条件付き送料無料あり!アニメイト特典付き商品も多数取扱中♪
uchiki na kuroneko ha osananajimi ni aisareru
今回は電化製品会社営業マンと古書店店主のお話です。
猫とは仲良くなれるものの人付き合いが苦手な探受様が
少しづつ変わっていき、攻様の恋人になるまで。
受様の祖先は代々猫を祀った小さな神社の宮司でした。
神社自体はとうになくなってしまいましたが
初代が猫神様から授けられた猫と話をできる力は
子孫に受け継がれて祖母と受様もその力を持っいます。
受様が両親を事故で亡くなしたのは3才の時で
猫関連専門古書店をしていた祖母に引き取られます。
祖母は古書店を商いながら
迷い猫の捜査依頼等の猫関係のよろず相談を引き受けていて
受様は祖母とともに兄姉分の古書店の通い猫達に
守られて育ちます。
幼い頃から猫を友とした受様は言葉足らずであり
人間とのコミニケションが苦手で仲の良い友人は
小・中・高校と一緒の幼馴染の攻様だけでした。
攻様は出会った頃は小突いたり、からかってきましたが
他の者に突き飛ばされたりすると怒ってくれたり
押し付けられた当番を一緒にやってくれたりして
いつもそばにいる事が当たり前な関係となります。
攻様は大学こそ県外に進学しますが
祖母が倒れてからは頼れる親戚のいない受様を
よりフォローしてくれ祖母を見送る時にも
攻様の存在はとても頼りになるものでした。
受様は祖母の古書店を引継ぎますが
古書店はほぼ閑古鳥で猫関係の相談解決で
細々と暮らしている状況です。
攻様は大学卒業後は大手メーカーの支社に勤務し
受様の猫関係の仕事を手伝ってくれていますが
ある日攻様が出向いた仕事先で
高齢女性が何十匹も猫を飼う猫屋敷の話を聞き
気になるからと同行を求められます。
果たして攻様の心配事は解決されるのか!?
猫後が分かる受様と小学生からの付き合いの攻様の
ファンタスティックな恋物語になります♪
受視点で進んでいきますが
攻様の言動の端々に受様への恋情が見えていて
受様以外には攻様の気持ちは丸わかりです。
受様は言動一致の猫と話せる力もあって
本音と建前のある人付き合いが苦手で避けていて
攻様の想いを知りません。
攻様の恋に気づかないくらいなので
猫関係依頼協力してくれたり、バイトをさせてくれる
動物病院の医院長のアプローチにも全く気付かず
攻様とのアレコレを相談してしまうくらい
天然君なのですよ (^-^A)
そんな受様が攻様に助けられながら
猫絡み依頼を解決していく事で
自分の今までの生き方や攻様との関係を見つめなおし
恋心を自覚していく様を楽し見せて頂きました。
受様がちょっと天然すぎる感はありますが
ファンタジー設定だし、受様の成長物語でもあったので
それほど気になりませんでした。
陽平〜〜〜〜!!!!
全部猫美視点なのですが、もうもう陽平がすごく良いんですよ!
18年間ずっと猫美を好きで構って、猫美の唯一の家族の祖母が亡くなってからも、一生猫美を守ると決めていて。
気持ちが叶わなくても猫美だけ、ずっとそばにいると決めていて。
猫美視点の回想からはジャイアンが好きな子を構ってるのに、意地悪されてると思われてるパターンか?と思いきや!
季節が進み陽平と猫捜索事件を解決するたびに、猫美も人の気持ちや世の中を少しずつ知っていき。
すごく狭い猫美の世界の中で陽平はスーパーヒーローなんですよね。
そんな陽平がなぜ自分なんかを?となかなか陽平の気持ちを理解できず。
陽平を意識しだすと今度は嫌ではない→好き?と悩んだり、スーパーヒーローな陽平に自分なんて…と卑屈になったり、陽平を解放してあげなきゃと思ったり。
もう、最後の方のヒデヨシと猫美の部分では泣けて泣けて。そうだよ!自分から捕まえなきゃ!
猫たちや紋次郎さんのお話も、モモのお話も、もちろん猫美と陽平のお話もとっても良かったです!
特に陽平の覚悟が…。一生猫美を…と心に決めてるところ(泣)
心が洗われました〜。
エッチが1回しかなくたっていいんです、
それがささら先生の作品だから。
ドギツイのじゃなくてやさしいBL読みたい時はやはりささら作品。
セッ描写もサラっとしている(自分調べ)ので
娘が読みたいと言い出したらまず貸してあげよう。
猫と会話ができちゃう引きこもり、猫美24歳。
小さい頃からその猫美に想いを寄せてきたハイスペ男子、陽平。
猫がいっぱいでてきてほんわか、途中ホロリ、
いよいよの初セッでは吹き出しました笑!
どれだけ猫美が足踏みしても、すごーく大きな愛で受け止める陽平に脱帽!
いつもながらあったかーい気持ちになれる1冊です♡
伊勢原ささら先生、「臆病ウサギの純情」そして「ピノと、彼の初戀」などが
特に大好きで時折読み返している作品です。
そんな伊勢原先生といえば、ファンタジー!というイメージがあったのですが、
なんと新作は現代もの。
ドキドキ、楽しみな気持ちで本を開きました。
猫大好きな先生が「愛猫とおしゃべりができたら楽しいだろうな」と想像して
書かれたというこちらの作品。
猫たちの言葉がわかる主人公と、ひたすら受けを想う一途攻め、
ほんわか、癒しの雰囲気が漂う一冊です。
「受けのことをひたすら追いかける攻め」が何よりも大大大好きな自分には、
陽平(攻め)の猫美(受け)一筋!の姿勢はグッとくるものがありました。
(読み進めるごとに、あまりにも陽平が不憫になってしまうのですが、、)
ただ…!!
