部族オメガバース -黎明の花嫁-

buzoku omega verse -reimei no hanayome-

部族オメガバース -黎明の花嫁-
  • 電子専門
  • 非BL
  • 同人
  • R18
  • 神48
  • 萌×220
  • 萌3
  • 中立0
  • しゅみじゃない1

8

レビュー数
12
得点
329
評価数
72
平均
4.6 / 5
神率
66.7%
著者
蝦夷森わに 

作家さんの新作発表
お誕生日を教えてくれます

媒体
漫画(コミック)
出版社
リブレ
レーベル
ビーボーイコミックスデラックス
発売日
電子発売日
価格
ISBN
9784799771563

あらすじ

これは遥か昔、
まだ「オメガ」という概念が存在しない
とある部族たちの物語――

男でも妊娠できる特異体質のヨキは、敵対するガルナ村との和平のため、
ガルナ次期族長・バドルの元へ嫁ぐことに。

婚儀当日、初対面の印象はお互いに最悪。
なんとか歩み寄ろうとするヨキだったけれど、予期せぬ〝発情〟が起きてしまって――!?

「てめぇ何しやがった…! 俺はなんでこんな…」
「ごめん…全部俺のせいなんだけどさ 抱いてくれないか?」

猛獣系年下α×やれやれ系Ω〝異部族婚姻譚〟開幕――!

表題作部族オメガバース -黎明の花嫁-

19歳、ガルナ村族長の孫、ヨキの夫となる男
21歳、ヨルタ村族長の息子、ガルナ村にヨルタから嫁として嫁ぐ

その他の収録作品

  • あとがき、カバー下

レビュー投稿数12

無自覚な独占欲にニヤニヤ

デビュー作とは思えない仕上がりでした!

部族ものということではじめは手に取るか
迷ったのですが読んでみてよかった!!

物語は一つの島で暮らす二つの部族の婚姻から始まります。
ヨルタ族の青年・ヨキは両族の和平のために
敵対するガルナ族の族長の元へ嫁ぐことに。
けれど、初対面した夫のバドルはそっけない態度で…。

このバドル、第一印象は大きな体躯に鋭い目つきでまさに猛獣。
敵対部族のヨキに対しても警戒心バチバチで、一方で興味も隠し切れておらず。
懐いてはいないけれど、遠巻きに観察してくるようなバドルに
見た目に反して愛くるしさを感じてしまいました。

また、タイトルにもあるように本作はオメガバースです。
作中では“Ω”や“α”とは直接的には記載されていないけれど、
ヨキに定期的な発情期があったり、バルドに発情を誘発されていたりと
オメガバース要素が描かれています。

そして、婚姻の儀式を終えた夜、
二人は予期せぬ“発情”によって初めて身体を繋げることに。

そんな愛の欠片もない最悪の出会いから始まった二人でしたが、
ヨキの必死の歩み寄りによって少しずつ絆されてゆくバルド。

最初のうちは他人に興味を示さず一匹狼のようだったバルドが
ヨキに対して無自覚に独占欲を芽生えさせてゆく過程にニヤニヤ
してしまいました。

頭で考えるより先に身体が動いてしまうタイプなので、
言葉は強引なのに行動ではしっかりヨキを守っていたり、
執着しまくっていたりとバドルの“俺の嫁”アピールが
微笑ましかったです。

鈍感ながらもラストでは自分の気持ちを自覚したバドル。
そこからはヨキへの好き好きアピールがさらにパワーアップしていて、
嫁を執着溺愛しすぎる夫の図に多幸感が溢れました。

ただ、できるならもうちょっと二人の蜜月を堪能したかったな…。
二人のその後を描いた続編が見てみたいです!

1

ええ男達なんだわ

過去の出来事で敵対する二つの部族。
外部からの侵略に対抗する為協力体制を取りたくて手っ取り早く婚姻関係結ぼうとなるんだけど、
それが♂×♂なんだよ。
設定としては、始まりのオメガとアルファの2人なんだって。ヨキは男性でも妊娠できる体質で定期的に発情期があってフェロモンを放出して甘い匂いがするらしいんだけど、お相手のバドルの前では発情期が狂っちゃって頻繁に起こってしまうんよ。運命の番ってやつだな。

出会いの印象は良くない2人だったんだけど、花嫁ヨキがめちゃ良いやつでバドルの良いところを探そうとするし、部族のみんなに馴染もうとすんの。そんな良い子ちゃんな部分に反感持つやつもいたりすんだけど、だんだん友好的な人が増えるしバドルは無自覚に執着してんの。2人共鈍感だから好きの感情からきてる行動って気付いてない。

