捨てる神あれば、拾うスパダリ 恋人に捨てられましたが、年下彼氏に溺愛されています

suteru kami areba, hirou supadari koibito ni suteraremashitaga, toshishita kareshi ni dekiai sarete imasu

捨てる神あれば、拾うスパダリ 恋人に捨てられましたが、年下彼氏に溺愛されています
  • 電子専門
  • 非BL
  • 同人
  • R18
  • 神7
  • 萌×24
  • 萌5
  • 中立2
  • しゅみじゃない0

194

レビュー数
5
得点
68
評価数
18
平均
3.9 / 5
神率
38.9%
著者
福澤ゆき 

作家さんの新作発表
お誕生日を教えてくれます

イラスト
一夜人見 
媒体
小説
出版社
Jパブリッシング(ジュリアンパブリッシング)
レーベル
カクテルキス文庫
発売日
電子発売日
価格
ISBN
9784866697277

あらすじ

恋人に捨てられ自棄になっていた篠崎は、一夜限りの男に襲われそうになったところを、会社のイケメン後輩・北村に助けられる。寂しさを抱えた篠崎に北村は自分が相手をすると持ち掛け、二人は毎週金曜に身体を重ねる秘密の関係を結ぶことに。篠崎は捨てられることに怯えながらも、優しく抱いてくれる北村に惹かれてしまう。そんな中篠崎の元恋人が襲来し、北村が助けに来てくれるも様子がおかしくて…?「好きです。この先も一生」一途なスパダリ後輩×恋に臆病な先輩の溺愛ラブ!


初版のみにお付けしている特典(初回特典、初回仕様特典)がある商品は、商品ページに特典の表記が掲載されている場合でも無くなり次第、終了となりますのでご了承ください。

表題作捨てる神あれば、拾うスパダリ 恋人に捨てられましたが、年下彼氏に溺愛されています

篠崎の後輩社員で企画課部所属のモテ男
営業部所属で北村の先輩社員

その他の収録作品

  • あとがき

レビュー投稿数5

もったいない

福澤ゆき先生の作品を読むのはこれで3作品目になります。前の2シリーズはファンタジー物でしたが、今作は現代物だったのと歳下のスパダリ攻めということでとても楽しみにしていました。

受けの篠崎と攻めの北村の両視点でお話が進むので、読者が北村の気持ちを疑うとかは一切なくて安心して読めました。代わりに篠崎のハッキリしない態度とマイナス思考に焦ったく感じることと思います。

1番盛り上がったのは篠崎の元カレが元サヤを狙って近付いて来るエピだと思います。もう狡賢くて悪どいヤツなんですよ。どうしてこんなヤツと付き合って同棲までしてたのか理解出来ませんでした。

惜しかったのが北村に猛烈アピールをする同じ部署の女性や、篠崎に連絡先を頼んで来た新入社員の存在が中途半端だった事でした。篠原が北村の同期の女性との噂に不安になったのは、先の2人の女性を北村が全く相手にしてないからだと思うのですが、同期の女性は枯れ専だと公言してて友人だと読者は分かってるのでイマイチ盛り上がれませんでした。

個人的印象ですが丁寧に日常を書いてくれてるのが仇になってて、ダラダラした展開がテンポが悪くしていて、途中で飽きそうになりました。

きっぷの良い同期女性はそのままに、篠崎の元カレのような悪役を1人女性に欲しかったかなと思いました。せっかくの北村のモテ具合がコレじゃあ生きてきません。

多分ですが半月後には記憶に残らず読み返すことが無いと思うので萌にしました。
それと北村の私服問題ですが、あまりにも荒唐無稽すぎて笑えませんでした。ファンタジーではなく現代物であの設定は私的には無いです。

