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yogoto nayamashii niwa de
作家さんの新作発表
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不思議なんだけど藤井さんって挿絵の時より漫画の方が絵が丁寧な気がするんですよね……普通逆なんだけど謎だ。
コマ割りとか表現はちょい古めの少女マンガチックな描き方ですね。
表題作他、短編。
表題作は、話はベースはシリアスだけど、コミカルチックな部分もあってサクッと読めます。
成人したら華之宮当主となる弓彦〔受〕、ですが今は後見人の叔母に家を好き放題にされかかってます。
そんな華之宮家に何度も同じ怪盗シーザーと名乗る男がやってきて、次々と美術品を盗んで行っちゃう。
そして弓彦の部屋に夜やってきたシーザーは彼を抱き、2人の奇妙な関係は続きます。
シーザーの正体はまあ最初からバレバレだったりしますがそこはお約束。
軽く読める怪盗とお坊っちゃんモノ
なんて言ったらいいんでしょうかね。
開始早々、5ページで怪盗の正体が分かってしまうって
アリですか……?
あまりの展開に唖然。
「この続き、どうやって読みゃいいんだよ…」
ってのが冒頭の感想ッス。
「怪盗シーザーとは何者なのか?」というのが
この作品のひとつの売りでもあるのに、
どうなんスかね、コレ……。
さすがにここはひねって欲しかったなぁ。
あまりにありがちすぎて、本を放り出したくなります(スミマセン)
しかも、怪盗シーザー(攻め)は、登場2回目(2日目)にして
主人公の弓彦(受け)を抱いて去っていきます。
しかも無理矢理じゃなくて、合意!
弓彦、なんという尻軽! 初めてなのにっ!
ビッチ素質ありなのかっ??
本人は真剣なんでしょうけど、こっちにしてみれば、
笑いのネタです。
あまりにも作り話すぎる!
そして怪盗シーザー(攻め)は夜毎やってきては、
盗みを働いた帰りに弓彦(受け)を抱いたり、
ただ単に、致すためだけに来たりします。
で、結局怪盗シーザーと弓彦の仲は屋敷の伯母にバレてしまい、
ピンチ!
しかし、そこで怪盗シーザーは昔から屋敷に仕える
庭師であることを打ち明けます。
庭師とか、最初から疑ってくれと言わんばかりじゃないか!
ほとんど背格好も髪の色やら色々同じだし!
もー!
どっかヒネってくれ!
結局、主人公の弓彦は怪盗シーザー一味と屋敷の財宝を
全て移動させた城に連れて行かれ、
幸せに暮らしましたとさ。
で、ハッピーエンドでした。
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安い!安っぽすぎる!
BLってこんなに簡単に「ラブ」が出来上がっちゃって
いいのかっ!?
一昔前のシンデレラ・ストーリーみたいな
少女漫画を見ているような気分になりました。
少女漫画、とっても苦手なので
この評価で。
ゴメンナサイ。