不器用だけど優しくて大事にお互いしてる関係なのです。
みんな上裸でトライバル柄の刺青が入っていてカッコいい。
面白かったです。

電子で購入
白抜き修正

1

オメガバの概念が存在しなかった時代の話

「部族オメガバース」をツイッターで見かけ、去年の春庭で同人誌をお迎えしてから商業デビューのお話を知り、読み切りから連載、そしてコミックスの発売を待っていました!
サブタイトルの「黎明の花嫁」は、新しい時代を象徴する花嫁ヨキの話になります。まだΩとαの概念が存在しなかった時代とふたつの部族間の和平の印としての結婚によるはじまりです。

武を重んじるガルナ族から夫としてバドルが、知を重んじるヨルタ族から男ながら妻としてヨキがふたつの部族の未来のため夫夫になります。
狩った獣を肩に背負った状態で婚儀に遅れてやってきたバドルは、歩み寄るヨキに対して不躾な態度です。でも初対面にヨキからいい匂いがすると言うし、ヨキの優しさに早い段階からまんざらではない様子を見せるし、実はただの初恋にどうしたらいいのか分からないツンデレ年下攻め!って感じです。「男なんか好きになるはずない」「自分のことを信用しろと言ったくせに」とか考えていそうなバルトがもうかわいすぎる!!Ωとαの本能で好きだという気持ちとヨキの優しさと性格の良さに惚れちゃうのはしょうがない!

ほんとにヨキはすごく性格がよくて、どんな相手にもちゃんと自分の考えていることを話して相手のことも受け入れて歩み寄るので、結局は敵だと思ってきたガルナ族の人たちもみんなヨキのこと好きになっちゃうんですよね。ヨキが不器用ながらも強くいようとする意思が強いことと、血を重んじるヨルタ族ならではということもあるのかもしれません。
族長が言う通りに「過去ではなく今を生きている」ことを皆に示してくれたヨキはかっこよかったです。子どもを成す身体であっても男らしくてすごくよかったです。
バドルはヤンチャな年下男って感じで、とにかく感性だけで生きている感じがします。でもだから素直に自分の意思として受け入れられたのかもしれません。頭で思うより感じろ!ですね(笑)

1度目のセックスはアクシデント、2度目は自分の意思を持って。それでも項を噛むことと番になることには冷静なヨキは、自分のことよりもバドルを想っているのがわかります。一緒に歩んでいく未来を選んだヨキに素直になっていき、誰に対しても威嚇しているバドルを見ているのは、めちゃくちゃ萌えました!
ヨキの行動により自分の過去のことを改めて考え、共に生きるということを学んでいきます。子どもの頃にはわからないことも大人になって大切な人ができるとわかることってありますよね。あの時に親に言われた言葉とか。
少しずつヨキを通して村の人たちと仲良くなっていくバドルが過去の自分を許して、みんなを受け入れていくのはすぐやってくるんだとわかります。
最後にふたり共過去の親の死などで自分を責めていた気持ちに区切りをつけ、ヨキを迎い入れる日をやり直したいと、ふたりは婚儀の衣装を再び着て愛し合いながら3度目のセックスで発情期以外ではじめてのセックスをします。

まだ若いふたり。これからいろんなことがあるでしょうが、ふたりなら大丈夫だよね、しあわせになるよねと思えるいいエンディングでした。

1

「黎明の花嫁」というサブタイトルが良き!!

まだ「オメガ」という概念がなかった頃の、とある部族のお話でした。


男でも妊娠できる特異体質のヨキは、敵対する村との和平のために、次期族長のバドルの花嫁になるためにやってきたが、バドルの反応は冷ややかで、、、

その理由は、バドルの両親が亡くなったことにあるり、、、
という冒頭。



終盤でヨキを辱めようとした輩同様、ヨキがいい奴過ぎるが故に自らが嫌なやつに見えてしまう現象が起きてしまうほど、実直さが良き(シャレではない笑)でした。

だからこそ、ヨキの受け入れに拒否強かった孤高のバドルの頑なな心に寄り添い、少しずつ雪解けさせられたわけで、、、


また、バドルも少しずつヨキへ独占欲を感じて、危害を加えようとする輩を無意識に圧かけて追い払う姿は、執着ラバーとしてはニンマリしてしまいました。


あと個人的には、バドルの褌姿も良きでした(ヨダレ)し、褐色×タトゥー×肉体美というものがお好きな方には萌え滾る作品かと思いました!

