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松川の、敬語から甘えたタメ口に切り替わる度にお尻から背骨に這い上がってくるむずむず感。
ナチュラル過ぎて見てる(聞いてる?)こっちが気恥ずかしくなってしまいます。
だんだん本性が顕になる大ちゃんに悶えては、西岡にあれ以上の無体を強いていないかとちょっぴりそわそわ、わくわく。
繰り広げられていく心ときめく日常に同時進行していくお仕事がピリリっとしたスパイスとなり、より甘く感じられます。
仕事と恋愛の比重が違う2人。
気持ちの決まっている松川の覚悟に素直に頷くことができない西岡。
それでも過去の後悔から2度と同じ後悔をしたくないと手を伸ばしたラスト。
幸せ度の高いラストにとても満足ですが、じわじわと、えげつないことこの上ない松川の手腕によって西岡の評判はきっと更に上がるだろう。
そんな事を考えてしまいました。
ニヤニヤが止まらなかったです。
なんて可愛い二人なんだ!
受けの相変わらずのツンデレっぷりは、イヤミがまったくないし。エッチになるといちいち照れてるのが可愛いよ。攻めもそりゃあメロメロのムラムラになるはずだわ。
攻めは文句なくカッコいい…んだけど、焼きもちの焼き方が子供なのか大人なのか分からなくて萌えました。なんていうか、頭のいい男の焼きもちは無意味に回りくどくてセコいな!w
お互いがお互いを大好きっていうのが伝わってくる。
でも、仕事が忙しくてすれ違いも多い日々。
基本的にはどこまでも仕事優先なんだけど、本当に大事な場面では相手を優先させる。このバランス、もどかしい部分もあるんだけど、すごく良かった。やっぱ男は仕事してナンボだと思ってるので、仕事中もひたすら恋愛脳なキャラだと萎えるんだよね。
きゅーんと切なくなるエピソードもたくさんありました。
一人で乗り越えるべきことに、相手は口を挟まないんだよね。ただ見守っている。なにもかもをアケスケに話し合って二人で乗り越えようとするよりも深い関係性を感じました。
でも最終的には二人で!
ほんとにいいお話。
激しい感動ではなく、ジワジワと優しく静かに感動できる作品でした。