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懐かしい作品を久しぶりに読んでいます。私が持っているのはコミックス版ですが、こちらの文庫版なら中古で今でも手に入るのでは?と思うので、こちらにレビューします。
元のコミックスは、もう18年も前の作品です。新田先生の初コミックスです。特徴のある絵柄に苦手な方も多いようですが、画力は確かだし、ストーリーと共にその『濃さ』が魅力で、読み始めると止まらない、そしていつの間にか絵柄までも好きになってしまう。圧倒的な個性を持った作家様です。
新宿のホストクラブのトップを競い合う男たちの物語。主人公の鷹明の本名が香藤洋二、先輩ホストが岩城恭介と『春抱き』の主人公と同じ名前なので、ちょっと混乱してしまいますが、まったく無関係です。先生が好きな名前だそうです。
鷹明目線の話で、客の漆崎、NO1の後輩ホストの新川、鷹明をホストに育てた岩城との関係が綴られています。
漆崎との「嘘」を介した首を締めてのSEXは鷹明主導。漆崎のキャラは面白かったので、関係が続いてもいいなと思えるのですが、すごいキャラの岩城が登場して以降、出番がありません。岩城の影ではそれこそ影が薄いって感じなので、仕方がないのかな。
鷹明が憧れる岩城は「キング」って感じの人で、自分の魅力を知っていて、若かった鷹明が強烈に憧れるのもわかります。だけど悪い男なんですよ!再会した鷹明とすぐにSEXして、そのベッドで新川を引き抜く手引きをしろと言ったりする。鷹明を引き抜くんじゃなくて新川ですよ!鷹明の好意は痛いほど知っているはずなのに、試すようなことを平気でする岩城。
新川は鷹明が好きで、自分の方がNO1でも、鷹明はいつまでも憧れの存在。その鷹明と一度関係を持ったことで、ますます惹かれていく。
どうしても鷹明に感情移入して読んでしまうので、岩城の自分勝手な振る舞いにはイライラし、新川相手では物足りないと思ってしまいます。
それぞれの心情が複雑で、岩城と岩城に心酔する鷹明の若い頃の話が、同時収録の『ナイトキャップ』で読めます。女王然とした今の鷹秋とは違う、ウブでわんこな鷹秋。その鷹秋に対する岩城の仕打ちが怖いです!なんともいえない複雑な心情。なんだかんだ岩城が一番好きだったので、このシリーズの中では『ナイトキャップ』が一番のお気に入りです!
文庫版はコミックスの時と収録の順番が一部変わっているのですが、お話の流れとして文庫版をお勧めします。
読む順番は
・『男が男を愛する時』(文庫版・芳文社)
・『ラストワルツ』 (文庫版・芳文社)
・『イロコイ』 (文庫版・芳文社)
・『ウブ』1巻 (コミックス・芳文社)
・『ウブ』2巻 (コミックス・芳文社)
これでシリーズすべてが読めます。
10年に渡り描かれた男たちの熱い物語。古臭さはあります。だけど昔の出来のよかったドラマを見て「古くても面白いものはやっぱり面白い!」と思えるような、読み応えのある作品です!
このシリーズ、タイトルがまばらだから順番とかなんたらがわかりにくい。
今無性に読みたくてしかたなくてどーしようかと。
未読の本の山に埋もれてるんだろ~な・・・(´Д`。)グスン
お話の舞台はホストクラブ。
主人公は、ナンバー2の鷹秋。
鷹秋は、妹に金をせびるのをやめろとやってきた男に
「変わりに俺の客になるならやめてやる。もちろん夜のサービスも込みでね」
と、取引を持ちかけるのだが・・・!?
妹のためにと身体を差し出した男。
鷹秋を崇拝し、想いつづける男。
その鷹秋が憧れを抱き続けている男。
女性向けのホストクラブで巻き起こされる男同士の恋愛模様。
最終的に行き着くところがどこなのか。
ひじょうに気になります。
岩城さん。どこかでこのキャラは~とあとがきにありますが、これ春抱き?
まぁ、結論、名前のみでキャラは完全に別なんだろうけど、名前がリンクしてたりするとすごくときめいてしまうww
鷹秋の本名が香藤っていうのもふ・く・めヽ(*´Д`*)ノ
かにゃこサン!
ありがとうございますwww
早く読みたいww