条件付き送料無料あり!アニメイト特典付き商品も多数取扱中♪
表紙買いしたコミックスだったが、中身はちょっと想像していたものと違っていた印象。
刑事×カフェオーナーという取り合わせの表題作は、まあ何と言うか・・・・・・ヒゲとギャルソンエプロンが萌えだったのかな(作者の)、といった感じを受けた。
どうも2人が好き合っている理由やきっかけが掴めない。
もちろんそういう時はお決まりの「ひとめ惚れ&運命」で片をつけてもいいのだが、それにしても色んなものがすっ飛ばされた上での濡れ場は、やはりちょっと首を傾げてしまった。
まあ確かに短いページ数で、アレもコレも表現するのは難しいとは思うのだが・・・でもどうしていつの間に、カフェオーナーは泣くほど刑事を好きになっていたのだろうか。
そして刑事はいつから夢に見るほどカフェオーナーを好きだったのか。
その辺りかなり謎。
しかし描き下ろしの「甘く闇にみだれて」は同じように短いページ数だが、過去と現在をリンクさせながら、本編では脇役だった2人の悲しくそして甘い関係を上手く描いている。
個人的にはこの番外編の方がオススメだったりする。
ところであまりコミックスでは見かけたことのない作者だと思ったので、調べてみると・・・年に1冊くらいのペースでしか発行されていなかった。
後は圧倒的に挿絵が多い。
そのせいなのかどうかは分からないのだが、どうも絵に動きがないように見えた。
それが表紙と中身の印象の差なのかもしれない。
どちらかと言えば挿絵向きの作家なのかな、という気もしたが、小路龍流のように漫画を描くことに消極的、と、いうことでもないようなので、今後に期待してみたいと思う。
1年ほど前に初めて読んだのですが、今回読み返してみて、「あれ?」と思った作品でした。
初めて読んだときのほうがもっと好きだなぁ~という印象だったんですが・・・
表題作のシリーズと、そのスピンオフともいえる「甘く闇にみだれて」は設定は刑事、ヤクザものと設定は好きなのですが、特に表題作のシリーズは心情描写が曖昧な感じがしてちょっと勿体無かったかな。
でも攻めの職業が伏せられていて、そういうミステリアスなところは面白かったです。
「その手で触れられると」はリーマンもの、「或るお屋敷の恋」は屋敷の主人と使用人(おそらく執事)ものです。