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一个人的后宫
ラストに収録されている『満ちる肌』と『潤む肌』(この2つは同じカップルのお話)以外は全てファンタジーのお話です。
そのファンタジー系のお話は表題作含め全部で4つ収録されていますが、こういうお伽噺のお話は私は大好きです。
昔話を語る時の口調とか、夢の国のような絵柄とか、不思議な生き物たちとか、魔法とか。
宝石が一杯散りばめられているような短編集でした。
アンデルセンの世界とか昔話が好きな方には堪らないかも。
ただ、受け様が女の子でもいいじゃ?と思えるお話があるのですが、この雰囲気は私には嵌りすぎているので(笑)、気にはなりませんでした。
ラストには美人な子とはどんな子とも寝るという噂のある生徒とちょっと不愛想な生徒会長とのお話。
こちらも生徒会長が可愛いです。
星野さんの絵って
実を言うと苦手なんです。
でも、いつもそれを余りあるストーリーが
あるからこそ、
読んでいたわけなのですが…。
今回の話は、
ちょっとファンタジックすぎたかなー?
見る人にとっては、
すごく感動的なストーリーなのかな
って思います。
絵も綺麗だし、
絵本のような構成。
でも、男同士である必要が
あったのかといえば、
まったくその必要がなかったなー、
みたいな。
妾じゃなくて、
王妃様でも良かったんではないかとか
思っちゃいましたね。
主人公は女の子で
十分だと思いました。
残念。
童話っぽいファンタジーなお話がいっぱいの短編集です。
『ハレムでひとり』
うわうわうわ、このお話、好きだな。
絵本のような。
童話のような寓話のような。
筋は単純なんだけど、切なくて仕方がなかったです。
王様を純粋に愛し抜くメカケと、彼のことが好きなのに、途中から手段と目的を完全に忘れてしまった王様。
いろんな模様の角砂糖が、物語を彩るステキなアイテムになってました。
『夜のサーカス』
星野リリィさん、雰囲気で読ませるの、上手いー!!
ラストシーンいいなぁ。
『夜のみなそこ』
うう、なんだろ、なんでだろ、濡れ場にめっちゃ萌えました。
舞台設定が特殊なのに、なぜか星野リリィ作品は、簡単にその世界観を理解できてしまう。お話のなかにスッと入っていける。なにげに凄いことじゃないかなァと思います。
『カナリアの冒険』
もう完全に童話ですね。
シアワセだけど何故か少しもの悲しいラストがいい。
『満ちる肌』
『潤む肌』
唯一の学園もの。
受けくんがスゲー可愛い。
リリィさんの描く受けって、ひたすら真っ直ぐに相手が好きなんだよね。そういう性格が好き。