恋も愛もすべて 

koi mo ai mo subete 

恋も愛もすべて 
  • 電子専門
  • 非BL
  • 同人
  • R18
  • 神3
  • 萌×25
  • 萌0
  • 中立0
  • しゅみじゃない0

--

レビュー数
2
得点
35
評価数
8
平均
4.4 / 5
神率
37.5%
著者
水名瀬雅良 

作家さんの新作発表
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媒体
漫画(コミック)
出版社
KADOKAWA
レーベル
あすかコミックスCL-DX
発売日
電子発売日
価格
ISBN
9784041156896

あらすじ

甘い恋、穏やかな愛。 そんなものじゃ全然足りない。叶うことのない想いだと諦めて友人の柏木から離れるために海外へと逃げ出したものの、数年後会社の異動で偶然にも柏木に再会してしまった那智。再び体の関係を求められ、忘れられない想いを自覚するが…?

表題作恋も愛もすべて 

(大学生、那智の同級生→)社会員
(大学生→)アメリカから帰国した社会員

その他の収録作品

  • 描き下ろし:#5.5(6P)

レビュー投稿数2

流され健気の成長

大好きな水名瀬先生作品。
最新作のこちらは、2021年の「本命彼氏」のバージョンアップ社会人編と言った雰囲気の作品。
つまりは、「傲慢攻めx従順受け」的な。
そこを、いつもの美麗絵柄で水名瀬節たっぷりに読ませてくれます。

主人公は、那智。
大学の途中でアメリカに留学し、そのままアメリカで働くリーマン。
今回、期限付きで日本支社での勤務となり帰国します。
ところが、日本での出社日に挨拶してきた男は……⁉︎
…という冒頭で、全くの偶然で大学の時に「色々あった」男・柏木と同じ会社で再会してしまう。
那智としては当時自分だけが恋してる状態に我慢できず、何も言わずに留学して離れた経緯があるけれど、全く変わらず強引な柏木は那智を責めながらまた同じ関係を結んでくるわけで。
那智は柏木と寝る関係を再開するけれど、心は許していない。好きな気持ちを抱いたまま心は冷えて…

今回、攻めの柏木は既刊比で相当なオレ様。ルックスも強面に近い。
一方那智は一見流されているけど、彼なりの強さを獲得しているんです。
今度は自分の意志を、自分の想いを、逃げずにぶつける那智です。
ラスト、しっかり柏木と対等になっている那智が素敵。


んも〜、やっぱ水名瀬スタイル好きだわ…
ストーリーは王道的で絵柄は美麗。王道には王道の良さがある。大好きです。

2

受けの健気な恋心に感情移入

柏木×那智


水名瀬雅良先生の作品だから、
王道を押さえつつ、安心して萌えられる。


大学時代から片想いしているヤリチン同級生・柏木から
逃げるようにアメリカへ渡った那智。
数年後、帰国すると、転勤先で再会したのは、その柏木。
セフレだった2人が、柏木の強引さで再び曖昧な体の関係に。

大学時代のエピソードが描かれているから、
那智に感情移入しやすい。
グッときたのは、
那智の落ち着きの中に隠された健気な恋心!
ノンケの柏木だから、恋を諦めかけても、
柏木とのエッチに溺れて、
柏木の優しさに膨らんでいく期待が粉砕される瞬間、
その痛みがズキズキと伝わってくる。その泣き顔が・・・!

柏木も柏木で、昔も今も、傲慢全開ばかり!
男前な見た目に反して、内面は子供っぽく、
那智の体だけにガンガン突っ走るというやり方で、
空回りするのは、 俺様な執着だけ。

2人とも言葉足らずで、
自信不足の那智に、
自信過剰の柏木がぶつかって、
両片想いの不器用なすれ違いがもどかしい!
で、
「俺だけを愛して」那智、
「俺だけを見て」柏木、
2人とも独占欲満点で、無敵!

外国人スパダリの当て馬、効果が抜群!

少し切ない展開の中、
すれ違ったからこそ溢れ出す大きな想いと、
心の底から動き出すデカい欲望に胸アツ!
昇華していく素晴らしい恋にキュンとしました!

3

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