お買い得商品、セール品、中古品も随時開催中
love mode
作家さんの新作発表
お誕生日を教えてくれます
晴臣編あれで終了かと思っていたら、もっとシリアス展開が待ち受けてたか。そして葵一が前に撃たれた時に助けた彼が晴臣の弟であのセリフに繋がってて、晴臣の背中の傷もこの時にできたわけだ。天雷にも早く葵一のような存在が現れてくれるといいんだけど。少なくとも10年巻は見つかってないってことだよね。一星は私の中でそういう存在にはなってないと思うから。 それよりも下衆父と僧侶の関係。その時だけの玩具かと前作で簡単に考えてましたが、その僧侶の為に家を継ぎ、跡継ぎを残し、とかなりの執着?思ってたよりも若い頃に知り合ってたのか?今後の展開が楽しみ。
8巻に引き続き、晴臣×葵一の過去編のお話。
頭のおかしな家庭教師に誘拐され、晴臣の命と引き換えに、自分の体を差し出そうとする葵一。
胸にナイフを刺され傷だらけになっても、葵一を守ろうとする晴臣。必死に戦う二人の姿が、凛々しくて、ひきこまれる展開です。雪の中、抱き合って倒れているシーンは壮絶…。
蒼江父と、錦(お寺のお坊さん)の関係も気になるところです。
誘拐事件が解決した後、蒼江父の世界は錦を中心に回っているのかも…と、思わせるシーンがあったんですよね…。
まぁ、蒼江父の真意がどこにあるにしても、血をわけた自分の子供がどうなろうと知ったことか、という彼の非情さは、ちょっと恐ろしいですが(>_<;
また、晴臣と葵一の出会いから、5年ほどの月日を経て、春臣の弟・天雷が登場するお話も収録されています。
不本意にも弟を見捨てた形になってしまっていた晴臣の後悔と、兄に見捨てられたと思い込んでいた天雷の愛情と憎しみが痛いくらい伝わってきました。
葵一、晴臣、天雷がそれぞれに、お互いに寄せる感情が、切ないです。
誤解が解けても、既に双子の彼らの道はどうしようもないほど遠く分かれていて、家族なのに共に生きていくことは叶わない。寂しすぎる…。
「幸せになってもいいと思うか?」と、晴臣が葵一に問いかけるシーンは泣けました。
読み終えた後に、なんともいえない切なさが残る巻でした。
晴臣×葵一
8巻に引き続いて、二人の壮絶な過去が明らかになる過去編です。
初エッチにもたどり着きました。 (この二人の場合は、現代編での二人を知ってるぶん、今さらって感じもしますがw)
壮絶といえば壮絶な過去ですが、悪人はちゃんと悪人のままだし、誤解はきちんと解けるし、予定調和の中におさまってくれるから、そんなに驚かされることはなかったです。
てゆか蒼江兄弟って、十分以上に優しい人間たちに囲まれてるやんって思いましたよ。これで孤独なんて言ったら贅沢だよって。
あと「イケメン性善説だなァ」なんて不謹慎なことを思いながら読んだりもしてましたw(蒼江パパが例外といえば例外だけど、彼もまた彼なりに、色んな屈託があるようだしね)