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朝までヤリ潰すけど、覚悟できてんだよな?
DK to yakuza
無意識に愛を求める受けの様子が心に染みるもの
一已×咲
収録内容：1～7話+描き下ろし+カバー下漫画
（カバー下漫画を除いて、描き下ろしを含めて、電子単行本『DKとヤクザ 1』と同じ内容）
電子単話で1〜３話くらいだけ読んだことあるこの作品。
紙の単行本で改めてゆっくりと読んだら感動でちょっと泣いた。
唯一の親である水商売の母親が突然失踪して、
巨額の借金を背負わされてしまう高校生の咲が、
ヤクザに捕まって、
突きつけられた選択肢は、
ーー若頭・一已の「愛玩道具」として身を委ねることだ。という始まり。
高校生とヤクザ。強引から始まる関係だが、
物理的な痛みがほぼないので、安心して読むことができるし、
2人の間の求め合うエロさが非常に萌える。
不憫不憫で、ずっと母親の愛に憧れていた咲が、
ただ愛されたくて、
最初は嫌がりながらも、
エッチで一已に大切にされる感覚を憶えて、
無意識に一已の愛を求める様子が心に染みるもの。
そんな咲が、
ヤクザの家に住み込むことに
意外と家族のような雰囲気を感じるようになってきて、
そして、一已への嫉妬や、
一已へを思い浮かべながら1人でやる姿、全部がいじらしい！
特に子供の頃に母親から買ってもらった漫画誌をずっと大切にすることが、切なくて思わず涙がこぼれた。
一巳、
咲への俺様態度から溢れ出る優しさが、
ただ咲を依存させる手段なのか、
その温かいとゾッとする境界線が刺さる！
明らかになる弟との過去や、
ヤクザになった経緯が涙なしでは読めない。
一已の本当の目的？咲の母親との関連？
一已の偽りの感情から現れ始める真の感情が垣間見えて、
ストーリーの緊張感や、
2人の複雑な恋心にグッと引き込まれていきます。
電子で少し読んで…
少し前に電子で試し読みしてそこからなんだかんだと気になって今回紙になってたので購入。ヤクザものの典型的な借金返済からの身体受け渡すパターン。
けれど、そこに年の離れた年下受けくんが攻めヤクザに身体でぐずぐずにされるのが可愛いよな〜となりました。こういう王道な展開が好きな人とかには是非おすすめです。
また、絵はどちらかというと可愛いらしい傾向なものの内容は可愛いくないので設定などに、苦手を感じる方もいるかもしれません。
ただ、攻めヤクザが年下受けくんを溺愛するような傾向なので、そういうのが好きな方にもおすすめです！
