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kyuuketsuki to yukai na nakamatachi
とうとう、あの続きが読めて感無量です!
暁とアルがアメリカで別れて(というか、アルが置いていかれて)、やっと2人の再会が果たされ心の中で泣きました。
(泣くような再会シーンではないけれどwww)
以下、ただのネタバレ感想です。
この巻では、暁との関係は依存だったと自覚した半端な吸血鬼甘ったれアルのじわじわした成長が嬉しい。
凶悪な事件には巻き込まれるわ、半端な吸血鬼という人生を背負っちゃうわ、頑張るけれどドジっ子だわ…なアルだけど、素直で優しい彼を愛してサポートしてくれる人が周りにたくさん増えていて。
暁も遠くからこっそりめちゃくちゃ気に掛けているのが漏れ伝わってきて、切ないけれどアルの周りは温かいなぁと思っちゃう。
日本へ帰国し自立しなきゃってバイト探す一方で、我慢できなくて早速暁に会いに行っちゃうし連日センターに通っちゃうアル。
意固地で頑固な暁は相変わらずで、でもやっぱり結局なんだかんだ、再会した蝙蝠アルを受け入れつつある暁が愛おしいww
遠回しに作戦練って攻略するより、ガンガン会いに行っちゃう押しつけ愛を存分に発揮して十分に効果が出てると思いました笑
アルがビビって人型にならないため言葉を介してのやり取りこそ微少ですが、2人のやり取りにほっとする自分がいます。
『吸血鬼は大好きな人がどういう人生を歩むのか見届けることができる』
という一文に、寿命の差がある吸血鬼と人間だけど暁の最期まで一緒にいるというアルの決意を見ました。
木原先生なので(まだまだ)何が起こってもおかしくない…けれど、願わくば2人がもう孤独とは距離を置いて、優しく温かい人生を歩みますように。その時間がたくさんありますように。と祈りながら、最終巻を待ちたいと思います。
寂しい。けれど、2人を見届けたい。
待ってましたーーーー!!
蒼竜社版5巻の本編分+続き120Pぐらいになります。
続き同人誌で発行されていたんですね。同人誌をゲットされていた方は続きを知っていたのか…羨ましい!
蒼竜社版ではキエフと三谷も一緒に帰る設定でしたが、集英社版では三谷は見送り、キエフはフランスへの乗り継ぎで東京まで同行に変わってました。キエフチート過ぎて難解事件になりづらいからですかね?w
あと新しいアソシエイトエンバーマーの名前も変わっていて、その彼がエンバーマーに向いていない設定はそのままでした。暁にしては控えめなトーンで辞めるように諭すのはアルの教育の賜物か、アルがいなくなって落ち込んでいるのか…。にしても2㍍弱であの服装とか、もう1人の毒舌美女もクセありすぎw
さすがというか、今作もアルは不幸体質を存分に発揮して事件にトラブルにと巻き込まれまくるw最後の事件は返り血浴びた服の血の匂い追って探した方がよかったのに!ドジっ子も健在!アル頑張れ!
そして相変わらずの漢字Tシャツチョイスwバザーのそれは絶対止めてw街で見かけたら3度見するわw
忽滑谷が用意したTシャツもイジってるとしかw忽滑谷わざわざ探し出してきたのかな?w
今回も笑わせてくれますが、泣かされもします。
正反対のアルと暁だけれども、2人共どんなに傷付けられても犯人にさえ優しい…本当に2人で幸せになってほしい!
おそらくアルのことを想って痩せてしまった暁が愛おしい。
2人のやり取りが本当に好き。最後の暁とか、もう!なんだかんだと言いながらもアルがそばにいることが、心の支えになっているんだろうな。
コミスタで小冊子の「忽滑谷刑事の事件簿6前編」が付きます。ほとんど柳川の話で忽滑谷が登場したところで終わってしまいました。なんだかチラチラとフラグが立っていたような気がします。小冊子も次回が楽しみ!
