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1genme wa yaruki no minpou
作家さんの新作発表
お誕生日を教えてくれます
よしながふみ作品に嵌まると抜け出せません。
1巻・2巻 すべてが【神】です。
この本に出てくる人達全員が 人間として活き活きと生きています。
実際に本から飛び出してバリバリ働いていそうです。リアルがあります。
人間社会の【喜怒哀楽】が凝縮されていて ただただ感動しました。
働く男は美しい。男同士の恋愛はお互いを尊重し尊敬する事だろう。
「愛してるよ 健介」藤堂のがっつりキュンセリフ。激萌。
普段は乙女なのだが ここぞとばかりにバシッと決める場面では男・藤堂決めています!
大興奮満載のHシーンがとにかくお勧めです。面白かった~。
1巻から数年後。
田宮は帝能大学の20代助教授となっています。
一方藤堂は親のカネ、コネを捨てて、自分のやりたかった理工学部の博士課程に進んでいます。
そして2人は同棲中!
藤堂のルックスが劣化してるー。
髪型は同じ。メガネかけて疲れたお顔。
お互い忙しくて生活時間もすれ違い…淡白な田宮も本当はスキンシップを求めてる(でも自分からは言えない!)。だから藤堂から…
よしながふみさんの描くエロシーンは破壊力が凄い。
仰け反る顎の線、布団から出てる足の角度、そういうアプローチで濃厚さをあぶり出す凄さ。
これぞ「エロ」ですよ。
藤堂は1巻とは性格も変わりましたね…親の呪縛から抜けて自立すると、若き日のシニカルさが抜けるのでしょうか。
そしてこの2巻には藤堂の弟の物語も続いて入っています。
弟・藤堂宏明は田宮に似た秀才タイプ。で、彼もゲイで担当教授とカラダで取引…(実際は真剣に愛している)
この弟、つかみどころがなかったけど、高校時代からの過去編もあってなかなか深いです。こちらのエピソードも大いにおすすめです。
収録されているのは1999~2001年に発行された同人誌から7作品とこの単行本のための描き下ろし作品が1作品です。
藤堂x田宮カップルのその後と新しいキャラのお話でした。
大学卒業後7年程経って田宮は母校の大学の先生、藤堂は博士号を取るための論文のため忙しい日を送っている所からお話が始まりました。
7年経っても2人は相変わらずなのですが、藤堂が更にヘタレでワンコっぽくなっているような…?(笑)
田宮の照れ屋さんなのも変わっていません。
今回新キャラが登場しますが、彼らは田宮と同じ大学で働く教授と学生です。
このカップルがまたいい!!教授は年齢的にはオヤジでかなりの年の差カップルに見えるのですが、かなり天然ですれてなくて子供のようなところがあって一生懸命なのがほんとに可愛いです。
年下の攻め様は全く反対のタイプなのですが、男前でとてもクールで寡黙。
一見本心が読めないようなのですが、行動に現れるタイプですね。
彼の過去のお話もちょっと切なくていいお話でした。