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仁侠物語、最終巻。相関図の次のページに目次があるのですが、そこに描かれている男性がとてもかっこいい。え?だれ?こんな男前いたっけ?と相関図を見てみると・・・ちひろじゃないですか!!ええ~。丸い黒メガネかけていたから気がつかなかったけど、なんてイケメンなんだ。そう言えば2巻の過去話『LIAR』でもお顔を晒していました。でもあの時は準紀の魔性の美しさにばかり目が行って、ちひろの素顔なんて素通りしていたかも^^;ちひろは崎也の同期と言う設定なので37歳とほぼ同年齢なんですが、全然見えないですからね。崎也老け過ぎでしょ。そのせいか葵とのラブシーンが萌というより、恥ずかしくなっちゃうんです。BLとしてはすっかり準紀たちに主役を食われてるなーって思ったんですけど、もしかしたらこれが狙いだったかもしれません。だって、この巻で準紀を取り戻すためにドンパチやるんだけど、その最中に崎也が葵にする「ちゅっ」とか「ぎゅっ」が、不意に投入されるから、とんでもなく恥ずかしいんですよ\(//∇//)その分ちひろと準紀、東と準紀の関係に安心して萌えられます。東、本当に切ないです。復刻された文庫版の『花組仁侠伝』の下巻には、同人誌で描かれた番外編もすべて収録されているということなので、東のお話も読めるのかな?
クライマックスの準紀の涙とちひろの決心、泣けました。準紀には涙がとても似合います。そして準紀を殺せなかった東。彼は準紀に何を言おうとしていたのかな?本当は愛していたんだよね。ああ切ない。
そして捕まった葵を身を挺して守ったのは組長でした。最後まで脇役に喰われっぱなしの崎也と葵です。
『できのいいキス悪いキス』の3巻で彼らのその後の外伝が読めます。その外伝は『花組仁侠伝』の文庫版の下巻にも収録されているそうです。
同時収録の『クレイジーフルーツ症候群』と『真夏の共犯者』は『仏頂BABY』でレビュー済みです。
*(追記)
手持ちの同人誌を引っ張り出して確認しました。
復刻された文庫版の『花組仁侠伝』の下巻には全ての番外編(ほぼパロディ)が掲載されています!これから読むなら文庫版がお勧めです。
この巻で終わりと知っていたので、大事に読んだんですが、
なんていうか、あっけなさすぎる!
面白かったには面白かったんですけど、
主人公の一無良(いちむら)の存在が薄れすぎちゃってて、びみょう。
一無良ってキャラは別に好きでも嫌いでもないが、
主役だれだっけ? みたいな感じでそのまま最終回ですってなると、
どうも気持ち悪いです。
そもそも、こんな駆け足で最終回にしないでも、
まだまだいくらでも話を広げられそうなのに、何でなんでしょう?
やっぱ、BL漫画ってファンタジー以外は長い話だと無理があるんですかね?
もちろん、そういう作品もないわけではないけれど……。
同時掲載の「クレイジーフルーツ症候群」と「真夏の共犯者」は、
どちらも良い話でした。面白かったです!
短編だから逆にいいみたいな……。