お買い得商品、セール品、中古品も随時開催中
作家さんの新作発表
お誕生日を教えてくれます
刑事モノです。型破りで無鉄砲でがさつな鬼沢と常識人の後輩矢代のお話。
離婚して独身寮に出戻ってきた鬼沢に意味深な視線を向けながらも素っ気ない態度の矢代。
ある事件の解決に奔走する二人は…
ラブだけではなく事件についても結構しっかり描いてあるので読みごたえがあって面白かったです。
攻めの鬼沢が鹿乃作品でよく見るような馬並の性欲の持ち主でしたw
本編ではエロ少なめ(鹿乃しうこさんにしてわ)なぶんは番外編で補われておりますw
同時収録の忠犬のススメは鹿乃さんが初めて描いた10P以上の漫画だそうで。
びっくりするくらい絵柄が違います。昔とはいえ同じ人が描いたものとは思えない!いまの肉食系な感じとは真逆な印象です。異母兄弟のお話しです。短いけど心理描写がうまい。
他にデビュー前の超短編も収録されていますが、若干ダークで、今の体育会系な作風とは別物です。
新装版も出ているようですが、旧版の方で読みました。
昨年の収穫の一つは、この鹿乃しうこさん。
多分自分だけでは手を出さない感じの作者さんだったので、
こうしてちるちるで他の方のご意見やレビューを拝見する中で、
思いがけない出会いがあること、本当に感謝です。
表題作は刑事もの。
読み始めた時には、一冊に満たない量の刑事物~?と大して話は期待せずだったのですが、
(じゃあ、何に期待しているのか?って話は、まぁおいておきましてw)
読み終わってみるとストーリーもそれなりにまとまっていて、
良い意味で予想を裏切るものでした。
ヤンチャな攻めも、ツンとした美人の受けもいいし、モー娘。踊る武田君も可愛い。
鹿乃さんらしいコミカルで元気、Hで男っぽくてちょっとグッとくる作風です。
驚いたのが巻末のもっともっと初期の作品。
ずいぶん雰囲気が違いますね。
この作品の完成度はともかくとして、志向としては嫌いじゃなかったので
こっちの方に突き進んでいたらどんな作家さんになったのかなぁ?と
それはそれで面白かったかも?と思ったりして読みました。
表題作については別出版社から新装版が出ていますが、そちらに収録されていない作品があるのを知りこちらも入手しました。
新装版未収録の「忠犬のススメ」「凝ってる男」「学園天国」は同人誌からの再録作品。
かなり古い作品群で、
「忠犬のススメ」・・初めて描いた10p以上のマンガ
「凝ってる男」「学園天国」・・デビュー直前に描いたマンガ
だそうです。
私は「生意気。」からしうこ作品に入ったクチなので、古い作品の毛色の違いにはホント驚かされます。
「凝ってる男」がねー、ちょっとなかなかの衝撃度ですよ!
6ページの作品なのであらすじも何もないのですが・・・ダークどころじゃないオチだった・・・((((;゚Д゚)))))))
「学園天国」もダークだけど、これは私にはいまひとつ読解不能で・・・なんか凄いの描かれてるなぁという衝撃だけはしっかりと残りました。
ちなみに「忠犬のススメ」は16ページ、「学園天国」は5ページ。
3作品合わせて30ページもないです。
1冊の大半は表題作です。
中立評価にしようとも思ったのですが、全体的には萌に近いかなと思ったので萌評価にしました。
表題作シリーズがこの本の大部分を占めていて、他の3作品は元は同人誌だったようで、そのうちの2作品はデビュー前の作品です。
同人誌からの作品は絵柄もかなり違うし、表題作の雰囲気とは全く違うのですが、鹿乃さんの初期の頃の作品の雰囲気を垣間見れて興味深いです。
ただ少し難解でダークな所があるので、好みは分かれると思います。
表題作についてですが、主人公2人は俺様で自分の好きなように行動するチャラい男と美人で常識人という正反対のキャラで個人的には好みなのですが、1カ所暴走しすぎた感じのシーンが好きになれなかったです。
あと具体的な絡みはないですが、女性とのベッドインの流れがあるので、苦手な方は要注意かも。
警察が舞台で一つの事件を追う刑事たちの姿がじっくり描かれています。
結末が少し慌ただしい感じがしましたが、刑事ものとしてなかなか楽しめました。