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30~50ページの作品が4篇収録されている作品集です。表題作含め、ちょっと不思議な要素のあるお話ばかりでした。
そのうちの1篇「アロワナ」がとてもとても好きで、この作品に限れば「萌x2」評価です。エロどころかBL要素は何もないのですが、短い中に不思議さと温かさと切なさと、最後にはちゃんと幸せが詰まっていて、久しぶりに、とてもよく出来たお話を読んだなーと思いました。BLである以上これが表題作には成り得ないのでしょうが、連作みたいな感じでその後を読んでみたい気もします。
全体的に不思議系のお話を集めたコミックス。
リーマンモノが若干所存無さげに感じます(笑)
私が一番好きだったお話は
「アロワナ」
タイトル通りお魚ちゃんの話ですが、
やさしくて、切なくて、BL未満なのかも知れないけど、
その淡ーい感じがまた好きだなぁと思いました。
この作家さんの絵はあっさりだけど
丁寧さも感じられて、好きなタイプなのですけど、
お話が短編なせいか、その分キャラクターも薄いのか?
ちょっとインパクトに欠ける感じがして、
もったいないような…。
ぜひ長編でも読んでみたい作家さんです。
※増量版とやらが出ていたのを知らなかった!
ちょっとファンタジー色も入ってる短編集で、どの話もいいです、ハズレ無しで全部当たり!
表題作は「社の中」の続きになるんですが、自分的には社の中の方が好き。
大学生2人がひょんな事から狐の世界にとらわれてしまう。
狐が攫いにやってきたシーンはおもわず、ノ、ノロイ来たー!!(※注:ガンバの冒険より)って思ちゃいました。
不思議な空気感と現実の世界との境目が上手い事ミックスされてた作品でした。
そしてもう一つファンタジーっぽいお話が「アロワナ」で、水族館職員の寺島の前に、可愛がっていたけれど死んでしまったアロワナ「鈴」が少年の姿で現れます。
鈴は言います、最後に何故、自分は赤魚に食べられたのだろう、と。
けれどそれは鈴の誤解で、本当は赤魚は鈴を食べたのではなくて。
そう、鈴のほんの一部が欲しかっただけ。
最後にその赤魚も死んでしまい、その胃袋から綺麗な鱗が数枚出て来ます。
キラキラと、死んだ鈴の一部がそこにはありました。
魚の話でこんなにも切なくさせるとはーーーーって感じです、泣ける。
総合的に素晴らしかったので神で、特にアロアナが良かった。
表紙を見た時点では、あまり期待してなかったんですけど、こんな所に萌が隠れていようとは!!
どのお話も私にとっては、ハズレはありませんでした。
特に印象に残ったのは「アロワナ」。
切ない系のファンタジーですが、こういう感じで残る余韻が好きです。
キスさえしてない作品なんですけれども、この本の中では一番好き。
あとは「そのツブヤキには訳がある」。
これは「そのトキメキには訳がある」の番外編のようなお話なんですけれど、もうすごくユーモアのツボに入りました(笑)。
ちょっとネタバレになってしまうので詳しくは書けないんですが、語り部の調子が私はとても好きでした。
「夏とノスタルジア」も良かったなぁ。これもちょっと悲しいところがあって切ない。
『そのトキメキには訳がある』
『そのツブヤキには訳がある』
面白かった!
ひょんなことから仲良くなった隣人同士の恋です。
ストーリーを説明するとすごく単純なんだけど、萌えはたっぷり詰まってました。
描き方が上手いんだよね。
布団目線のお話にもニヤニヤしました。
布団あわれw
『社の中』
『不思議飴玉』
不思議な不思議な連作短編。
でも、そこで展開されるストーリーは身近でリアルな小さな恋のお話です。
展開は早いのにすんなりと納得できてしまう。
ファンタジーな世界観と、日常的な世界との融合のさせ方がめちゃくちゃ上手い。
随所にあるユーモアがたまらなく好きです。オチの見え見えっぷりとかくだらなさとかも好き。
ユキムラさん、上手いなー!!
『アロワナ』
ううう…いいお話。
ちょっと泣いてしまいました。
ピラルクー萌え。
『夏とノスタルジア』
これもいいお話。
どこがどうイイって言いにくいのがユキムラ作品の特徴だなって思います。
地味なお話。
普通のお話。
でもイイのだ。