ワイルドダーリン

どんだけヘタレなんだ…

「眼鏡越しの空は…」の続編ということを知らずに読んだんですが、特に支障はなかったです。「眼鏡～」の主人公達も登場するのですが、本筋に余り絡んでこないので。

萌と中立とで悩んだんですが、おまけで萌にしました。
表題作シリーズともう一つ短編が収録されています。
表題作は高校の後輩と先輩のお話なんですが、女の子に遊び慣れた後輩が「ほんとの恋をしたい！」と思っている所へ現れた先輩に一目惚れをするというお話。
ノンケ同士なんですが、攻め様は果敢に先輩に告白します。
攻め様は優男系で、今までの女の子との経験も豊富なはずなのに、先輩に対しては実はとっても忍耐強い子でした。
女の子とはすぐ寝るような子とは全く思えません（笑）。
告白されてから中々決心がつかない先輩は、ずっと攻め様を待たせるんですが、その間攻め様はずっと我慢。先輩、この期間は酷いよ…。＞＜
攻め様、よく待ったと思います。＾＾

同時収録作品は生徒ｘ教師で、こちらも生徒は高校生。
短いのですが、Hシーンは結構エロいです。
SMに目覚める高校生って怖い…（笑）。

調度いい焦れったさ。

「眼鏡越しの空は・・・」のスピンオフ

杉崎は龍二に一目惚れデスね。
そっからもう一途で我慢強い。
“我慢強い”ってのは全体を通してであって、最初は強引チューしてしまうんですよ。
このチューがですね、
両手押さえ付けてのチューなんですけど、両手塞がってるからって、
シャツの前を口でビリッ！

Oh Wild！(いや、きっとそんな意味のタイトルじゃない・・・)

比べるのもアレなんですけど
眼鏡よりもワイルドの方がお話としては好きでした。

杉崎が《眼鏡》から見て、
意外に大人で、龍二を見る目が結構クセモノで。
戸惑って、ドキドキして、龍二ってこんなカワイイやつだったのか。
って瞬間が散りばめられてます。

最初に１回泣かせちゃってるんで、杉崎は龍二の様子をうかがいながら我慢してます。

一線を引いて触れるなんて、そりゃ出来ませんわな。
龍二を見送ったドアの前でヌいちゃう杉崎が痛々しい。

きっかけがないと
もうこの２人は進めないよ。
ってところで杉崎の父親登場。
特にビックリもしないんだよね、この親。

N.Y.暮しが長いとそんなもんなのかしら。

いやー、なかなか関係が深まらなかった２人だけに
エチシーンはよいです。
バックで挿れて、片足だけ持ち上げて
前を向かせようとするけど、恥ずかしがっちゃって
こっち向かない。
いいわー。
その姿勢でチューはツライんじゃ？
こんだけキレイなんやったら向き合って致してるのも見ーたーい。

《危ないくらい愛してよ》
生徒×先生 で、生徒がSMプレイに目覚める。
“卒業するまでがまん”てありがちな設定が
なぜかSMプレイ。
やってみたいのが二輪挿し。

《ワイルドダーリン 以心伝心 いい湯加減》

片想い期間が長いとこうなるのか、杉崎。
完全、ワンコ決定。

後輩攻めー(＾ω＾)

充が求めるのは本気で好きになった相手との最上のSEX。
―そんなことを考えていたら運命と呼べるような相手が―
そこから充が龍二先輩に近づいていくといったストーリー。

だったら普通のストーリーなのですが、2年後に月日が遡ります。
実はまだ 恋人同士じゃない彼達｡
複雑な思いが絡み合うのが私的萌えポイント(￣∪￣)
→先輩の泣き顔が無償にかわいいのも注目☆

少女マンガのような純情さが読んでてほっこりでしたー。

モテる充が一目惚れしたのは可愛い顔だけど超男らしい柔道部の先輩空知。
主人公の絵柄が安定していないからなのか全く別人に見える感じがします。途中で髪型が大幅に変わるのですが、とてもじゃないが同一人物には見えない。
告白をしても曖昧なままの関係。恋人なのかトモダチなのか？
ストーリーに重きを置いているのでエロは少な目。
お約束パターンの純情ストーリー好きにはオススメ。