凄く良い設定なのにもったいないと思いました。

1

失恋したらモテメンな後輩がセフレになりました

今回は企画課部の後輩社員と営業部の先輩社員のお話です。

恋人に捨てられて自棄になった受様が
助けてくれた攻様のセフレになり、恋人になるまで。

半年前、受様は3年間同棲した恋人に
別れを告げる手紙だけ残して突然姿を消されます。

始めは何かの事件かと思う受様でしたが
受様は恋人と住むマンションのための金と
全財産を持ち逃げされていて

元カレの以前住んでいたアパートから
女性と出てくるのを見たことで
金蔓として利用されたと思い至る最悪さで

自棄になった受様は
SNSでワンナイトの相手を探すものの
またもダメ男に引っかかって犯されかける事態となり
通りかかった若い会社員に助けられます。

受様が傷の手当をして汚れたスーツの着替えまで
買ってきてくれた相手に連絡先を訊くこうした時点で
初めて相手が同じ会社の後輩社員だと気づきます。
この後輩こそが今回の攻様です♪

攻様は社内一モテる男として有名ですが
企画部と営業部り合同定例会議でくらいでしか
瀬ッて店のない受様を攻様を知っていました。

仕事熱心で真面目な人だと思っていたのにと驚かれ
受様は失恋の自暴自を隠そうと手軽にエッチしたかった
と偽りますが

攻様も割りきった関係の相手を探していたと
良ければ相手になると言われるのです。
果たしてセフレになろうという攻様の真意とは!?

同じ会社の先輩・後輩関係である受様と攻様の
オフィスラブになります♪

攻様は体調の悪い受様を気遣って
来週の金曜日に改めてよろしくと去っていき
受様がいろいろ考えるうちに約束の日になります。

迷惑をかけたお礼と謝罪だけはしたいと思うものの
向こうが忘れたいと思っているかもと
ぐるぐるしていた受様ですが

定例会議で準備する新入社員手助けしていると
資料を抱えた攻様にさりげなく声をかけられ
ホテル名と時間を書いたメモを渡されて
しっかり本気の攻様のセフレになってしまいます。

そうしてなんだかんだと攻様との関係は続きますが
受様の金を持ち逃げした元カレが復縁を迫りに現れて
攻様の逆鱗に触れてのされる事となった上に

受様は攻様に前からずっと好きだったと告白されますが
社内一モテ男な攻様に好かれる理由が分からず
なかなか攻様の恋を受け入れられません。

受様が恋愛に慎重なのは
元カレとの付き合いによる影響だけではない事が
少しづつ見えてもきて、どうやったら2人が
うまくまとまるのかとドキドキ&ワクワク♪

受様と同じ営業部で情報通な攻様の同期(男性)のアシストや
美人と評判な経理部員(女性)の噂な度に振り回されつつ
攻様の恋が成就するまで楽しく読ませて頂きました。

受様が好きすぎて同期の営業マンにすら嫉妬する
攻様がすっごくMYツボでした♡

1

捨てる神あれば、拾うスパダリ 恋人に捨てられましたが、年下彼氏に溺愛されています

表紙と挿絵が素敵でした。

1

もっと何かひとつ、グッとくるものが欲しかった

福澤ゆき先生、初めて拝読する作者様でした。

タイトルそのままに、溺愛年下攻めによる、トラウマ持ち平凡受けの救済物語。
同じ会社の後輩×先輩のカプです。

受けの元カレが引き起こす騒動でシリアスな展開も一部ありますが、
基本的には甘くて甘い!
溺愛攻め、大好きなので北村(攻め)の言動にきゅんと萌えるところ多々でした。

読み始めてしばらくは、なぜ北村はこんなに篠崎(受け)のことが
好きなんだろう??と頭の中が「?」でいっぱいだったのですが、
途中で攻め視点に切り替わってから、その「?」の部分の解像度がググっと上がり、
なるほどー!と納得。

篠崎自身は自覚していなかった”天性の人たらし”とも言えるような素敵な内面も
びしびしと伝わってきて、愛すべき攻め&受け、お似合いの二人だなあ、と
微笑ましい気持ちに。

…ただ。。
個人的には恋愛面のお話だけでなく、主人公の仕事への姿勢の変化とか、
精神的な成長とか、そういったものが見られるお話が好きなので、
全体を通しての感想となると、正直なところちょっと物足りなさを感じてしまいました;

