跪いてよキング様

hizamazuiteyo king sama

跪いてよキング様
  • 電子専門
  • 非BL
  • 同人
  • R18
  • 神10
  • 萌×211
  • 萌6
  • 中立2
  • しゅみじゃない2

--

レビュー数
6
得点
114
評価数
31
平均
3.8 / 5
神率
32.3%
著者
円井ぴん 

作家さんの新作発表
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媒体
漫画(コミック)
出版社
リブレ
レーベル
秒で分かるBL
発売日
電子発売日
価格
ISBN
9784799767962

あらすじ

No.1ドSキャスト、大学生Domに陥落

高級SMクラブ[Beehive-S-]。v 吉泉慶馬はノーマルながらもNo.1キャスト‟キング”として店に君臨していた。
ある日、大学生の結月が入店することに。
地味で勉強ばかりの冴えない大学生と思いきや、実は強烈なS性を放つ最上級Domで!?
緊縛、鞭、言葉責め……結月との実技指導で、慶馬の隠された本能があらわに――!!
SM×ピュアラブな新感覚ドムサブ

描き下ろしはバカップルH11P!

表題作跪いてよキング様

レビュー投稿数6

新たな癖追加の予感(感想)

タイトルから跪いてよという事でdom/subっぽさが出てますね^_^。
最初のページにも説明書きがあります。
復習できたので助かりました^_^

Beehive-S-というSMクラブで働いているトップのキング春馬はそこに面接に来た雨宮と出会います。雨宮はDomという性別が理由で面接に落ちましたが、雨宮にビビッと来た春馬が採用してくれたおかげでSMクラブで働く事になります。

陰キャな感じの攻めと逆に陽キャな感じの受けで真逆な感じが刺さりますね。
指導された事の実践ということで春馬に対して緊縛とかするも春馬は何かに目覚めてしまったようで、ノーマルだと思ってたら攻めとの出会いでSubに目覚めたって感じなのでしょうか。春馬が段々 subとして目覚めてくのが見ててよかったです。最終的に段々好きになって求めてくのが可愛いですよねー。
受けと攻めの衣装にも目が行きました。
軍服の帽子?みたいのもすごい刺さりましたし、受けの衣装も目が離せません!(ニヤリ)攻めのスーツもカッコよかった!
dom/ subとSMが組み合わさった感じで面白かったです。あーんなおもちゃやこーんなおもちゃまでw

最後に......受けくん雄っぱいでかすぎませんかねぇ(にっこり)

1

眩すぎるド光属性受け

 いい意味で王道・テンプレな部分と、非王道・意外性のある部分がバランスよくミックスされていたと思います。

 No.1キャストが陥落、そしてこの表紙だ、マウンテンプライドを振りかざして見下す王を組み敷く下剋上ストーリーが安易に浮かぶ…ところがそういうお話ではありませんでした。

 もちろんお客さんに対してはご主人様だけれど、素の慶馬(受)は素直、前向き、肯定的、面倒見良し、思い立ったらすぐ行動、笑顔が多く自然に愛想の良い陽キャ。
 結月(攻)に対しても見下さない&妬まない&褒める&受け止める、終始ずーっと味方です!

 素晴らしい!闇持ちの結月を照らし続けるこれぞ月×太陽的カップル、非の付け所が無いめっちゃいいヤツしかも雄っぱいで好感しか無い!
 体格の良いキャラとSM衣装の組み合わせ自体が好きなのですが、立派な胸元を魅せる作りなのも良く、お店のモチーフが蜂の巣なのも好みでした。
 敢えて短所を挙げるなら、本人も認めるノリと感覚で動く所に危うさは感じる、けれど先延ばし癖の私はこの行動力を見習わなければいけないかもな。

 そもそもDom/Subを描くにあたり、敢えて「Normal」を主人公にした姿勢をまず評価したい、オメガバのβは性別の種類って感じだけれど、Dom/SubのNormalは有る無しの無しみたいで着目されないと思うので。

 …ここから重要なネタバレを含むけれど、結局はNormalのまま通るお話では無いです、実は私バース系の性別の変化が苦手なんです。
 しかし今回は眠っていた因子が、Dom性の強い結月と出会い目覚めたと言う感じだったのと、Normalスタートだからこそ違和感の無さで受け入れられましたし、逆にこれで良かったです。
 自分の本能を知って最初は疑問や戸惑いがありつつも、素直に認めそれに対する考えや行動が前向きなのも好感でした。

 SMプレイを介して距離が縮まっていくお話なので、恋愛の気持ちの描写は少なめだったかも。
 でもその中に私の好きなBL王道展開3つ「相手を想って距離を置くすれ違い」「トラウマと辛い過去」「受けのピンチと駆け付ける攻め」がしっかり組み込まれていました、モブ汚じさんもあるよ!(※文字通りの意味)
 辛い展開が苦手な人にも読みやすい重過ぎない描写で、逆に好きな人も順風満帆ではない恋模様を楽しめます。

 コマンドプレイもありますが控えめかも、どちらかと言えば通常のSMプレイ色の方が強いHシーンでそういうのが好きな人向けです、言葉責め、お道具、縄、穴開発、射精管理、ソロプレイ、スパンキングetc…
 やっている事は結構ハードだと思うのですが、全て合意でお互い気持ち良く幸せになれるハッピーなHシーンという不思議な組み合わせ、様々なプレイを網羅し会話や気持ちの描写も多めで退屈しませんでした。

