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doM no ore o mottoijimete
少々辛口です、BLあるある&テンプレ展開を並べてくっ付けた印象、最初のドMバレのシーンが少し解り難かった、女の子が縛られている画像を見てのオナバレならむしろドSと疑われそうでは?
「俺も…こんな風にっ…」って言う呟きは聞こえ無さそうですし、わざわざMだと自分で口走ってしまって自滅、と言う解釈で良いのかな…?
みんなの前でロータースイッチオンは描写が控えめ過ぎて、佐渡原(受)が恥じらう姿もあまり見せず淡々としておりエロくない。
あらすじにあるようなスパンキングやその他諸々、こういう事をされたという回想ですら無い事後報告でしか描かれておらず、ページ数の制約とかもあるかもしれないけれど、そこをもっとしっかり見たかったです。
江室(攻)が佐渡原を好きになったきっかけのエピソードは悪く無いけれど、いい感じになって来た所に狙ったようなタイミングで通りかかる第三者の噂話に振り回されて、距離を置こうとするよくある展開。
そこから江室が執着心を爆発させそのままなだれ込みH、SMプレイ的な部分は手枷とイラマ、軽い言葉責めがあるだけで概ね普通のHシーンでした。
あまりSM感はせずあくまでそれはきっかけとプレイのスパイス、ギャップ持ち二人のすれ違う気持ちのやり取りを見るための普通のBLと言った印象です。
BLをここ1年くらいで読み始めたばかりの超初心者さんや、SMモノを全く読んで来なかったSMBL入門者さんなら楽しめるかもしれない。
掲載元を調べてみたらなんと2013年の雑誌でした!そりゃ令和の凝ったBLに染まりきった者には刺激が足りないに決まってるよね…。
決して上級者では無いけれど、無駄に年季だけは入っている私のBLオタク年齢が、この作品のBL適齢期を遥に越えてしまっていたと思われ、サラっと読み終えてしまいました…絵は上手だと思うし、不快感は無いので「萌」評価です。