愛というものに対してのトラウマを乗り越えて…という部分以外に、
何かもうひとつグッとくるものが欲しかったかなあ、と。
もうこれは自分の好みの話だと思うのですが、、わがままですみません、、;

北村の同僚たち、個性ある脇キャラ達がとてもいい味を出していて、
特に松倉くんが好きでした。北村以上に、わんこな松倉くんに惹かれちゃったかも。
ナイスアシストに、「よし!」と言って褒めてあげたくなっちゃいました笑

恋愛ストーリーとしては萌える部分多々だったのですが、
これから先何度も読み返すかな?読み返したいかな?と考えた時に
ちょっと自信がなく、「萌」とさせていただきました。

あ。。あともう一点、セックス描写の回数は複数あるものの、
体位やどこがどうなってるのかはっきり分からなかったり、
バリエーションの少ない感じも個人的に気になってしまいました;

4

スパダリのギャップ萌えの破壊力

めっっっっちゃ面白くて、秒で読んじまいました!

……というのは嘘ですが(笑)、気持ち的にはそんな感じ。おもしろ楽し過ぎて、爆速で読み終えた絶品作です。


福澤ゆき先生の作品といえばファンタジーのイメージですが、こちらは日常現代もの。あらすじ読んだときから、絶対買うと決めてました。これは読むっきゃないと。
感想は、一行目に書いた通りです。最高に面白かったです!!

スパダリ北村のパンチ力がエグく、受けの篠崎だけじゃなく私のハートもガッチリ掴んで離しませんでした。カッコ良過ぎて、頼りになって、優しくて……そこにガチヤンのギャップ萌えも加わって、最高のスペック攻めにメロメロになりました!
執着と嫉妬の強いスパダリ……ヤバい…ニヤけてまう^ ^
身体から始まる系のストーリーだけど、攻めから受けの愛がおそろしく強い溺愛ハードモードな物語。金曜日だけの逢瀬を条件に、セフレ関係となった先輩後輩の恋愛模様は読み応えたっぷりです。

ずっと想いを寄せていた先輩篠崎に猛アプローチを仕掛ける後輩の北村
元カレとの恋愛にウンザリして、恋愛に消極的になってしまった篠崎

北村からの求愛を簡単には受け入れない篠崎の心の傷を北村がどれだけ癒せるか。どれだけ絆せるか。どれだけ好きにさせていくか。…といった、我慢ゲームのような駆け引きにご注目です。
篠崎は本気になって傷つきたくないからと、北村の気持ちを受け入れないのですが、フフフ……そんなこと言っても無駄なのよね( ̄∀ ̄) 北村の執着がとにかくブレがなく、一直線。楽しくて仕方ありません!

顔がいい。優しい(セックスも)。篠崎一筋。無理をさせずに篠崎のことを一番に考えてくれる。元カレのクズから守ってくれる最高のセキュリティ。
好きにならないハズがない…!!
いい意味でヤバくて溺愛ムーブで篠崎を絆しにかかる求愛行動に、私の鼻の下はだらしなく伸びまくりでした(笑)

素直になれない篠崎がどんどん好きになっていく心理描写は、切なさも入り混じりますが、この作品は両視点なため、北村視点を見れば不安など吹っ飛ぶ仕様です。北村がいかに篠崎に惚れてるか、のプレゼンみたいな北村視点描写は、読むのが超楽しかったです。
元ヤンなだけに、ドスの効いた脅しはサイコーにシビレたし、オラオラ系の服のセンスも一周回って愛おしい(笑)ストーリーを楽しませてくれる要素がいっぱいで、最後まで物語の虜でした。


溺愛をベースに、ヒヤリとするシーンや、ニヤニヤするシーンなど、魅せる破壊力がすごかったです。読後感はもちろん素晴らしく、大満足ですヽ(´▽`)/

4

この作品が収納されている本棚

レビューランキング

小説



人気シリーズ

  • 買う