 序盤の慶馬が結月にお店の説明をしているところが、こちらもチュートリアルを見ているようで面白かったです、ドアスリッパの話もSMホテル自体よく知らない私は初耳でへぇ~となったけれど、こんな形で役に立つとはね。

 ↑お店の設定や出て来る道具アレコレ、縛り方の名前なども細かく描かれているしなんか詳しいな…と思っていたら最後がレポのページで納得しました。
 作者さんはこの作品を描くにあたってあらゆる調べ物はもちろん、実際にSMホテル、SMグッズショップを見学し、緊縛教室も体験したとか、作者さん自身もとても行動力のある方なんだなぁ…尊敬。

 好きな要素が多く、慶馬のキャラがあまり類を見ない良さで理想的だったので、個人的ですがこの評価にしました。

1

ポジティブDom/Sub

No.1ドSキャストが陥落⁉︎
こういう設定大好き、その上Dom/Sub大好き人間ですから、これは読むしかない。

さて、いざ実読してみると。
まずダイナミクス持ちは希少、という世界観があって。
主人公は、ダイナミクスはノーマル、SMクラブの職業Sとして業務に励む「春馬」(源氏名)。
オラオラで傲慢な…というのとは真逆の明るくてイキイキとしたキャラです。
そのSMクラブに新しく入店するのが、見た目もっさりの冴えない結月。
結月はDomでその事で卑屈になってたけど、あまりにもお気楽な春馬に救われる。

…という感じで、本作はDom/Subどうこうより春馬のポジティブさが印象深いんですよね。
結月との出会いでSub性が顕現するんだけど、それすらも自然と受け入れ、No.1滑落も気にせず、1番のポジティブ行動は、ならば今度はMやってみよー!となるところ。(MとSubは違うんだけどね)
なんか…春馬ってスゴイな…アホかな…って思いました。
Dom/SubとしてもBLとしても、まあ正直ストーリーは平均的だと思うのですが、春馬(本名・慶馬)が良いキャラで楽しい。
慶馬に星一つプラスで「萌x2」で。

2

思い切りのよさが気持ちいい主人公

高級SM店のキングである春馬こと吉泉慶馬と、新入りの雨宮結月が指導を通じて仲を深めていく現代Dom/SubユニバースBL。

受けの春馬は終始明るくて飄々としているお人好しのお兄さんで、攻めの結月は自分のDom性に悩む陰キャっぽい大学生です。
SM店の面接に落ちた結月にびびっとくるものを感じた春馬が口利きして、Sとしての手技を結月に実技で教えていく最中に、立場逆転し、春馬はsubとしての目覚めを迎えます。そこで色々悩まず「ならせっかくだしMキャストとして働いてみよっかな!」とすっぱりお店を辞めてしまう春馬の思い切りの良さが気持ちよかったです。

コマンドはsay、look、stay、cumあたりの王道なもので、メインはソフトなSMプレイでした。
あまりハードなSMプレイは読んだことがないのでどきどきしながら読みましたが、緊縛、射精管理、鞭でお尻を叩く、道具を使うといったソフトめなプレイだったのでよかったです。ふたりの軍服っぽい衣装が色っぽかったです。

ストーリーはシンプルながら、コミカルでさらっと読めるお話でした。

1

エロ濃厚

男らしい受けということもあり設定ともにとても楽しませてもらいました。攻めが受けを溺愛というよりもお互いに一目あった時からびびっときて、(ドムサブということもあり)互いの中で惹かれていく感じや、この作品の中ではドムもサブも稀にしか存在しないことから、ドム性が強い攻めが過去のこともあり色んな葛藤やら他、他のユニバースとはまた味の違う作品だと感じられました。後輩×先輩要素も大いにあるので、そういうのが好きな方にはとてもおすすめです!

0

Dom/Sub+SMだと分かっているが

かなり違和感を感じてしまった。

SMクラブのSのキングだった主人公が強いDomと出逢ったことでSub性が発現して、仕事でできなくなった。
それは支配されるSubだからというので理屈にかなっている。
だからと言って、「イジメられたいから」Mのキャストに転職すると言うのが理解できない。
Sub=Mではないからだ。
Domは支配したい/甘やかしたい/守りたい
Subは支配されたい/尽くしたい/守られたい
それと同様に、強いDom性を持っているからとSMクラブのSキャストのバイトを始めるのも短絡的でおかしいと思う。

この物語のような強いDom性を受け止められたのは、相性だと思う。

この物語に出てくるDomとSubははっきり言ってきちんとDom/Subについてきちんと理解できていない赤ちゃんのような状態なのに、(特にSub)即SMだなんて、認知に歪みが出来て、そのうち、本来のDomとしてのSubとしての欲求が満たされず体調不良になりかねないと思う。

あー、違和感の正体、理解した。
他の作品に出てくるアレだ。
Subはイジメられたいんだろ?といきなり苦痛を与えるクソDomやちゃんとSubを理解していないクソNomalの思考だ。

今回は『たまたま』スパンキングも緊縛もして欲しい/したいDomとSubであったから上手くいったにすぎないからだ。

慶馬がMとして初めての仕事の時、おっさんを拒否したのは、決しておっさんが嫌でもMとしての許容できる範囲のプレイから外れていたわけではなく、求めていたのが、結月でありDomだったから。決してSではない。
それを自覚させて欲しかった。
結月も体調が良くなったのは、Dom性を受け止めてくれるパートナーのSubが出来たことをきちんと理解して欲しかった。
SMプレイだけではないのだ。

Dom=S、Sub=Mという認識で進んでしまっている印象が残るのが残念でならない。

3

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