全年齢版
yumemiru omega no shiawasena kamiato
『不幸せな噛み痕』の番外編。
初めに、こちらの作品は【全年齢版】と、【極】というR18版がありますのでご注意ください。金額は同じです。私は【極】を読んでみました。全27ページ。
本編の冒頭で、藤宮(攻)から逃げてしまった優真(受)。本作はもしもあの時逃げていなかったら…というIFを描いた番外編です。
まずタイトルが「幸せな噛み痕」になってますね。確かに本編は優真のあまりの不幸せの連続に、はわわ…となったものでした(汗)
冒頭に二人の年齢が明記されていて、二人が出会った時藤宮35歳、優真18歳と、思ってたより年齢差ありました。藤宮若く見えるからもうちょっと若いと思ってた。17歳差か〜。
さて内容ですが、とにかく始終あまあまな雰囲気でした。
本編では冒頭で運命の番として出会った二人が発情し、教室に鍵をかけて…というところで優真が逃げてしまったんですが、本作はそこで逃げなかったら…なので、当然その続きを致します。発情セッですね。
てことで濡れ場がかなり長めに描かれています。そして事が終わった後の二人も甘い雰囲気。
本編では藤宮は優馬に逃げられ、優馬は他の男の番になってしまった。この事が藤宮の心に影を落とし、優馬は不幸のどん底に突き落とされた。
でも本作では二人とも運命の人と無事番になれたので、特に藤宮が穏やかで幸せそうなのが印象的でした。
ラストはタイトル通り、優真が眠っていて夢を見ている感じで終わるんですが…。
これって最後までIFの世界なのか、それともIFじゃない世界の優真の見る夢なのか、首筋が見えないのでちよっとよくわからなかった。
あと最後のページの藤宮のセリフで「優真」が強調されてるのはなぜだろう…。やっぱりIFじゃない世界ってこと?う〜ん、自分の読解力のなさに無力感が…(涙)
とにかく、本編とはまた違った番セッと、ヤンデレではない優しい藤宮、心から幸せそうな優真を読めて、優真よかったね(泣)という気持ちになりました。
電子 白線修正(R18版なので、短冊ではなく少ない白線のゆるゆる修正。しかし修正箇所は少ない。あとtnの描写はあっさりめで、攻めのtnは出てこず)