2

良質なオメガバース作品

凄く面白かったです!!!!!!
まだオメガという概念がない時代での物語で敵対してる部族へ嫁ぎ、ヨキの発情を経てバドルのヨキへの対する独占欲やα特有の独占したい気持ちなどのシーンが丁寧に分かりやすく描かれてて読みやすかったです。2人の体格差もとても萌えますし、誰にも心を開いてなかったバドルがヨキにだけ素直になるのが最高でした(•ᵕᴗᵕ•)ヨキとバドル出会うべくして出会って本当によかった……

読み終わった後にもう一度最初から何度でも読みたくなる作品です。

こちらデビューコミックスとお聞きしてびっくり((((;゚Д゚))))ストーリーの運び方、魅せ方、どこを切り取っても神だと思いました。

オメガバース初心者の方でも分かりやすく絵柄も綺麗で読みやすい作品だと思います!!!

電子白抜き修正

1

部族BLってタイトルだけで買いました!

アルファ、ベータ、オメガ
という第二の性という概念がまだない、
さらに対立する部族同士を結ぶための婚姻

ときいたら興味が出て当たり前じゃないですか。
ポチっとして大正解でした。

あたたかい地域なんでしょうね。
出てくる人たちが「総じて薄着」というか「筋肉見せつけてナンボ」なので
体格の良い男ばっかりなので目の保養になります。

発情期がある
言い伝えによれば男性だが妊娠できるらしい

というこの二つの理由により、
いがみあっている部族をつなげるためにやってきた主人公。
そして反発しつつも発情期にアテられて体をつなげてから
次第にほだされていく攻め。
お約束の展開はありつつ、わくわくしながら読み進められました。

これがデビュー作というのを私は信じないぞ!!!(笑)
それぐらいしっかりと一つの作品として完成度が高かったです。
そして、同じぐらい編集者さんやレーベルをほめたい。
よくぞこれを発行してくださった!!!

ラブラブな二人もみたいので、続編希望です!

0

年下俺様攻めの無自覚なド執着が良き♡読み応えのあるデビュー作!

こちら初コミックスですね、おめでとうございます♪
表紙の攻めのイカつさに怯んでいたのですが、高評価で試し読みしたら面白そうだったので読んでみました。電子で263ページとボリューミー!以下少々ネタバレあります。

タイトル通り、部族もののオメガバース。
でも第二性のことは把握されておらず。受けのヨキ(Ω)は男性だけど妊娠できる特異体質と言われている。そのヨキが和平のため、敵対する村の次期族長バドル(攻)の元に輿入れすることとなり…というお話。

ヨキはΩで、バドルはヨキの匂いに発情するのでαですね。他に明らかにΩやαっぽい人物は登場しません(実はいるのかもしれないけど)。

バルドは19歳、ガタイのいい年下俺様攻め。ヨキは21歳、朗らかでさっぱりした性格で健気さもある男前な受けです。

バドルはヨキの村に恨みがあって、初めこそヨキを嫌っているけど、ヨキに助けられたり、発情でセッしちゃったり…ヨキの性格の良さにすぐに絆されちゃいます。態度はつっけんどんだけど、ヨキを無自覚に好ましく思ってるのがダダ漏れで可愛いです。ヨキが鈍感さんで、その気持ちに全く気づかないのも面白いw

ヨキが村人数名に襲われそうになり、バドルが救出するシーン。ヨキについた他の男の匂いに逆上するバドルのモノローグ。
『誰にも渡さない 汗の一滴も』
キターーー!俺様攻めのド執着だーーー!!
もうズキューーーンときました!良き独占欲です♡

ヨキを襲おうとした村人達をバドルは罰しようとするも、ヨキが寛大な気持ちで許す。
ヨキは光属性というんでしょうか、まるで天使みたいに優しい人ですね。
この辺の描写は、ヨキの心が本当に美しいんですが、ちょっとひねくれ者の私には眩しすぎました…。

終盤の一波乱も乗り越え、最後はしっかり心も体も結ばれるバドルとヨキ。めでたしめでたしなハピエンでした。

濡れ場は数回でえちですが、ライトセーバー修正で真っ白で残念!バドルの立派な巨○を良修正で見たかったw
ラストは、最初はあんなにツンツンだったバドルが、甘っあまにヨキにチュッチュしてるのが大変良きでした♡ これからはヨキを溺愛する夫になるに違いないw

作画もストーリーも、デビュー作とは思えないクオリティの高さを感じました。素晴らしかったです。
今後の作品も楽しみにしています♪

(甘々な新婚生活の番外編も電子で同日発売されているので、読んでない方はそちらもぜひ見てみてください♪)

電子 ライトセーバー(白抜き)修正(真っ白で残念!)