受けの猫美が、どーーーーしてもどーーーしても、自分の中で「24歳の男性」には
とても思えなかった、、、
で、この彼を受け入れられるかどうか、で作品への評価も変わってきちゃいそうかな、、と。
引っ込み思案で人付きあいが苦手、うまく話せるのは猫とだけ。
うん、ここは分かる。
だけれども…
ちょっといろいろ、頭の中に「??」が浮かんでしまう。
24歳の若者で、古書店以外に猫捜索も請け負っているのに今時スマホも持たず
固定電話のみ、そして”クリスマスは恋人同士が過ごすもの”という一般的な認識も
持ち合わせていないーー
特に「えええ…」と思ってしまったのが、後半。
ひたすら健気一途に追いかけてくれる陽平の気持ちを踏みにじる、
「クリスマスは誰か他の人と過ごしたら…?」の一言。
無自覚に陽平の心を抉る言動に、「そりゃないよー!」という気持ちにさせられてしまい、
攻め萌え・受け萎え…という感じでどうにもいまいち萌えのウェーブに乗り切れなかった感が。
高校時代、一度陽平に告白されていた過去を都合よく「忘れるフォルダ」に入れており
陽平に言われるまで完全に忘れていた…
というのも、「そんなことある!?」とちょっとツッコミを入れたくなってしまった
部分でした。
ただ。
そんなダメっダメな子を一途健気に小学校時代から愛し続けちゃう陽平、
好きなんだなあ。。可哀想で。。(自分でも歪んでる、と思いつつ)
そして私の中ではすっかり”精神年齢小学生”な猫美も、自分の中の気持ちを
きちんと見つめなおし、「陽平のことが好き!」と認めることができ、
最終的には自らの口から「好き」だと伝えられたこと。
ーーここに、彼の拙いし幼いながらも一つの成長の形が見えて、
萌え……はしなかったんですが、ほっとしました。
後半に起こる離れ離れになった猫夫婦のお話も、もしかしたら好みと評価が
分かれる点かもしれません。
二匹の子ども・大福が以外にあっさり父親のことを受け入れる発言をしたのが、
どうにもスムーズすぎて、個人的にはちょっと肩透かしを食らった感もあったかな、、
と、諸々のことを鑑みての、評価…難しい。。
”受けへの共感度”がどうしてもなあ。。という点でとても迷ったのですが、
陽平への萌え(と同情もおおいにあるかも;)、そして猫美に見えた成長と
これからに期待して、「萌」とさせていただきました。
いやーーーー……
受けの子が鈍臭すぎる。いくら世間知らずとはいえ、これはないでしょう。
この子のキャラクター性こそがファンタジーです。全く共感できません。
幼馴染みが自分のことを好きだと知っていながら、数々の失言。これまでの言動も大概よ?
パーフェクトな幼馴染の陽平は昔から猫美一筋。ですが、その想いは全く報われず、しかも猫美は過去に陽平をフッた記憶を忘れてる始末です。高校時代に陽平からの告白を断ったあと、それまで一緒に行っていた甘味のお店に誘われなくなって、寂しかったんだ…だと。どの口がそれを言うんだ……すごい自分勝手すぎん?Σ(゚д゚lll)
フラれた陽平の気持ちは無視ですか……告白はからかわれたと思っていたとしても、相手に配慮なさすぎです。
それなのにずっと猫美のそばで見守ってきた陽平がいいヤツすぎ。こんな優良物件がなぜ……惚れたの弱みというのはツライですね。
失礼ながら他にいい人いるよと、まさかの主人公以外の相手を勧めたい気持ちでいっぱいでした。あまりこんなことを思わないんですが、猫美の無神経さと鈍感さに陽平が傷付くのを見ちゃいられなかった。
それなのにコはモテるんですよね。スパダリな幼馴染みにも、人気の動物のお医者さんにも告白されています。当の本人は、ポケら〜っとしてるだけですけどね。保留で逃げてないで真剣に考えてあげて欲しい……
猫美が精神年齢的にちょっと幼すぎる印象でした。好きの感情に気づいてなくて、猫ちゃんたちに指摘されたり、失態を叱られる有様です。
猫たちの方が世間の常識を知ってるのか、みんなしっかり話してくれて頼もしいです。猫と会話できなかったら、猫美はきっと陽平とうまくいかなかったでしょうね。
コミュ障か臆病なのか分からないけど、男だったらガツンといったれよと思う!ウジウジしてばかりで正直目も当てられなかったです。
女の子じゃないんだし……っていうか、女の子の方がしっかりしてるかもですね。自分のことばかりじゃなくて、相手の気持ちも考えてと思います。
主人公へのダメ出しが多くてすみません。吐き出しすぎました。
肉親が誰もいない中、独りで生活を切り盛りしてるのにあまりにも頼りなさすぎて、うーん…でした。猫美のキャラにどうしても入り込めなかったです。
猫と話せるスキル、それによって猫の捜索に励む描写は面白かっただけに、少々残念。
そんなわけで私にはあまり刺さらず、「中立」としました。