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gouin na uso to shinjitsu to
俺様で強引だが、一途な攻×恋愛に淡白なようで、実は臆病な受。
火崎先生お得意の、ちょっぴり異色なカップル、一流モデルと人気作家のお話でした。
惚れた弱味というやつなのか、自分になびかない受けに尽くして溺愛している攻めなのに、甘ったるい感じがしないのは、言動が俺様でハッキリしているからでしょうか。
受けを手に入れる為に、自分の仕事(誇り)を捨てられる潔さに、ドキッとさせられました。
とにかく野生的な格好良さを持つ攻め!
ただ、我慢が限界に達すると、早とちりして自分のいいように取ってしまうのが玉に瑕だったり(^_^;)
あとは、受けの仕事が終わるまで健気に待つ姿が、普段の傲慢なイメージとのギャップでまた良かったり(受けもそこに弱いww)
一方の受けは、容姿も良く、知識もそこそこあるが、それでいて素直で、ある意味純朴(天然)な青年。
24歳(攻めより1歳下)だけど、年齢以上に落ち着いている印象を受けたので、性的な事に対してウブなところは、これもまたギャップ萌えと言いますか…笑
読んでる側から見れば、明らかに攻めのことを意識しているのに、それに気付かないのもまた可愛くて、ポイントが高かったです。
しかし、2人のそんな性格故に、想い行き違いで一旦は別れるものの、最終的にはハッピーエンドに。
エピローグ後の短編では、甘々度が割り増しされ、べったべたな2人が見れたのも良かったです♪
あと、個人的には、当て馬ポジションで登場した攻めのライバル青年にも幸せになってもらいたいなぁ、と。
(キスは奪えたけど、このままじゃ鼻血キャラで終わっちゃうよ!)
ニコルにも幸せを!
スピンオフ期待してます!!笑
表題作「強引な嘘と真実を」212ページ、「強引な恋」40ページの2本立てです。
「強引な嘘と真実を」
遠美(受け)は小説家。ひょんなことから知り合ったモデルの二ツ木(攻め)にキスをされ、付き合って欲しいと言われてしまう。その気はなかったけれど、仕事の参考になればと、二ツ木に誘われるまま遠美は一緒に出かける。そんな中、遠美の作品が映画化されることになり、主役の男のオーディションに二ツ木の名前が…という話です。
「強引な恋」
遠美は自分のマンションにこもって、原稿を書いていた。そこへ、二ツ木がやってくる。部屋で待ちたいと言う二ツ木を、落ち着いて仕事ができないからと遠美は追い返すが…という話です。
二ツ木は強引ですが、単に天上天下唯我独尊というわけでなく、相手の気持ちも立場も配慮します。嫌なタイプじゃありません。
ただ、作者様が後書きで書かれていましたが、二ツ木は自分の定規で測って行動するので、遠美の希望と合っていると限らないだけというわけです。…でも、薬を遠美に使うのはダメだと思う。個人的にそこは大いなる減点ポイントでした。
題名だと二ツ木が嘘をついているようですが、二ツ木は言わないことはあっても正直な男ですし、遠美のついた嘘も筆名を隠していたというだけで、強引さはありません。
二人が一緒の時間を過ごす中で、遠美が二ツ木に惹かれていく様子は読んでいて楽しいです。二ツ木が遠美を特別扱いをしているのも萌えました。
ただ、二ツ木が最初から遠美を好きで甘いのがちょっと気になりました。もっと好き度合いが徐々に上がっていくのが感じられたら良かったなぁと思いました。
あとは、イラストが満遍なく散らばっている印象が残りました。表紙開いてのカラーを含めて、イラスト15ページってリンクスロマンスでは普通なのかな?二ツ木は男前でしたが、中央わけの額がハゲそうで気になりました(笑)