あらすじ
幼い頃に大切な人を亡くし、英雄に憧れる江楓は、危ういところを謎めいた剣客に助けられ、その強さに感動して弟子入りする。剣客の正体は、かつて名将として天下に名を馳せた傅山だった。
一方、傅山の息子である傅清歓は、父に厳しく育てられ、優れた武人になったが、蟠りを残したまま父親と生き別れた。その後、刺客となり暗殺を生業としていたが、ある日、依頼された暗殺の標的が父の傅山であることを暗殺の途中に気付き、動揺して暗殺に失敗。騒動の中、傅山は清歓の刺客仲間の毒矢に貫かれて命を落とし、死の間際に江楓に家伝の愛刀を託した。
江楓は傅山の敵討ちを誓うが、自分の師を暗殺していたのが清歓とは知らず、ふとしたことから清歓と行動を共にすることになる。そこである男から｢傅山の死と関りがある｣と教えられた白家に潜入するが──？
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