お向かいのお姉さん、それ覗きだぜ。気持ち分かるけどw
新装版もついに5作目。
物語に大きな動きが見られる、なかなかに読み応えのある巻です。
Holly Novels版の旧5巻本編に、過去に発表されていた同人誌やペーパーの内容を加えて再構成されているとのことで、盛りだくさんの1冊となっています。
いやはや…どこからどこまでが同人誌の内容なのかがわからないほど、エピソードの織り交ぜ方と繋ぎが自然で驚きました。
過去新装版同様、下村先生の挿画も美しいですし、時代に合わせて表現が変更されている箇所がありますので、旧版を既読の方も新鮮な気持ちで楽しめるかなと思います。
暁にアメリカに置き去りにされ、絶望感でいっぱいのアル。
なんというか、暁が恋しいがゆえにめそめそと引きこもってばかりのアルを見ていると、あまりの子供っぽさにお尻を引っ叩きたくなってしまうんですよ。
そんな読み手の気持ちを知ってか知らずか、先輩吸血鬼のキエフがアルの暁に対しての依存や甘えをズバッと見抜いてばっさり論破してくれる気持ちの良さ。
アルにも理解を示しつつ、はっきりと冷静にものを言う彼の存在は大きかったのではないでしょうか。
かゆいところに手が届く魅力的なキャラクターでした。
そう、アルは甘ったれなんですよね。
いつまでも半人前の吸血鬼でいるのも、暁と一緒にいたいのも、その方が暁に甘えられるからなのです。
本人も依存に近い感情を自覚しているのだから、これは甘え以外のなにものでもないというか…
ところが、5作目にしてアルに大きな変化が訪れます。
この変化と、思いがけず変化せざるを得なかった特大級のピンチが彼の意識を少しずつこれまた変化させていく。
なんだかもう、彼の暁への想いの強さが伝わってくる148.149ページにはグッときてしまいました。
徐々にではありますが、5巻は全体的にアルの精神面の成長が見られる巻かなと。
そして、舞台はアメリカから念願の日本へ。
曲者揃いの新たな登場人物たちと、慣れ親しんだ面子の登場に嬉しくなりながら、頑なでぶっきらぼうな暁と粘り強く諦めないアルの攻防戦を見守る楽しさがありましたね。
忽滑谷が暁とアルの良き理解者でいてくれて本当に良かったです。
終盤に関してはもう、この先が気になって仕方がないとしか言いようがないでしょう。
5作目の前に番外編を挟んだことがここで効いてきます。
はたして暁はどうなってしまうのか?
吸血鬼に近付いたアルと暁の行く末はいったいどうなるのか?
非常に盛りだくさんの内容で、まるでジェットコースターのような読み心地でした。
ついに次巻が最終巻と聞き、早く読みたいやらまだ終わってほしくないやらで落ち着きませんが、半人前吸血鬼と愉快な仲間たちの物語を最後まで見守りたいです。
シリーズファンです。
な、なんと来月に続刊(6巻)が発売されるというスピード感。しかもついに完結!今回最初から最後までドタバタ続きで、一体全体ど~なっちゃうんだ~という印象で…完結してから購入しよう!っていうのも大いにアリかもしれないです。
アルが吸血鬼としてのバージョンアップを遂げるんですけど、これがいいことなのか悪いことなのか、、、そもそもこの物語のオチとして不死者が死にゆく人間を愛してしまったらどうなっちゃうのか(同じ吸血鬼にしちゃうっていうオチにはならない気がするんですよね)っていう、木原先生の解釈がとても楽しみなんですよね。
本巻から新たなキャラクター(もちろんクセ強)も登場するんですけど、なんといっても伊達に300年生きてないなぁ…キエフのドライな優しさがめちゃくちゃよくて惚れ直しました。キエフ編とかあってもいいんですけど…。
1年が終わるのはしんどいけど、早く6巻読みたいっていう複雑な気持ちです。