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kimi wo tensei sasenai tameni
ちょっと、ちょっと……
新しく知った情報量の多さに頭の整理が追いついてかないのですが…((((;゚Д゚)))))))
あの人スパイだったん?とか。
良い人だと思っていたあの女性、もしかして……とか。
ソラの叔母さんが実は、とか。ソラがシゲンの呪いを吸収した結果どうなったか、とか。ユウシンの身体に現れた変化とか。
ストーリーのど真ん中の巻なので、かなり話は熟してきていますし、終わりの方向をも見据えて、かなり突っ込んだ真相についてもも炙り出されてきています。
読まれた方の中には、あれ?あの人めっちゃ怪しくない?って思った人もいるはず。
この中盤にきてクロのセンが濃厚になってきた人物です。
実は1巻のときから気になっていた当該人物は、ここまでのところあまり存在感はなかったのに、急〜に怪しさ満載で再登場してきたのでやっぱりか……と。
まだ全ての真相が明らかになっていないので、この人物が裏で何を画策しているのか、そしてその背景には何があるのか、延国の思惑や耀国の未来は一体どうなるのかと、疑惑の先にあるストーリーの結末が早くも気になって仕方ありません。
もうね、呪術の乱発をどうにかしてちょな感じなんですよ。
過去から呪術の因縁がずっと続いてきてて、呪い殺されたら忌人になっちゃうわけでしょ。で、呪術師は転生しても対象者に呪いを掛け直すこともできて、この終わりの見えない出口…呪術のループ…あな恐ろしやです。
スパイに呪術をかけて動きを縛りつけ、自分たちの持ち駒をたくさん作る延国のやり方は、非人道的で血も涙もない。延国にはこれまでしてきたことのそれ相応の報いをと願わずにはいられませんでした。
中盤にきても、延国の底知れなさはまだまだ知るところにはないです。少しずつ表面化してきましたが、最後の最後のところで、延国からの驚きの一手に膝がガクブルしました……!!
もうこれは何かが盛大に起こる予感しかしない。色んな意味でソラの心をかき乱す瞬間がもうそこまでやってきています。そして色んなことに決着がつく機会も熟して参りました。
いやーー怖いです。めっちゃ怖い。
この作品って、剣とか銃を使って肉弾戦でどうこうする戦い方ではないじゃないですか?呪術という、誰がかけたかも分からない、いつ発動するかも分からない、時間をかけてゆっくりと真綿で締め殺すかのように人を殺めていく手法が無敵すぎて怖いです。
どんな善人でも呪い殺されるし、しかも転生したら忌人になるしで、呪術がその人の、そしてその次の人生をも縛る無慈悲な世界に何度胸を詰まらせたか分かりません。
いつ誰に呪われるか分からない殺伐とした世界に平穏が訪れる日がくるのか。
呪術には必ずしも悪い側面ばかりではないのは分かっているけど、倫理観度外視の呪術師によって呪術=悪という風に見えてしまう世界に終わりがくるといいなと思います。
次は泣いても笑っても最終巻。読まない選択肢はありません!
