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ストリートゲリラの6巻。
内容が結構ドロドロしてるんですが、雰囲気はBLというより、少女漫画のドロドロのような…。
親友の秀一が好きだけどばれたくなくて、一生は後輩の女の子・綾とカモフラージュで付き合うことにします。
綾は一生の恋を応援してくれる唯一の見方。この子が本当に見返りもなく一生の世話をやいてくれて本当に健気で感動します。
男女の友情ってこういうのかな、とも思いますが、一生がちょっと男性にしては女々しすぎるところがあるのでどうなんでしょう^^;
誰とも真剣に付き合ったことのない一生が彼女を作ってショックを受ける秀一は、二人を見ているうちに綾が欲しくてたまらなくなる…という、BLとしてはかなり異色な展開だと思います。
このあと二人が恋人同士になれるのか、ほんとに、あと一歩、あと一押し、てところで終わっているので非常に残念。
気になっていた作品なので読めてよかったですが、おそらくもう最後までは見られないんですよね。
この巻は一巻まるまる描き下ろしだったのですごいなーと、感じましたが、どうしても最後まで描きたい!絶対描く!と作者さんも後書きで言っていただけに続きが出ないのは非常に残念です。
一生と綾のツーショットのシーンは本当に癒されます。
一生は精神的な安定を綾に求め、肉体の欲求を身体の関係だけの男性に求めます。
えろシーンは非常に濃厚。でも一度も好きな人とは一回もしてないんですよね。
未完の作品なのでおすすめしにくいんですが、一昔前のちょっとどろっとしたBLやキラキラした時代の少女漫画の雰囲気が好きな方には合うのではないかと思う作品です。