがどういうわけか、急にベータからオメガへと転換することになり、オメガを狙う黒幕に目をつけられるわ、初めての発情期を迎えるわで、召喚されてからの彬の身の回りの生活が劇的に変わっていくことになります。
召喚される前はもちろんオメガバースの概念など分からないので戸惑っていましたが、意外とそこは柔軟にこの世界に適応している彬が意外とタフだな、と。時代も違うし、生活様式も違う上にオメガバースの世界観にいきなり召喚されたにしては、元の世界に残してきた姉家族に思いを馳せることもあまりなく、寂しい感情も露わにすることもなく、いやに聞き分けよくこの召喚を受け入れてることに若干の違和感を感じなくもなかったです。
そのおかげか話がサクサク進むので話を追いやすいですが、色々とご都合主義なところが見えてしまったなと思いました。
私が無理筋ではと思ったのは、アレックスの元奥さんとの番関係は偽装だったということ。彼女の子どもをアレックスは自分の子として育てて、そこに彼女への愛がなく、彼女もまた自分を愛していなかったと断言できる夫婦関係ってよく分からない。
彬が、アレックスは元妻を愛し続けていると気にしている気持ちを和らげるための言い訳じゃなかろうかと思ったのは私だけ……?
偽装とはいえ番になってるんなら、身体の関係はもちろんあったと思うし、おそらく彼女には発情期もあったはずなのでそれをアレックスが慰めていたと考えるのが自然でしょう。そこには家族愛しか存在していないって……??ホントかいな。
一緒に過ごすうちに情が湧いたりしない?本当に割り切って夫婦ごっこをしていたのかしら?と疑問がいっぱいでした。
本当に偽装だったとしても、彬を安心させるための無理くり設定に見えてしまって、ストンと落ちませんでした。彬への好意を示す言動も分かりにくすぎて、アレックスの攻め像は私にはあまりハマらなかったです。
硬派で不器用なアレックスのキャラは嫌いじゃないけど、彬と円満に結ばれていく展開に少し引っ張られ気味になってしまったかなと思ってしまったところで、中立としました。