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kokoro no kagi wo mitsukete
作家さんの新作発表
お誕生日を教えてくれます
表題作も良かったんですが、ショタリーマンのインパクトがすごかったです。
CJ Michalskiさんらしいショタっけたっぷりのアホアホ作品。
ショタなリーマンに周囲の男たちがどんどん陥落していくのが、面白いやら可愛いやら馬鹿馬鹿しいやら。
ほんと子供のかわゆらしさだけを捉えて描くのが上手いなーと思います。
しかし私ってショタ萌えは無かったはずなのに……CJ Michalskiさんをはじめとするショタ漫画の上手い方々の作品によって、すっかり体質を変えられ開眼させられてしまいました。
開眼に一片の悔いなし!
で、表題作ですが。
確かにメロドラマみたいな設定と展開でしたねぇ。
大金持ちのお坊ちゃん、腹違いの兄弟、献身的な世話人、裏切り、新事実の発覚、相思相愛なのに敵対してしまう恋人…
色んな要素がてんこ盛りですが、ベタベタ展開なので混乱はしません。だよねーそうくるよねーと安心感たっぷりで読めます。
面白かったな。CJ Michalskiさんの王道作品って大好きなんですよね。
主役カップルだけでなく、敵対した相手も含めて登場人物みんなが収まるべきところに収まってピカピカのハピエンになる、ほんわかした結末だったのも嬉しい。
ホント昼ドラみたいな展開でした。
大雑把にいうと遺産の話。
清人は遺産が入っている金庫を開けようとしていた。
それには、自分の鍵と腹違いの弟の和人がもっている鍵が必要だった。
和人から鍵を奪うため、わざと怪我をさせて
世話人の東堂に探させた。
東堂が和人の首に鍵がかけてあるのをみつけ、
和人を好きになりつつあった東堂は和人を無理やり抱いて、
鍵を奪った。。。
そのことを清人には黙っていたがばれてしまい、和人のもとから離れたが
なんと清人が病気だったために、弟である和人のもとに移植のお願いにいく。
で、和人が東堂に条件をだした。その条件は俺のいうことを聞くこと
そして東堂を最初自分が襲われたときのようにベッドに繋いで・・・
って感じです。
複雑ーーーー^^;
でもエロエロなんですw
ショタリーマンが同時収録です
ギャグ要素!ショタリーマン可愛いww
帯『あなただけは、俺を…愛して』
天涯孤独だと思っていた貧乏庶民少年が、実は妾の子で金持ちの祖父が居た事が分かり、喜びも束の間でその祖父は亡くなってしまいます。
親戚中は、本家の息子を筆頭に和人〔受〕に冷たいのですが、本家に行った際に傷を負った和人の世話をする為に東堂が、和人の住むボロアパートへとやってきて優しく面倒をみてくれます。
優しくされている内に和人は次第に東堂に魅かれていくのですが、実は東堂は祖父が残した金庫の鍵の片割れを和人から取り上げる為に本家の息子がしくんでいた。
東堂も和人に愛着を持ち始めていて、和人と本家の息子との間で挟まれ揺れ動く形となるのです。
本家の息子に一応、和人を憎む理由はあるのですよねー。
すごく目新しいストーリーではないんですが基本的に自分はCJさん作品って好きなんですよ。こう、雰囲気とか絵柄とか。
同時収録のショタリーマンはアホ話ですが結局は可愛いショタには誰も勝てないよね!!って事ですなー。
表題作はシリアスで結構切なく、同時収録作品はほのぼのでコミカルという対照的な作品が収録されています。
境遇に恵まれず頼る人もない苦労人で健気で可愛い受け様はMichalskiさんの典型的なキャラで、いつも分かってはいるのですがついつい応援してあげたくなります。
攻め様は間宮家の執事的な立場にあって、和人とは直接の主従関係はないのですが、清人に命じられて和人の世話をすることになるので、ちょっと主従関係のようなシチュエーションが楽しめます。
ストーリーは結構シリアスで切ないのですが、そこはMichalskiさんらしく心が温かくなるような雰囲気でまとめてくれました。
同時収録作の『ショタリーマン』はほぼギャグですが、まもる君が超可愛い!
一応オフィスが舞台なのでスーツ着てるんですが…名門私立小学校の制服みたいなものとか動物の柄が入ったものとか…か、可愛すぎるんですけど!!
これは部下達の視線が集まってしまうのも仕方がないかぁ~と思ってしまいました(笑)。