彼方の君の手

kanata no kimi no te

彼方の君の手
  • 電子専門
  • 非BL
  • 同人
  • R18
  • 神7
  • 萌×22
  • 萌1
  • 中立0
  • しゅみじゃない0

--

レビュー数
2
得点
46
評価数
10
平均
4.6 / 5
神率
70%
著者
嘉二維ふく 

作家さんの新作発表
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原作
綿レイニ 
媒体
漫画(コミック)
出版社
KADOKAWA
レーベル
ジーンピクシブシリーズ
発売日
電子発売日
価格
ISBN
9784046830180

あらすじ

君の手に、 連れて行かれそうな夏が来た。

君の手に、 連れて行かれそうな夏が来た。
子供時代夏を過ごした町に久々に帰った浪人生の雄大は、当時の友人・駿とふいに再会する。雄大が心の奥にしまい込んでいたとある記憶を揺り起こされ動揺していると、突然現れた子供に、おかしなことを告げられ…?

表題作彼方の君の手

(攻め受けなし)駿、大学生
('攻め受けなし)雄大、浪人、19歳

その他の収録作品

  • 描き下ろし(5P)
  • あとがき(綿レイニ)
  • あとがき(嘉二維ふく)

レビュー投稿数2

構成が完璧!

表紙が綺麗だったので購入しました。
序盤、これはホラーだなと思いましたが読み進めるとそうではないことが分かりました。
謎が解けていくスピード感も心地よかったですし、丁寧な伏線回収に驚かされました。
見事なまでのハッピーエンドで、私の心は救われました。
本当に素敵な作品に出会えたことを嬉しく思います。みなさんぜひ読んでください!

1

夏のお盆にみせる不思議でちょっとせつないお話。ネタバレ読まずに読んで。

pixivで読んでいました。
内容的にもネタバレは読まない方が絶対楽しめます。
夏のお盆にみせる不思議でちょっとせつないお話です。
「世にも奇妙な物語」にたまに出てくる良い話みたいな感じどころです。
(簡単なあらすじのみ)
幼い頃、お盆の時期に遊びに行っていた曾祖母の田舎で必ず会う同じ年の少年がいました。毎年彼と一緒に遊ぶことと楽しみにいしていましたが、ある出来事を境に亡き曾祖母の家に行かなくなります。そして十三回忌で久しぶりに田舎に行くと…
幼くて忘れていた記憶もだんだん思い出してきて…1話目から少しアレ…?という伏線はありますが、まだわかりません。
中盤あたりからだんだん面白くなって、ラスト2話がとてもよかったです。
原作がとても良いんだと思いますが、それをまたすごく上手に漫画にしています。

人物だけでなく背景がとても上手なので、
田舎の風景も頭に浮かび、夏の日差しの暑さや神社の木陰の涼しさ、夕暮れ時の独特の空気やホラーチックなヒヤリとした瞬間も一緒に感じながら作品を読めました。
モノクロなのに頭の中に色鮮やかに情景が浮かびます。

ネタバレせずにどう書くか考えあぐねましたが、無理なので諦めました。
最近はBLを読みまくって、王道パターンやページ開けばエロっていう事に飽きてきたのもあるのかもしれません。
なんか同性愛の基本に戻った気がしました。ジュネがまだあったらこういう作品が載るだろうなって感じです。
とにかくいい作品です。失敗はないので読んでみてください。。。。




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