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mayu
もともとテーマの決まっているアンソロで掲載されてたので
話のつながりにチョッと違和感?
最初、真木は己に対して、ただの手駒のような扱いなのかな~
(なんで己を金でヤクザに抱かせたりしたんだろう)
と、思ってたんですが
3話目から急に己に対してラブラブぶりが発揮されてるというかなんというか…
大人の余裕を見せながらも
恐ろしい執着と独占欲を感じてしまうような(^^;)
でも私はこの方が好みなので良いけどねvv
中盤は別の作品で
攻めが受けの写真に一目惚れして
その両親をそそのかし、まんまと受けを手に入れるお話。
そして最後は新撰組のお話でした。
環さんの描く土方は男前でしたよvv
顔は真木さんでしたが・笑(この顔好きだな~)
表題作シリーズの他に2つの短編と描き下ろしで環さんが書かれた表題作シリーズの短編の小説が収録されています。
漫画家さんが小説まで書かれてしまうなんて珍しいですよね。
表題作シリーズは政治家の箱入りの息子とその息子のために将来の秘書として傍につくことになったかなり年上の男のお話。
かなりシリアスな雰囲気で進んでいくのですが、この年上の男、真木の印象が最初はかなりクールで鬼畜な感じだったのですが、途中からかなり甘々になってて、どっちなんだろう?と思いつつ読破しました。
「放蕩」で真木が取った行動が己に対する愛情ゆえだとしたら、真木はかなり歪んだ愛情を抱いているなぁと感じました。
その後はとっても甘々に…。こういう展開は私の好物なので良かったのですが…。
同時収録の「枷」も攻め様がかなり鬼畜です。
いや、不器用と言った方が正しいのかもしれませんが…その愛情表現は分かりにくいよ、受け様には!(笑)。
「総司」は沖田総司を主人公にしたお話。
はっきりしたBL表現はありませんが、ちょっと切ないお話でした。