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tensei shitara ryuuzoku no ouji ni mouai sare te masu
王宮事務官の下っ端ヒナタと竜族の王子アレクシスが主役のファンタジー転生BL。
王宮でたまたま出会ったふたりが一緒に過ごすうちに愛を深めていくラブストーリーで、猛愛とタイトルにも入っている通り、アレクシスが徹頭徹尾ヒナタを溺愛する甘々なお話です。
痛く苦しい場面はなく、心が痛むようなすれ違いもないので、すいすい読み進めることができます。
また、行為の描写もふたりの想いがしっかりと通った後になるので、全編通してとにかく甘い溺愛を楽しむことができます。
甘々なお話がお好きな方や、溺愛のお話に癒されたい方にはばっちり刺さるのではないかと思います。
ただ、転生ものということで、思い出せない記憶を巡る諍いや、前世の自分に対する嫉妬など、切ない盛り上がりを期待して読み始めてしまった分、そういった意味では自分向けではないお話でした(そういう要素がないわけではないのですが、あくまであっさりとしたものだったので…)。
主人公のヒナタがかわいい系の性格をしていることは早い段階で分かったのですが、はわわと実際に口に出したり、上司に頭を撫でられて喜んだり、風呂でお辞儀をしすぎて顔面を湯に浸してしまったりと、十八歳男性にしてはあまりにも幼すぎやしないかと感じる部分が多く、いまいち好きになりきれなかったのも一因かもしれません。
かわいい受けや溺愛する年上攻めがお好きな方、ノンストレスな甘々ラブがお好きな方におすすめです!
いや〜〜、良かった…!とっても面白かったです。自分のツボ・ヘキに刺さるお話でスルスルと一気読み。
前世持ち下っ端役人の受け君と、心の傷を抱え、無気力に生きている王子攻めとのラブストーリー。
王子攻めの執着愛が楽しめるとともに、攻めのトラウマとなっている事件解決のミステリーも絡んできてワクワク感満載、お腹いっぱい楽しめました◎
以下、簡単なあらすじを。↓
主人公は下っ端王宮事務官のヒナタ(受)。彼は以前から時折、誰かを必死に追い求める夢を見てはうなされています。
そんなある日の夜、アレクシスが強固な結界を張り誰も入れないようにしている庭に、偶然迷い込んでしまったヒナタ。そんなヒナタを「あやしい」と言い、自分のそばにいるようにと命じたアレクシスによって、彼の下で働くように。
共に過ごすうち、少しずつアレクシスに惹かれていくヒナタですが、アレクシスには悲しい恋と忘れられない伴侶の記憶があるようでー
と続きます。
序盤の、ヒナタが自分の下で働くよう命じるアレクシスのセリフ回しからして面白かった〜!(*´艸`)
「色々身辺調査をしたけれど、あやしいところがない。これだけあやしいところがないおまえはあやしい」→「仕方がないので俺の監視下に入れ!」って。
もうめっちゃめちゃヒナタのこと気になって仕方ないんだね、素直じゃないね…とこんなところからキュン。
その後もヒナタに会えなくて拗ねたり、命令口調で偉そうに朝から晩まで一緒にいようとするアレクシス。もーーーーー!可愛いなーーーー!!笑
ちょいちょいアレクシスをたしなめる側近・ヨハンネスとの掛け合いも楽しく、度々ニヤニヤしちゃいました( ̄∀ ̄)
で、そんなコミカルな部分とは対照的に、胸をグッと刺す切ない場面も。
”アレクシスにお似合いの相手・彼に愛されるべき人”は現世の自分ではないのでないか…と思い悩むヒナタ( ; ; )
”びっくり箱”のように何をしでかすか分からない健気なヒナタに惹かれていくアレクシスの気持ち・過程が分かっているからこそ、「ヒナタ!自信持って!!」と全力で応援しながら読んでいました。
ヒナタの体に現れる”伴侶の徴(しるし)”や、ひざまずいて愛を告げプロポーズするアレクシスなど、個人的萌えポイントもぎゅぎゅっ!と詰まっていたこちらの作品。
どこまでも深く愛を捧げる攻めに、思う存分酔いしれました✨
溺愛執着攻め、最高!(。-∀-)
アレクシス×ヒナタ
中世風のファンタジー世界、
竜族の血を引く王族が統治するこの王国で、
地道に働く下級の事務官・ヒナタ。
彼は誰かを必死に探す夢に囚われていて、
その夢が過去世における愛をどう結びつけるのか、
予想しながらも引き込まれる。
舞踏会で、黒い長髪と漆黒の瞳を持つ王子・アレクシスに声をかけられて、
その瞬間から戸惑いを隠せないヒナタが、
立ち入り禁止の謎の庭に足を踏み入れたことがきっかけで、
アレクシスの気まぐれで彼の下で働くことに。
アレクシスの理不屈な態度に、
ヒナタの健気な対応が見どころ一つだと思う。
それでもアレクシスの溺愛やクーデレっぷりが垣間見える。
アレクシスの型破りな行動に振り回されるヒナタが、
アレクシスとの交流や上流の世界での体験を通じて生み出す、
囚われた夢と現実の感情の揺れ、
アレクシスの過去の恋人に対する嫉妬や、
次第に自覚していく恋心に抱く葛藤も、愛おしい。
読み進めると、ヒナタの夢がただの夢じゃなくて、
過去の記憶が断片的に蘇る辛さや失った恋の痛みが切ない。
明らかになるヒナタの正体が、予想できても少し心が震えた。
アレクシスが最初からヒナタに執着しているのが愛の力強さでしょう。
長寿を生きる中で、
愛を取り戻そうとする姿に胸が熱くなる。
アレクシスに導かれる甘くて健気なエッチが萌えるもの。
途中はちょっと複雑で読みにくかった。
王族や貴族、竜・・・、頭が追いつかない部分もあったかも(個人的にだけ)。
もう少しシンプルだったらもっとスムーズに読めたかな。
ヒナタの心理描写が繊細で、
アレクシスとの関係が深まる中、
彼への感情の向き合い方が魅力的で、
過去と現在の対峙が見事に絡み合っている
素晴らしい恋愛ファンタジーでした。