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eigyou buin ・ oomachi shizuki no renai shuushi kessan houkokusho
稲葉と志月の物語の第二弾です。
このシリーズにおいてはこれまで4組のカプが誕生してきましたが、オリジナルの2人が再登板。嬉しい楽しい恋人編となりました♪
同じ舞台でシリーズ化されている作品とあってか、これまで成立してきたカプもちょこちょこ登場している今作。塚森に限って言えば主役2人に劣らずの準主役級です。
稲葉と志月の出会いとなった「社史編纂室で恋をする」は前もって読んでいないと今作のストーリーは分かりにくいと思いますが、主役2人との絡みが多い塚森が主役となっている「塚森専務の恋愛事情」は読んでなくても大丈夫。巻頭にちゃんとキャラ紹介が掲載されていて、シリーズの概要をザックリと把握できる配慮がディアプラスさんナイス!有難い配慮に感謝です^ ^
さて。
久しぶりの登場となった稲葉と志月ですが、めくった1ページからラブラブです。
これが恋人編の醍醐味というものかー!甘くてイチャイチャがいっぱいです(笑)
稲葉が嫉妬しまくる裏の顔は楽しいワンシーン。稲葉も愛する恋人相手には冷静でいられなくなるんだね…フッフッフ…ニヤニヤ( ̄∀ ̄)ってな感じです。意外と人間臭いトコがあるんじゃんって思ったし、志月をストーカーから守るがむしゃらさは稲葉の志月を想う本気が伝わってきました。
調査会社を経営してるだけあって、そこら辺の警察より頼りになるカッコ良さはさすがでした。
今巻はストーカー案件がメインで動きます。
志月はやっと横領の冤罪が解決したと思ったら、今度はストーカーに狙われるハメに。一度お祓いに行くことを勧めたい( ̄▽ ̄;)
面識のない相手から執拗なストーカー被害に遭う志月と塚森のトラブル被害を、恋人である稲葉と共に立ち向かっていく内容となっていて、ハラハラドキドキのストーリー展開です。面識のない相手から狙われることになった背景がものすごく気になって仕方なかったです。
ストーカーは塚森のストーカーとも同一人物で、一体どうなってるのやら。ストーカーから謎につけられた因縁と付き纏い行為の真相に迫る稲葉と志月たちから目が離せませんでした。
ストーカー被害に遭う志月と、それを偶然にも知ることになってしまった稲葉との間で気持ちがすれ違ってしまうなんて展開もあったりと、恋人関係の難しさにスポットを当てた一幕は見どころの1つです。
基本的には志月視点で進む物語ですが、後半は稲葉視点に切り替わり、あの時あのシーンはこうだったのかと、稲葉の心情の答え合わせが可能に。ストーカー被害を恋人である自分に言わないことに怒る稲葉の気持ちや、志月のことが心配で堪らない焦りとストーカーへの怒り、ストーカーを撃退することに尽力する様子などなど、稲葉サイドのストーリーが細かく描かれているお陰で話にグッと深みが出たように思います。
作品自体のボリュームに対するお値段設定はちょっとお高めと思わなくもなかったかな。もう少し話を掘り下げても良かったと思いました。
しかしながら、最後はキッチリと恋人同士らしい甘い結末にキメてくれて満足満足。2人の深い愛に浸った読後感でした^ ^
なんと、シリーズ5作目!✨
相変わらず体育会系ポジティブ天然受け・志月のいじらしさや健気さ、
スーツに熱いところ(笑)が発揮されていて、楽しい一冊でした〜!
「社史編纂室で恋をする」の続編のこちら。
シリーズ他3作は未読でも問題ないと思いますが、
シリーズ1作目で今回の新刊の前のお話となる「社史編纂室〜」は
読んでいた方が解像度が上がるかな?と。
そしてシリーズのカップルがちらほら、出てきます。
(先生のあとがきにあるように、一人だけ出てこないキャラがいて、
誰だ!?と探す楽しみもあり)
最初のページに、みずかねりょう先生の美麗イラスト付きの
キャラクター表があり、ニヤニヤしながら眺めてしまいました(。-∀-)♡
キャラクター同士の関係性が一目で分かるのがありがたいです☺︎
社内横領事件の犯人として濡れ衣を着せられていた疑いが晴れ、
営業部に戻った志月(受)。
稲葉(攻)との恋人関係も順調でー
と平穏な日常生活が戻ってきたかと思いきや、
謎の男からの付き纏いに悩まされるようになり、
心配かけまいとそれを稲葉に秘密にしていたことで、喧嘩になってしまいー
と、シリアスな展開で始まる今作。
序盤は受け視点、後半は攻め視点でそれぞれの思いが語られ、
すれ違い時や事件解決後の甘いひとときの志月・稲葉、
各視点でのお話が楽しめるのが嬉しい◎
で、そんな本編のテーマである”ストーカー事件”の真相も
もちろん気になるところなんですが、
今作で炸裂していて思わず笑ってしまったのが、
志月のスーツ&ネクタイ愛!!!
ネクタイ愛の強い彼はネクタイで稲葉を縛ることはせず、
なんとワイシャツを使って稲葉を拘束、プレイに挑む(?)シーンあり。
そして「普通はネクタイで縛るもんじゃないのか?」と失言(!)した稲葉に
とうとうと”ネクタイをそんな粗雑に扱ってはいけない”と語る、という。。
(行為の最中ですw)
もーーーおかしくておかしくて、「ふふっ」と声を出して
笑っちゃいましたꉂ(๑˃▽˂๑)
そんな二人の濡れ場は、決してエロエロ…という感じではないのに
腰にくるような情欲と甘さがあり、特に攻め・稲葉視点で語られる
”いつも翻弄されているのは自分の方だ”という独白には「くーーーっ!」と
身悶えするほど萌えました・:*+.
志月(+塚森!)を襲うストーカー事件は、
一人が二人をストーキングするというちょっと変則的な?つきまといでしたが、
志月が犯人により勝手に”二番手のセフレ”扱いされていたことに
激しく憤る稲葉の姿が良いー…!
そうだそうだ、もっとやってやれ!と思いながら
犯人との対決シーンをドキドキ、ハラハラ見守りました。
犯人を縛り上げる稲葉、映画のように映像が自分の脳内で再生されて、
何度もリピートして「くうっ」となったーー笑
志月がつきまといを隠していたことを、ついつい強い言葉で
責めてしまった稲葉ですが...
それも、愛しい恋人のことが心から心配だったから。
読んでいるこちらにも、志月自身にも、そんな彼のちょっと不器用な愛は
しっかり伝わってます…!
”ワイシャツ拘束プレイ”以外でもう一つ印象に残ったのは、
稲葉視点の後半、ネクタイを志月に贈るシーン。
今でも”騙して出会った”という出会いやその経緯を後悔している稲葉の
強くて深い深い愛情が伝わってきて、胸キュンです(*´∀`*)
そんな想いは隠して贈り物をしたのに、
志月にはしっかりバレて伝わっているところも良き...
ピンチはあれど、そのピンチを経てより愛の深まった二人。❤︎
志月の爆発するスーツ愛に応えて(?)くれた稲葉のスーツ姿、
みずかね先生のイラストも眼福すぎましたー…✨
6作目もぜひぜひ読みたい!シリーズ続編も、期待して楽しみに待っています♡