あらすじ
痛みで僕に君の記憶を刻みつけて――。
幼い頃に祖母の葬式で聞いた言葉が、胸に突き刺さったまま成長した優心。「思い出を忘れる=その人の死」だと感じていた優心は、嫌なことも、幸せなことも、痛みで忘れないように自分自身に刻み込み、一時の安心感を覚えていたが…同じく心に傷を持つ夏向と過ごすうちに、ある欲望が溢れてきて――。惹かれ合い歪み合う、心に傷をもった少年たちの物語。
※当コンテンツは全23ページの同人誌作品です。電子配信にあたって加筆修正しています。購入に際してご参考になさってください。