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東京で一人暮らしていた弟の湧人が死んだ。双子の兄である泳二は、普通に大学生をしていたのだが、なんとその死のあと親に告げられた言葉。それは、「おまえ、今日から湧人になれ」の一言だった。
湧人は、人気ロックバンドのカリスマボーカル。その死を公にするわけにはいかないと、所属事務所の社長がお願いにきた。そしてリストラからお金に困っていた親はみごと兄である泳二を売ってしまったと。
湧人の変わりに、自分の正体を隠してメンバー入りした泳二のその後やいかに・・?!
派手で、遊んでる弟と比較されるのがいやで、まじめに大学にいき、普通に生活。
弟の性癖を否定しているようで、ただ弟と同じなのを否定していただけ。
キャラクターのつくりと、関係性が面白い。
正体を知っているのは、社長とマネージャー。そしてギタリストのトオルのみ。
ほかメンバーの2人を含む会社全体をもだまして~なところからどう動くのかというのが読むほどに楽しくわくわくさせていただきました。
湧人が暮らしていたアパート(トオルと同居)に突然やってきた恋人らしき男。
これが、音楽プロデューサーの斐川なわけなんですが。犯されてしまいます。
見た目は湧人なので、しかたないんですが、抵抗しきれないところがなんだか難。
まぁねぇ・・・契約もありますけど。。。。
その後の展開。面白いんだけど、受がちょっと流されすぎちゃうところがなんだか・・というところです。初めて男に犯され、自分の本当の性癖に気づく。湧人に向ける愛だとおもっても、初めて触れる想いにときめき、斐川に心をよせてしまう泳二。
後半は違和感ないんですが、前半との相性が微妙でした。
案外、トオルとなにやらあるのかとおもいきや、何事もなさそうなのが1巻。
エロ描きな印象の強い作家さんですが、これにかんしてはストーリー重視な印象。