いとおしい人

いとおしい人
  • 電子専門
  • 非BL
  • 同人
  • R18
  • 神2
  • 萌×21
  • 萌2
  • 中立0
  • しゅみじゃない0

--

レビュー数
2
得点
20
評価数
5
平均
4 / 5
神率
40%
著者
生嶋美弥 

作家さんの新作発表
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媒体
漫画(コミック)
出版社
ビブロス
レーベル
スーパービーボーイコミックス
シリーズ
人でなしの恋
発売日
価格
¥571(税抜)  
ISBN
9784835210117

あらすじ

『あいつの周りだけ空気が清浄に見える』
無口で優しげなカヲルに興味を持ち、やがてその身体を無理矢理自分のものにする天涯(てんがい)だが……!?
待望の出会い編から始まる、大人の激情シリーズ、感動の描き下ろし36ページ付きで登場!!(裏表紙より)

表題作いとおしい人

無頼なる文士,英吉利人の血を引く
しなやかで強き心を持つ美文士。

同時収録作品瞳見れば、君は語らず

大学生
大学を休学して僧になった

その他の収録作品

  • あとがき

レビュー投稿数2

2人の出会い編

前巻「人でなしの恋」では主人公の2人は既に体の関係があるところから始まったので、実は二人の出会いの事が気になってました。
この巻でその出会い編が描かれているのですが、岩田の性格を考えるとやはり…という展開でした(ある意味期待通り 笑)。
でもそんな岩田にも結構シビアな過去が…
この巻は岩田の過去が少し明らかになるので、その意味でも興味深い1冊でした。
激情の人の岩田が身を削って執筆するのを支えるカヲル。カヲルの性格だから出来ることかもしれません。
しかし…流されやすいのは前巻から分かっていましたが…カヲル、流されすぎだよ~(汗)。
もうちょっとしっかりして下さい!(笑)。岩田が心配するのも分かります。

同時収録作は大学生のお話。
急に休学して僧になってしまった学友を探すお話です。
こちらもちょっと切ないのですが、丸坊主の袈裟姿が堪能できたという点では萌えです。

1

双頭の切っ先

作品を作るという事は、単純な生産作業ではなく、
また放出作業ではない。
時に自らの骨肉を削って分身を生み出す、そう言う
過程だ。
岩田天涯がそう言う文士であるからこそ、篠原カヲルは
彼を赦し、受け入れてしまうのだろう。

一読者として一寸怖くなったのは、その創作と言う事に
対しての問い掛けが、そのままボーイズラブと言う
ジャンルにも(無意識の内に)向けられているのでは
ないかと思い至ったから。考え過ぎだろうけど。

同時収録作は現代もの。恋愛に対する一つの回答編。

3

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