1

黎明のオメガバース

トライバルタトゥー!長髪!筋肉!
私の好きなの3拍子揃ってる〜というわけで。

オメガという概念が無い状態でのオメガバース黎明の物語…
敵対するふたつの部族をなんとか融合させるためにお互いの族長の子同士を婚姻させる、という取り決めに従ってガルナ族の次期族長・バドルに嫁いできたヨキ(男)。
ヨキはヨルタ族に伝わるある体質を持って生まれて…
それが、男でも子を成せる、というもの。
一方、部族内でも孤高でヨルタ族を信じないバドル。
でものっけからヨキに急な発情があって、体だけは繋げちゃう。
そこから、どうやってこの2人が?
ヨキはガルナ族の村で孤軍奮闘、でもなんとか両部族に和平を、という気持ちを持って根気強く周囲と接しています。でも本心はどうかな?バドル本人への愛情というよりあくまで政略結婚をつつがなく的な。
バドルは逆に、反ヨルタながらも比較的すぐにヨキを特別に感じてる。単に鈍感という感じで、自分がもうヨキを好きになってるのがわかってない感じ。
でもヨキの体/本能の方はバドルに何かを感じています。発情の周期が乱れてバドルを求めてる。
これがまだ誰も知らないオメガとアルファの運命の番なのでしょうか。
ともかく、単細胞男バドルが心からヨキを妻として愛するように。
ヨキはオメガ。でもオメガのイメージである不憫とか健気、弱々しいという人物ではありません。自分がなんとか和平をもたらすんだ、という意思がある。
バドルは剛の者だけど心では傷ついた少年が泣いてる。

冒頭、お子がいますね。これは続編がありますね。ハッピーだらけの続編希望です。

0

部族ですよ…!

初めは連載が決まる前にpixivで見つけたのかな?
それから単行本になるのをずっと待ってました!
部族ですよ。作画コストの高そうな入れ墨バリバリの褐色肌の男たちが、いろいろ乗り越えながら愛を育んでいく…それだけでも素晴らしいです。
まぁ内容については他の方がものすごいあっついレビューを書いていらっしゃるのでそちらはおまかせして、私から言いたいのは一つだけ。
続編ありますよね?もちろんありますよね?!だってお仲間さんの妹の話とか島の外の話とか、まだこれからだし、何よりまだ番になってないじゃないか!!!これからですよ!絶対、続編お願いします。お願いします!!!
※レビューじゃなくて申し訳ありません。他に叫ぶところがわからなかった…

1

セリフを超越した言霊感じるメッセージ性にも優れた素晴らしい作品!絶対に読んで欲しいデビュー作‼

この作品を読んで感じられる事、受け取れた事が多過ぎて、、、とにかく素晴らしい作品なんです‼という事を何が何でも伝えたい…‼‼‼

言葉を尽くして全力でおススメしたい…しなければいけない作品に出会いました!
と声を大にして言いたい\\(o→ܫ←o)//

でも、、、この作品の素晴らしさを余す所なく伝えようとしたら結果作品の全てのエピソードを語るしかないので、、、もぉ、、、読んで欲しい‼という事をとにかく伝えたい

なので細かいストーリーに関してはそこまでレビューでは書かずに自分自身が感じた事をどうにかまとめていこうと思います⸜⸜٩( 'ω' )و //

因みに、、、こちら、先生のデビュー作ですって。。。!!!!!
んもぉーーー…デビューって何⁈って最近ホントに混乱しちゃう、、、
このクオリティで初コミックス⁈
マジで才能と努力の結晶ですね、、、すごい!


