幸福の王子

koufuku no ouji

幸福的轮廓

幸福の王子
  • 電子専門
  • 非BL
  • 同人
  • R18
  • 神4
  • 萌×22
  • 萌1
  • 中立0
  • しゅみじゃない1

--

レビュー数
3
得点
31
評価数
8
平均
4 / 5
神率
50%
著者
田中鈴木 

作家さんの新作発表
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媒体
漫画(コミック)
出版社
ビブロス
レーベル
ビーボーイコミックス
発売日
価格
¥562(税抜)  
ISBN
9784835218083

あらすじ

秋田泉は超イケメンの売れっ子小説家。だけど自分自身のリアルな『恋』は何故か惨敗続き…。中学の頃は選ばれた人間と信じていただけにダメージも大きく、八つ当たったり、諦めてみたり…「幸せ」を食べて生きる妖精をお供に、涙と笑いで『本当の恋』を見つける人間ドラマ。きっとステキな恋をしたくなる!

表題作幸福の王子

妖精付き
子持ち

その他の収録作品

  • 幸福の目覚め
  • 妖精はいつもハラペコ
  • 妖精は恋をふりまく
  • さよなら、ジョー

レビュー投稿数3

気分はモーツアルト♪

「恋とはどんなものかしら」・・・モーツアルトのオペラ「フィガロの結婚」の中の有名な歌ですね~☆ いゃ、なんとなくタイトルが浮かんだだけ。(汗)

いつかすっごく幸せになりそうな、「幸せのニオイ」を発している人には、妖精さんが寄ってきます。
妖精さんは、人間にくっついて、その人間が「幸せオーラ」を出した時、そのオーラのおすそ分けを貰います。
「幸せオーラ」は、その人間が、最高に誰かと恋をした時にもっとも強く出ます。恋のオーラの味は至福の味♪
妖精さんたちは、自分がついた人間がいつか幸せになるのを強く信じて、その “時” を今か今かと待ち続けます。
この本には、そんな妖精さんと、妖精つきの人間のいくつかの恋の物語が載っています。

私が読んで、一番に思ったのは、「女の子の扱い方がすっごくうまい」という事です。
表題作の「幸福の王子」の中には、妖精つきの主人公 (作家) が恋して成就する、バツイチパパさんに中学の娘がいますし、また他の話には、「変り種」という、要するに妖精の双子 (男と女) も出てきます。
表紙を見ても分かる通り、出てくる妖精さん達は全員すごく個性的で、思い思いの格好をしていますが、この双子の妖精さんの格好は特に面白いです。面白いというか、私的にツボなんだよなぁ~
男が、祭り装束の、さらしにはっぴ、白の短パンで、女の子の方が、振袖です。
この二人、仲がいいんですよ、とっても。なんかすっごく見ていてほほえましいというか。
BLにおいて「女がかわいい」って言う言い方もどうなんだろ? って、つい自分で自分にツッコミいれちゃったりしますが、でもある意味「男の世界」であるBLだからこそ、余計に女の子だすとしたら、その存在はものすごく重要なものになってくると思うんですよ。

男同士の恋のお話もそれぞれとっても興味深いですが、BLでかわいい女の子の出てくる漫画読みたい人には、オススメです。

でも一つだけ言えば、表題作、受け攻めどっちか一人の方、うすーいトーンでも貼るとかしておいて欲しかったです。
表紙、カラーだと確かにこの二人別人なの分かるんですが、モノクロだとこの二人、髪の毛両方とも白塗りだったから見分けつきにくかったんだよなァ~私的にすごい。

4

幸せの妖精

幸せの匂いを感じると飛んでくる。幸せのオーラを食べる妖精。
そんな妖精付きの小説家・秋田。今をトキメク売れっ子の小説家で、仕事は絶好調なのだが、恋愛はからっきし。オレの幸せはいったいどこに!?!?
な時に出会った一人の男性。まさに一目惚れ!!!
今度こそ幸せに・・・・
コレがまた面白い作品でしたヽ(*´∀`)ノ キャッホーイ!!
全体的にメインにいるのは妖精。幸せをたべて生きる妖精です。
幸せを秘めた人間にはすごく良い匂いがする。それに寄ってくるんですね。
取り付かれた人間には妖精が見えて、話もできる。そして本当に幸せになって幸せオーラを出すと、それを食べた妖精が離れていく~な流れ。
かわいいというか、話の設定として、つくりとしてすごく面白いです。
エロ_?そんなもん大事なことじゃねぇっぺwと私が言うくらいww←相当だな
「幸福の王子」の主人公、秋田君もその一人。
「幸福の目覚め」は、妖精との出会い~・・ホモへの~な若かりし頃が描かれております。
それを考えるとなおさらいいですね。
そんで、良い感じにそだったオジサン具合がうまいんだw
なんていうかさ、おじさんっていいよね:*・゜(゚∀゚)゚・*:.。
今回、この田中先生が描かれている誠一さんがすごくかわいいんです。
なんだろうな、この眉間にしわを寄せたちょっと難しそうな顔。
それが無駄に照れたり照れたり真っ赤になったりするからww(オナジダヨ
これまで、酷い恋愛をしてきた秋田がここに来て本物に~という話も良いですよね。
子供と、秋田が溺れていたら、かならず娘をたすける。
それでも、秋田と離れるのはいやだ。という誠一さん乙つД`)・゚・。・゚゚・*:.。
秋田を幸せにしてやってくれ。そして私にさらなる萌えを・・・

3

ほのぼのなのに切ない

人間の幸せなオーラを食べる妖精が登場するファンタジーです。
その妖精は、一人の人間に憑いて、その人が恋の幸せオーラを発生させるとそのオーラを食べて、また別の人間に憑りつくのですが、表題作の泉とジョー(妖精)の他にあと2組の人間と妖精のお話が収録されています。
恋が成就するお話だけではなく、失恋のお話やたとえ恋が成就してもどこか切ない所があるお話ばかりで、ほのぼのな雰囲気の中にもどこか悲しい部分がある所が良かったです。
憑りついた人間が恋の幸せオーラを発生させるまでなので、人によっては何十年も恋が実らない場合がある訳で、妖精との付き合いが長くなるほど情がわいてくるというか、いつもいる親友みたいに思えてくるんですよね。
羽が4枚生えていてトンボみたいなんですが、これがまたカワイイです。
萌と萌x2の中間位かなと思ったのですが、どのキャラも魅力的だったのでオマケで萌x2にしました。

1

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