まずはどんなカタチで延国との決着がつくのか見届けたい。そしてシゲンとソラ、ロウゼンとユウシン、それぞれの関係の着地点にも注視していきます。
BLじゃないけど、カイリとメイロウの今後にも触れてくれると嬉しいです^ ^
延国、許すまじ。
…そんな思いで思わず拳を固く握ってしまう、
シリアス展開の続く2巻でした。
早くも3巻が待ちきれません。
BL的な萌え部分では、もう少しよりぐーーっと踏み込んだものが
見たかったかな、という気持ちもあり
(でも今回は最後まで致してます!)、
「神」か「萌2」かで少し迷ったのですが。。
最終巻・3巻で描かれる結末を早く見たい!!!という気持ち、
確かな興奮あり!! ということで、「神」評価に。
主人公・ソラの出身国である延国の闇の部分が、
次々と明かされていく2巻でした。
(※以下、重要部分に触れるネタバレありのレビューとなります。
未読の方、ご注意ください。)
そろそろ、本気でより詳細な人間関係相関図が欲しくなってきました。
登場人物が、またグッと増える第2巻です。
本を開いて最初にある人物紹介だけでは、物足りず。
手元のメモ帳に、出てくる人物名と役職やら人間関係やらを
書き込みながら読みました。
”呪術”が存在し、呪われて死んだ者は
前世の記憶を持ったまま・呪いを引き継いだまま”忌人”として転生し、
蔑まれる存在となるー
そんな世界観がベースの、
呪われた年上王(110歳!!)×属国の呪術師(20歳の青年)という
敵対関係同士のラブストーリー。
1巻で「くうー!気になる!!」と思っていた点は、
以下のとおり。
・間者が宮殿に紛れ込んでいるー
という疑いが確かなものとなり、ソラが仕掛けた罠に
敵は引っかかるのか。
→これ、壮絶でした。。
間者の正体が発覚し、両腕が吹っ飛ぶ描写がありますので
(血溜まりができて…などの描写も)、苦手な方、ご注意ください;
そして
・シゲン(攻め)の呟いた愛する人の名前「シュウキ」、
その人はなぜ、シゲンを呪い殺すに至ったのか。
→ここに関しては、期待していたような詳細は語られず。
これは「シュウキ」が延国に転生し、再度シゲンを呪ってきたことは
分かったものの、その正体が突き止められていないからですね。
続く最終巻で、”前世シュウキ”の人物の心の内が語られることを
切望しています…!
上記と内容が被りますが、
・呪いが返ったその人、呪った者である「シュウキ」は
どこに、何者となって転生しているのか。
→これ、「この人じゃないの…?この人だよね?」と
自分が目星をつけている人物がいるのですが...早く第3巻で確かめたい!!!
で!!!
今回個人的に「そうだったのか…」と驚いて印象的だったし、
その献身と愛に涙が出そうになったのが、
ソラの叔父・叔母に隠された真実です。
そうだよね…誰も呪うことなく、
解呪のみで王室から見咎められずに過ごせていたなんて
ソラはラッキーだったね!なんて思うところでしたが、
そうではなかったのですね。。
どんな思いで、叔母・タリヤが任務をこなしていたのか。
「もしもの時は逃げて」と叔父叔母夫妻に告げ、
覚悟を決めて延国を出たソラ。
しかしそれよりもずっとずっと前から、
夫妻は命を賭けてソラを守っていたし、
覚悟を決めていたのだな、と。。
ソラがひとり部屋で嗚咽をもらすシーン、
読んでいるこちらも切なくて苦しくて、
胸が痛みました。
そっと現れたシゲンがソラを優しく抱きしめる描写も
美しいです。
たとえ束の間でも、縋れる存在がいてくれて良かった。。
呪いに覆われた体を持つシゲンにとって、
ソラは唯一、その手で触れられる相手。
そして今、真実を知ったソラを受け止め、慰められるのも
シゲンただ一人でー
互いに”唯一無二”である…そんな二人の関係性に、
グッとBL的な萌えを感じずにはいられません。
1巻では、「シュウキ」と無意識に
前世で愛した人の名を呼んでいたシゲンでしたが、
この2巻では”ソラ”がソラだからこそ心許せる、
愛したいと思うー
そんな気持ちが表れていたように思います・:*+.
そして、そんな主役2人の関係性もそうですが、もう一組、
個人的に見逃せないカプが。
部下×上司、忌人同士の
(今回なんとユウシンは忌人ではなくなりましたが)
ユウシン×ロウゼンです。
主役二人の恋の進展と共に、主従関係の二人の恋の行く末も
気になるところ…!
シゲンに告げぬまま、彼の解呪を行った時の
呪いがその身に移ってしまったソラ。
広がりつつある痣に、シゲンはいつ気づくのか。
そして進行を止めることはできるのか。
(呪いの進行を止める=呪いを放った人物が死ぬ、ということになる)
前世のシュウキは、今どんな忌人かつ呪術師となって
延国から呪いの手を伸ばしているのかー
3巻が待ちきれません。
1巻のレビューにも書きましたが、、
完結巻、前のめりに待っています!!!!