コミックマズル 無垢なる蝶は芙蓉に酔う

お、、、惜しいーーーー、、、！！！

電子サイトの波を彷徨ってる時に気になった作品です
昭和初期？なのかそれとも華族出身の母…みたいな説明もあったから明治なのか？時代背景はハッキリしませんが現代ではない設定
そして資産家で好色家の父が残した女装をした男の使用人しかいない「春霞館」という舞台で始まるお話し、、、

何か、、、これは、、、倒錯的な”ナニカ”があるのかも知れない???!!!
と、、、完全なる興味本位と期待でお迎えさせて頂きましたლ(´ڡ`ლ)

多分、、、私が読みたかった世界観の方向性は合っていたと思います
ただ、、、そこで登場するキャラ達の心象描写が思いの外アッサリしていたというか、葛藤も薄く、、、
更に期待していた倒錯的なエロスはほぼなくって、、、
単なる凌辱でしたね、、、情緒がなかったｶﾅ。。。(´･ω･`)

受けの芙蓉よりも女中頭の椿と名もなき当主とのお戯れを見たかった気もします（←完璧なる下心ですｗｗｗ）

メインの2人は前述通りアッサリめ
冒頭のドラマティックな始まりの割にほぼ紆余曲折しないです
攻めも受けもガタイがとびきりイイとかって訳ではないけれどなぜか女装した受けの方がデカいです
これは攻めが単に小さいのかな？（父親との絡みでは特に体格差は強調されてなかったです）
後半は女装無しで髪が短くなってます


雰囲気はあるけれど、どうにも刺さるものがなかった、、、
ディープな雰囲気があるのに全然ライトな読み心地
刺激を求めて読むタイプではなかったな、という1冊でした

6話＋描き下ろしですが全167ページ作品と言う、長さ的にも物足りなさを感じる所があったようにも感じます
レトロ調な雰囲気は好みだったので深みのあるお話しが読めたら嬉しいな～と思いました
初読み作家さまなので今回は甘めに☆は1個プラスです

修正｜白抜き　結合部にも大きめな発光修正　多い濡れ場でもないのに凄く好きじゃない修正でした（シーモア）