夜の新海さん

yoru no shinkai san

夜の新海さん
  • 電子専門
  • 非BL
  • 同人
  • R18
  • 神0
  • 萌×21
  • 萌0
  • 中立0
  • しゅみじゃない0

--

レビュー数
1
得点
4
評価数
1
平均
4 / 5
神率
0%
著者
崎谷はるひ 

作家さんの新作発表
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媒体
小説
サークル
エレカマニア〈サークル〉
ジャンル
シリーズ
しなやかな熱情
発売日
価格
ISBN

あらすじ

「きみに殺されたい、なんて告白は背負いきれない」番外編
慈英×臣シリーズの霧島(久遠)×新海の新作に過去の感想企画のSS2本(じえおみとセイイサ×BFK)収録

表題作夜の新海さん

ジュエリー工房の職人兼副所長
元高校球児のカフェバーマスター

同時収録作品こじらせ作家とホスト

コミュ障のライトノベル作家
灰汁島の大ファンの人気若手俳優

同時収録作品花茶ひらく春の宵

強烈な天才肌の画家
超絶美形の長野の刑事

その他の収録作品

  • 霧島久遠について

レビュー投稿数1

スピンオフの4編を収録

慈英×臣シリーズスピンオフの4編を収録した同人誌。

「こじらせ作家とホスト」(灰汁島セイ×瓜生衣沙)
 2024年コラボ感想企画御礼SSとして書かれた作品なので、「バタフライキス」のキャラが一部登場するクロスオーバーとなっています。
 デビューから間もない灰汁島先生が意地悪な編集から酷い目に遭う中で、接待要員としてホストクラブに行き、助けてもらうエピソードがメインとなっています。
 王将の違う一面を見た思いです。私はもしや王将を誤解している?
 セイイサの二人はいつも仲良しでほっこりします。

「花茶ひらく春の宵」(慈英×臣)
 同人誌感想企画御礼SSとして書かれた作品。お茶をテーマにした同人誌だったので、こちらも慈英と臣がお茶を飲んでいます。
 慈英の帰国に備えて二人で家の片付けをしている際、しばし休憩してどこかからか出てきた工芸茶を嗜む二人です。
 家中が段ボールに埋もれているのに、硝子の器で花びらが広がるのを眺めつつ、「カオスですね」と呟く慈英に臣が「お花いいじゃん。癒やされるじゃん」と答えるのがすごく可愛いです。芸術家の慈英となにも気にしない臣。団らんの空気が実にあたたかい。はやく二人で暮らせる日が来るといいです。

「夜の新海さん」(久遠×円)
 表題作、書き下ろしです。本編のあの低空飛行な雰囲気そのままで、新海さんが珍しくその気になった夜のお話。
 とはいえ、ですよ。とはいえ、新海さんのテンションがそう変わるわけではないのですよ。
 掴めない! 欲情しているようでもこのローな感じ。窺いながら探るような二人の心の距離感がしっくり来ないけど、そういえばもとはセフレでしたね、と思い出しました。今後左右が変わったりするかも、との匂わせもありましたが、いやでも新海さんこんな感じでは攻められないかも知れない、など思いました。

「霧島久遠についての証言」
 こちらも書き下ろし。未紘、照映、慈英、臣、新海の5人がそれぞれ久遠がどんな人かについてコメントします。インタビューに答えているような感じです。
 慈英のコメントが能面みたいで怖いなと思っていたら、臣さんが「(嫌われてることを)慈英がなんとも思ってねえのもちょっと怖い」と言っていて吹き出してしまいました。ですよね!
 そしてここでも新海さんのテンションがロー。不思議。

巻末には慈英×臣シリーズの読書順アテンドがあります。すごくわかりやすいです。

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