さて。。。
BLに限らず何か作品を読む時って「ジャンル」ってどの作品を読むか?の選ぶきっかで大事だと思うんですけど、当然BLと言うからにはBoysのLoveを求めて読んでる訳で、、、
そして今回は「部族オメガバース」と謳われているので、褐色男子やトライバルTatooや衣装から感じる世界観やオメガバースがまだ認知されていない黎明期ならではのお話しなんかを期待して読んだのですが、、、

この作品からは恋愛だけではないたくさんのメッセージを受け取る事が出来てしまい、、、「ジャンル」の概念が窮屈にさえ思えてしまう作品だと強く思い知る事になる読後に今も一向に興奮が収まりません

正直、こんなに深く自分の琴線に触れて来るとは思ってもみなかったので強い衝撃を受けています

勿論恋愛要素としても非常に高いストーリー性があり、結果が見えているような展開のイージーさは感じません
かと言って難しい訳でも決してありません
彼らのゼロどころかマイナスの関係性から始まるステップを踏んで行く納得性の高い心の触れ合いを感じる恋愛がしっかり感じられます
この魅せ方もまた巧い…上手すぎる .゚(→ε←*)゚ .゚!!!

俺様風ですがすぐに俺様なだけではなく不器用というかぶっきらぼうな攻めと言う事が分かるバドル
彼の閉ざされた心に寄り添わずに居られなくなります

大きな志を秘め、孤軍奮闘1人慣れない地でも前向きさを失わない包容力の塊のような受けのヨキ
彼の孤独や消えない哀しみに触れ、心から安寧を願って止みません

しっかりした攻め受けのキャラが立っていてこのマイナススタートの2人の先を見逃す訳にはいかないって即思うと思います!
尚、先生的には「バドルは体ばかりが大きい子供の怪獣」「ヨキは器用そうに見えて強くあろうと踏ん張ってる不器用な子」と思いながら描かれていたそうです
そんな彼らのあとがきのデフォ絵もかわいいです♪

そこにオメガバースとしてのエッセンスがあり、更には緊張状態にある部族同志の結婚というロミジュリ風味の設定+緊張状態に陥った過去の争いにより刻まれた村人の遺恨、しかも現在も続く他の部族からの侵略への警戒などのバトル的要素、、、

と、、、恋愛軸に肉付けされたたくさんの要素が驚くほどバッチリとハマっていて、、、1つの作品としての完成度が激烈に高いんです…‼
こんなにたくさんのアレコレがあるのに、、、ですよ???
それでもホント、驚くしかないけれど。。。

\\\\まっっっっったく破綻していない//////

ホントにすごい構成力!!

そして何よりも凄いのは、ストーリーに乗せて伝わってくるメッセージ性が凄く響くんです

ストーリーの為にキャラに用意されたセリフというよりも、彼らの生の「言葉」であり「声」として届いて来るような感覚です
目で読んでるはずなのに耳に届き、胸に沁みる、、、
そんな響く力のあるセリフが素晴らしかった、、、
これはこの作家さまのマインドの奥深さが無ければ絶対に生まれない言葉たちだったと思います
まさに【言霊】を受け取りました

恋愛漫画を読みながらも「人として」気付かされる貴重な時間を貰える作品
本当に嘘も誇張も忖度も一切なく、ただただ感動しました!!!

ハッとするセリフがいくつもあるのですが中でも受けのヨキが伝えてくれた
「許す事は許さない事より難しい」
という言葉の重さには偉人の名言並みの感銘を受けました

ハッと考えさせられたり気付かされながらも決して終始重過ぎるトーンでもないので、身構えずに読めます!!
キャラがうまく活きてます(*˘︶˘*).。.:*

困ったな、、、もぉ、、、褒める所しかありません!!

濡れ場も関係性の変化と共に思いっ切り変わっていくので魅せ場としてもバッチリ!

その上気になるフラグも多く撒かれていました、、、
これは、、、
絶ッ対にぜーーーーーったいに続編を出して欲しい!!!

出版社さんにはこの続編を出す使命があると思う!
絶対です!!!
だって、先生もあとがきで心残りがあるって仰ってるし、、、ページ数の関係で描き切れなかったお話しもたくさんありそうだし、、、!!!

続刊のお知らせ、ものすっごい期待して待っています!!!
皆さん、是非、この作品を読んで下さい
続刊への後押し、是非して欲しいです(>ω<)!!!

フラグの件や続刊への想いを書こうとしたらまた止まらなくなるから、、、セルフ強制終了しますね、、、
とにかく少しでも気になったら絶対に読んでみて欲しい

スト重読者さまにもおススメ、是非したい作品です٩(⁎˃ᴗ˂⁎)۶

修正|ただひとつだけ、、、この修正だけが非常~~~に残念なシッカリ目なライトセーバー、、、これは、、、勿体なかったな~。。。でも、濡れ場がメインって事でもないっちゃないので、、、作品を読めた、出会えた喜びには代えられないので、、、ほんとに、、、読んで欲しい~~~~~っす!

5

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