電子限定
LOVE&BITES
語シスコ先生の作品は単行本で出ているものはすべて読んでしまい、もっと読みたいなと思っていたところに久々にこの本が発売されたので楽しみにページをめくりました。
作品はシスコ先生らしいサイコーなものでしたが、ふばばさんが詳しく書いてくださっているように(ありがとうございます!)、新作ではなく以前に描かれたものをまとめた短編集でした。
ツイッターの更新も近年はほとんどしていらっしゃらなくて。
もっともっと新しい作品を描いていただきたいなと切に願います。
あと、手書き文字でのつぶやきがシスコ漫画の持ち味のひとつではありますが、販売サイトによってパソコンで読むときの拡大や拡大から戻る操作がイチイチめんどくさいところもあるので、今後新作を描かれるときは、気持ち大きめの文字でお願いいたします!
先日電子限定で発表された作品集。
ですが、新作ではなく2009〜2011年作品の収録となっています。
小説家・小久江シリーズ
「Wの悲劇」(前編・後編)
主人公は、小説誌の編集者・岸田。
担当の新人・三井が新人賞を獲ったのだが、岸田はある違和感を抱いている。
三井は今どきの大学生だが、彼の受賞作は「魍魎の家」という初老の男の少年への妄執がテーマで、ギャップがありすぎ。
一方、もう一人の担当作家が大人気ミステリ作家の小久江。イケメンだが変人で扱いにくい。が、成り行きでHはしている。
小久江と岸田のやりとりがとってもギャグなんだけど、小久江と三井の接触が「魍魎の家」と絡んで、小久江の過去と昭和の文豪との関係が炙り出されていく…
ギャグとシリアスの振り幅が凄いんですよね。というかギャグとシリアスが融合している感覚。
菊ちゃん&イチローシリーズ
「そのぬくもりに用がある」
子犬を拾ってきたイチロー。菊は怒るがイチローはのらりくらり。
世話しているうちに情が移るが…
イチロー!お前ってヤツは!
菊ちゃん&イチローシリーズ
「ロマンスの定義」
パチンコ店員の密かなシュミは、パチンコ客(オトコ)鑑賞。
中でもオキニの美形がひとり。(←菊のこと)
だが今日前にも見たヤベー野獣(←イチロー)が美形に話しかけている。見ればわかる。野獣と美形のムードは…!
…って菊に勝手に失恋しましたという話。
菊ちゃん&イチローシリーズ
「月の輝く夜に」
菊は漫画家。だがスランプに陥ってしまった。するとイチローがいい所がある、と菊を夜の公園に連れて行き。
ハッテンを覗く!(超天国の2人もハッテンしてるよ)
刺激が強くて、菊はコーフンするけれど。
あ〜やっぱりイチロー!お前ってヤツは!
あ〜語シスコ!お前ってヤツは!サイコーだ‼︎